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悪党成敗

(毎日投稿意識する代わりにストーリーの質が下がっているんじゃないか…?)

 「ウォーラ、お前まで…!」


 謎の自信に満ち溢れていたスコード・ラムは、この場に味方がいないとわかると同時に狼狽えた。その場で頭を抱える彼に向かって、ウォーラは言葉を発した。


 「強引にここまで連れてかれて、何かされそうで。そんな相手、味方すると思う?」

 「でも、おれだぞ!?次期村長だぞ!?おれに着けばメリットだってあるじゃねーか!」


 スコードは見苦しく自分の立場をウォーラに説明し始める。だがそれはウォーラにとって重要なことではなかったようで、彼女は彼の誘いを拒絶する。


 「それ、全然魅力には思えない」


 しかもバッサリと。


 「あんたの味方をして、それでどうなるの?またあんたが私をここに連れ去るの?そんなの怖いし、嫌。それと私、あんたのこと大っ嫌いだから!」


 ウォーラはそこまで言い切ると、放心しかけたスコードの近くから離れ、俺の近くまで駆け寄ってきてくれた。彼女は俺を見上げ、頰を赤く染めて感謝の言葉を言ってくれた。


 「ありがと、ユキ。来てくれるって信じてた」

 「あぁ」


 俺は近くにいるウォーラを抱き寄せる、離さないという意思を込めてしっかりと。

 スコードはいつの間にか心を取り戻すと、俺たち二人を見てわなわなと震えていた。勝ち筋のない今の自分に苛立ちを感じているのだろうか。もし彼が持っている感情が苛立ちなら、それは俺も同じだ。俺が憎いという理由だけで大切な幼馴染をこんなところまで連れ去られたのだ。怒りが湧き上がるのも仕方がないだろう。


 「じゃあなスコード。このことは全部村長に伝えさせてもらうからな」


 そう言ってすぐに彼から背を向けたのが悪かった。次に起こる出来事にすぐに対応できなかったのだから。

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