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魔法使いの心象

昨日からTwitterで毎日投稿するようにしております。

大したことは呟きませんが、暇な方はご確認いただければと思います。

 「お、お、おー」


 店長さんは俺が生み出したパンを手に取ると、得体の知れない物を見るかのようにパンを眺める。そして一口分になるようにパンを千切ると、それを口に放り込む。すると彼は驚いたように目を見開いた。


 「う、美味い。どうやって作っているんだこれは」

 「魔法で」

 「魔法。……そうだな、うちで作るパンより美味いんじゃないか」


 確かに、本人には申し訳ないがそのような事実はあるだろう。ウォーラが俺のパンを好むように、村で作られたパンよりも俺が作ったパンの方が柔らかく食べやすい味をしている。だがそれは俺の技術というよりかは自称女神からもらった力なわけで、彼が悔しがる必要は全くないというか。


 「魔法で作ると美味いパンができるというのか?」

 「いや、そういうわけでは」

 「ともかくじゃ。ユキトは魔法によりパンを作ることができる。これを使えば食糧危機が起きようとも乗り切れるというわけじゃ」


 ズレた話題を村長が戻す。そうだ、俺の魔法の詳細についてはどうでも良い。今はこの魔法を使った本題に入ることが先決だ。

 話の続きは村長がしてくれた。俺の魔法を使うことで村人の食事は賄えるということ、しかし俺の魔法が村人中に知れ渡ることで争いの種が生まれるかも知れないということ、それを見越して俺たちは店長さんに話をしにきたということ。

 全てを聞いた店長さんは少し考え込んだ後、柔らかな笑みを浮かべて返事をしてくれた。

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