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何をすれば良いのか

完全に繋ぎ回ですね…。すみません。

 「それで、内密な話って?」


 店主さんは改めて椅子に座ると話を進めた。人の良さそうな人相が真剣な表情へと変わっていく。


 「今年の村の作物についてじゃが、例年よりも育ちが悪いことは話したじゃろう」

 「えぇ。うちで使っている小麦も、今年はあまり取れない可能性があると夏の初めにお聞きしました」


 なるほど、そういうことだったのか。今更俺は普段作っている農作物の行先を知った。芋とか野菜は各家庭に配られているということもあり、勝手に家に配られるものだとそう思っていた。

 そうなると、小麦など家庭では簡単に使えないものはどこに行っているのか。今まではあまり考えていなかったが、こうして一部の技術を持つ者の手に行っていたとなると納得できる。家で自分が食べているパンがこういうルーツでできているとは。昔日本にいた時に紙の工場見学に行った時のことを思い出す。普段自分が使っているものがこういう風にできているのかと、よくわからない感慨深いような感情を抱いたような気がする。


 「それで、それは今回の内密な話とやらと何の関係があるんですか?」

 「うむ。それなんじゃがな、解決のために協力をして欲しいんじゃ」

 「協力?」


 店主は不思議そうに首を傾げる。彼はどういう意味かわからない、と言いたげな表情をしていた。

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