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この力、誰がどう使う?

毎日投稿だと前書きのネタがなくなっちゃうんで困っちゃいますね……。

 『変に利用されないように気をつけなきゃならないよね』


 デート、という名の散歩から帰ってきたその日の夜の話。俺はラムノが言っていた言葉のことを考えていた。

 よくよく考えればこの力はこの世界に本来あるはずのない力のはずだ。このイレギュラーな力、代償も要らず物を生み出せる力を欲する人がこの世界に存在するかもしれない。いや、存在するだろう。俺が一人いれば、どんな環境の国だろうと食糧事情が解決するのだから。

 もしかしたら俺の力は、俺が思っている以上に強大な力を持っているのかもしれない。まるで神のような力、ということは理解していたつもりだった。しかし神の力を持つ人間は、実質的に神と変わらないのではないだろうか。俺にその気はなくとも、周りの人間から見れば俺は神と等しい存在なのではないのだろうか。

 ……考えすぎか、考えすぎだろう。俺が神?あり得ない。思い上がりも甚だしい。俺はただの人間だ。

 話を戻そう。俺の力が強大なものだということは認める。ならば俺ではない人が、俺の力を目当てに俺を拉致とか監禁するとかそういう可能性も……。

 ……ないわけではないが、高いとも言えないだろう。人前で魔法を使うことも少ないのだし、何よりこんな辺鄙な村にいる男を拉致監禁しようとする組織などないだろう。現代日本のように戸籍やら何やらがしっかりしているわけではないんだ。この村以外の人間が、俺のことを知っていることもあるまい。

 考えすぎだ。夜は不安な方に考えが向いてしまうんだ。寝てしまおう。今は夜だから嫌な方、嫌な方へと考えが向いてしまうんだ。

 そう思った俺は布団を被り目を閉じた。……実際には全く寝付けず、明日の畑仕事に支障をきたすことになるのだが。

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