表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/2

◇後書きという名の無駄話◇

 小説家になろう読者の皆様、お久しぶりです。

 カードゲームもできるギャルゲーこと、TFシリーズの新作をいつまでも待ち続けている笹木さくまです。


『モンスターを食べる』という要素を持った作品として私が一番最初に触れたのは、扉を殴ってレベルを上げるダンジョンRPGこと『ダンジョンマスター』でした。

 同じダンジョンRPGである『ウィザードリィ』等と違って空腹の概念があり、そしてダンジョンに落ちているアイテムが基本的に有限なため、パン等を食べ尽くしてしまったら、倒したモンスターの肉を食うしかないという、なかなかサバイバルなゲームです。

(巨大ブロッコリーみたいなモンスターが無限に湧くので、飢える事はないのですが、それの肉が本当に不味そうで、キャラクター達がちょっと可哀想でした)


 しかし、ダンジョンマスターはただモンスターの肉を食べるだけで、料理するといった要素はありません。

 モンスターを料理する話として初めて触れたのは、『ウィザードリィ・Ⅰ~Ⅴ』の世界を元にした短編集の小説『リルガミン冒険奇譚』でした。

 その中に出てくる食人植物のサラダとか、火竜の尻尾肉ローストとかが本当に美味しそうで、食べてみたいと思ったのを今でも覚えています。

(他の話も面白いので、Wizファンは是非読んでみて下さい。あと『ウィザードリィの秘密、著・棱井陽平』とかもオススメです)


 それ以降は暫く、モンスター料理物には出会う事はありませんでした(ピンクの悪魔は敵を食べるだけで料理はしてませんし……)

 しかし、昨今の料理漫画ブームに乗ってか、ついにモンスター料理を主題としてファンタジー漫画『ダンジョン飯』が登場し、めでたく大ヒットとなりました。

 あくまで個人的な感想ですが、グルメバトル漫画こと『トリコ』が先にヒットしていた事で、怪物を食べるゲテモノ料理を楽しむ下地が出来ていたのも、『ダンジョン飯』の成功に関係あるのかなーと思っています。あとモンハンの影響も無視できませんね。

(この辺の経緯を詳しく調べた方がいたらご一報下さい)


 そんなこんなで、「今ならモンスター料理物を書いても大丈夫だな。というか書きたい!」と思い、まずはどんな料理が作れるのかと、モンスターを一通り調べてみたのですが……。

 本編でも書いた通り「肉しかねえ! 食える奴も少ねえ!」という問題に直面し、頓挫してしまいました。

(『ダンジョン飯』は本当によく考えられているんだな、と改めて脱帽しました)


 ただ、せっかく調べたデータを使わないのは勿体ないので、何とか活用しようと思って書いたのが本作です。

 ついでに自分の好きな作品をステマ(ダイマ?)しようと思い、いつもよりネタ成分が多めとなっており、読み辛いかもしれませんが、少しでも楽しんで頂けたのなら幸いです。

 また、私は頓挫してしまいましたが、モンスター料理物を書いてみようという方がいましたら、心から応援しておりますので、どうか本作を反面教師としてご活用して下さい。

 それでは、何か不明な点や誤字脱字などがありましたら、感想覧の方にご連絡ください。



 追記・本作の主人公『私』はガチ百合です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ