ニャーニャーニャー の巻
そして戻ってきた2人はまたも落語みゅーじあむへ
留久子「あんたうそばかりついてるやろう。」
敏子「ホンマや!」
みゅーじあむの人「何を言うてんねん。こっちは目撃情報をちゃんと伝えてるやないかい。」
留久子「はずればかりやないか!」
敏子「ホンマや!」
みゅーじあむの人「それは知らんわ。あの日にいた人を教えてるだけやわ。でも次は犯人かもしれへんぞ」
留久子「ホンマか?・・信じられへんな。」
敏子「ホンマや!」
みゅーじあむの人「12時過ぎごろ。猫がいたんや」
留久子「猫が盗むわけないやん。」
敏子「ホンマや!どんだけファンタジーやねん!」
みゅーじあむに人「猫ゆういても、猫のおっさんや!大阪城かアメ村によく出没するらしいから行ってみるとええわ」
留久子「じゃあ行ってみるか。」
みゅーじあむの人「簡単やな!あんなに疑っとったのに」
アメ村に到着する2人。そこに山さんと浜井も到着。
山さん「猫のおっさんって聞いたことないけどなあ。いるんかいな・・・」
浜井「どういうことなんでしょうね。猫ぽいって事なんでしょうか。」
留久子「そこがわからへんねん・・・」
そう話していると、スウェットを着たバカそうな女がディッシュ配りしていた。
すごい小さな声で下を向いて配っている。それで人にぶつかっている。
女「ティッシュデス・・・ティッシュデス」
留久子「声ちっちゃ!そんなんじゃこの世界では通用せえへんわ」
敏子「この世界はチョコレートパフェやないで!」
浜井「いやいやそれあんたらがママに言われた言葉やないか。」
チャンチャン♪(オチの時に流れる音)
そして探し始める。
これと思うものを手当たり次第指をさし始めた。
留久子「あれやないか!」
敏子「猫耳つけてるだけの人やろ。」
留久子「そうか・・・」
山さん「あれやないか!」
浜井「あれはピエロの人形でしょう。」
山さん「そうか・・・」
留久子「あれやないか!」
敏子「マクドのMね。絶対違うでしょう。」
山さん「あれやないか!」
浜井「人型になった変わった街頭やろう!」
山さん「そうか・・・・」
留久子「あれやないか!」
敏子「ただの女の子の銅像やろ!」
留久子「そうか・・・」
浜井「いや2人ともな。それぽいの見つけるとかじゃないから。猫のおっさんをみつけるんやからな。」
敏子「ホンマや!」
テヘという顔する留久子と山さん
チャンチャン♪(オチの時に流れる音)
しかし、その後も探すも見つからず。
留久子「おらへんな。」
敏子「ここにはおらへんのちゃう」
山さん「じゃあ大阪城のほうに行ってみるか。」
そういって大阪城にむかう4人。
大阪城に着いた4人。
留久子「どこにおるんかいな」
敏子「うーーーん」
山さん「ここにおってくれんともう手掛かりがないからな」
浜井「よう探しましょう。」
そう言っていると小さいおっさんが4人の元に来た。しかし4人には小さ過ぎて見えない。
猫のおっさん「いやいや私を探しているというのは君たちかね。」
浜井「なんか声が聞こえるんやけど。どこやろう」
敏子「ホンマや!」
留久子「どこからか声が聞こえるねん。」
と言って猫のおっさんとすれ違いがいながら見渡すが目線に入らない。
浜井はねこのおっさんの前に立つ
猫のおっさん「おい皆既日食になっとるぞ」
みんなどこやといいながら辺りを探す。
猫のおっさん「こっちや!声は聞こえているんやろう。まずは声に近づこう。」
4人は声するほうに近づく。
猫のおっさん「見下げてごらん♪」
と歌い出す。
4人「うわー!」
そして4人が見下げると猫のおっさんに気付きびっくりする。
猫のおっさん「おまえら嘘やわ。ちらちらと目おおとったぞ。君なんか、そない身長かわらへんやろうなー。」
留久子「いやいや全然かわるわ。」
猫おっさん「ホンマになんやな。どこにおるんやろなおるんやろうな。見下げてごらん♪うあー! 楽しいか。楽しないやろ。失礼やろう。ありがとうございます。」
浜井「お礼いうかい!」
と言いながら4人でずっこける。チャンチャン♪(オチの時に流れる音)
そして、4人は聞き込みする。
留久子「5日前の午前0時ごろ。池田市ほんまち通りのビリケンさんのところにいましたよね?」
猫のおっさん「5日前はなにしとったかいな・・・その前にわしは猫のおっさんちゃうぞ。」
敏子「そんな嘘は通用しませんよ。浜井さんあれを」
浜井「え・・・・これかいな・・・」
ねこじゃらしを敏子に渡す。敏子はねこじゃらしを猫のおっさんの前でゆらす。
そうすると猫のおっさんは、猫の手になってねこじゃらしをパンチする。
敏子「ほらほら。今度はこっちやで」
と言って、ねこじゃらしを遠くでゆらす。そうすると猫のおっさんは猫ジャンプし、ねこじゃらしに猫パンチする。
敏子「とうとう正体を現しよったな怪盗ニャー面相!」
浜井「え。なんお話・・・」
山さん「あのかの有名な!」
留久子「説明しよう。怪盗ニャー面相とは、ルパン三世とも並ぶ大泥棒。駄菓子屋のネルネルネールや、おばあちゃんのハラマキを盗んだ国際指名手配犯である。」
浜井「そんなんで指名手配されるか!ハラマキなくて腹下すとか言うてるばあいか!」
猫のおっさん「バレテしまったらしょうがない。」
浜井「のるんかい!」
猫のおっさん「そう私があのかの有名な怪盗ニャー面相だ!ハハハハハ!」
と高笑いする猫のおっさん
留久子「よし!山さん逮捕だ!」
と言うと山さんは手錠をだし、留久子と敏子と一緒に飛びかかる。
ポカポカンポカンとマンガのように白けむりが立っている。
浜井「いやいやいやそんなファンタジーな想像話じゃ逮捕できひんから!」
猫のおっさん「いたたたた!ちゃうちゃう。わしはハワイ行ってたから。ほれこれこれパスポート・・・」
浜井が止めに入り、パスポートを見る
浜井「えっと・・・・あ・・・あ・・・ホンマや。1週間前から昨日までハワイに行っとったわ。」
留久子たちは猫のおっさんから離れる。
留久子「なんや違うのか。」
敏子「ホンマや!」
山さん「怪しさまんさいやったのに」
浜井「いやいや勝手なこぎつけやん!」
猫のおっさんは立ちあがり服をビシと直した。
猫のおっさん「今日はこのぐらいにしといてやろうか。」
ずっこける4人。
チャンチャン♪(オチの時に流れる音)