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お久しぶりです!
更新が途絶えた頃に書いていたもの投稿します。週末更新で行こうと思っていますが未だ未定です。
書き方など変なところたくさんあるかと思いますがリアルのストレス発散として自己満足のために書いて行くつもりですので、適当なところも出てくるかと思いますがご容赦ください。
では長らくお待たせしました。どうぞ
朝起きたハヤトたちは宿で食事をとった後、エリーにしばらくの別れを告げた。
とりあえず、一週間。一週間迷宮に潜ってみようと決めたのだ。一応飯の材料や水などの生活物資はそろえた。最悪魔物の肉を食べることも考慮し、水は生活魔法で作り出すことができるということで荷物は最低限のものだけだ。
武器の枯渇も考えられるので即席の武器を作れるように片手剣と大剣、槍を数点追加購入しておいた。今回購入したのはそこそこ値段の張る中級くらいの武器たちだ。昨日は安物の武器を使っての実験だったので、ベースをいいものにしたら作った後の武器に変化があるのか見るという目的もある。
さてそんなこんなでステラと二人昨日の迷宮にやってきたハヤト。
「いくか、ステラ」
「はい」
迷宮に入る前に決めていたことを再確認した。一つ、期間を一週間とする。どんな事態が起きたとしてもとりあえず一週間したら地上に戻ってくること。二つ、魔物との戦闘で少しでも怪我した場合、速やかに撤退すること。三つ、迷宮内での人間同士でのいざこざは避けること、などなど確認していった
そして、迷宮探索が始まったのだった。
一階層は本当に雑魚だった。昨日であった魔物と同じ魔物しか出てこなかったのでスキルポイントの獲得はなかった。二階層はソルジャーアントとソルジャーアントフライだった。要するに兵隊アリと羽根つき兵隊アリだ。どちらも倒したことのあるものだったので緊張することもなくスムーズに蹴散らしていった。迷宮内はかなりの広さがあり、次の階へ降りる道を探すのは苦労しそうだったが、探知スキルとステラの嗅覚でそこまで迷うことなく突き進んで行く。主にステラの嗅覚でその階で出会った魔物の匂いと異なる匂いのする方に進んでいくと下の階への道に出ることができたのだった。途中何度も他の冒険者とすれ違ったりしたが基本的に無視するようにしている。挨拶として軽く会釈位はしていたが。触らぬ神に祟りなしともいうし、むやみに人に関わらないようにしていた。
10階層まで来たころで、恐らく外は夜くらいになったと思う。迷宮の9階層は今までと違って広くて、下の階に降りるための階段というか道を探すのにも結構な時間がかかった。10の倍数階には休憩したり寝たりすることができる場所が迷宮の何か所にある。これはこの休息エリアの入り口が基本的に魔物よりも小さく人間くらいしか通れないものになっているのだ。
ちなみに10階層の敵はアーマーマンティス、という蟷螂を大きくして鎌を数を倍にし、目が5つあるゲテモノだ。これまでの魔物に比べたら一番歯ごたえのある連中で強靭な鎌とかなりの硬度の体皮を持っている魔物だった。初めは戦っている時その見た目の悪さに嫌気がさしていたが、戦い方はすぐに見つけた。相手の鎌を躱して、カウンターで魔拳を叩き込み後退したところに追い打ちをかけるように魔拳のラッシュを撃ちこむ。そしてアーマーマンティスが怯んだ隙に背後からステラが大剣で蟷螂にとどめを刺していくという作戦で勝利した。
「案外いけそうだな。どうだステラは?」
「この程度だったら余裕ですね。というか私とどめしか刺してませんし」
「じゃあ休憩したら、役割交代してみるか?でももし交代するなら大剣はもっと軽くして身軽にしろよ?」
「わかりました」
ステラがメインで戦うなら俺は剣で戦った方がいいか。槍ばかりだと剣で戦うとき咄嗟に動けなくなると悪いからな。ちなみに武器創造で作った疑似聖剣はまだ未使用だ。
「3時間交代で少し休もう。先に俺が見張りしておくから寝ちゃいな」
「わかりました、では少し寝させてもらいますね」
そういってハヤトはステラを先に寝かせ、入り口を見つめつつ、戦闘で使っていた武器に魔力を再充填していった。何事もなく見張り交代の時間になったのでステラと見張りを交代してしばしの休息を得た。
「ちょっと寝足りないけど、頑張って20階層まで行ってみよう」
「はい」
目覚めて、たき火と図鑑にしまっておいた鉄板を利用して簡単な炒め物を作って食べた後、少しの間蟷螂を倒して次の休憩地点目指して出発したのだった。
10階層までの魔物は基本的に通常攻撃だけだったのが、15階層位から時々ではあるが魔法を使ってきた。いきなり火の玉が現れてこちらに向かってきたときは悲鳴をあげそうになったが堪えた。
「魔法か・・・」
今までは即座に効果を反映できそうなものと生き残るのに必要なスキルばかり取得してきたが、スキルポイントを大量に獲得できている今だからこそ魔法の取得に踏み切るときかもしれないな。なんてことを考えながら、今ハヤトたちは火鼠と戦闘中だ。火鼠は体長1m弱の鼠なのだが、時々火の玉を使った遠距離攻撃を仕掛けてくることがあるので群れで襲われたときは厄介極まりない敵だ。遭遇した3匹を狩って下位層へ降りるための通路を探しながら歩く。
現在スキルポイントは結構余っている状況だ。ここで一度今のステータスを確認しておこう。
名前 オオカワ ハヤト
レベル 21→43
種族 人族
HP 2500→4700 (+5)
MP 500→940 (+5)
力 220→500 (+5)
防御 130→320 (+5)
知力 140→250 (+5)
俊敏 130→320 (+5)
スキルポイント 132
固有スキル ステータス操作 図鑑
スキル 剣Lv5 料理Lv4 鑑定Lv5 探知Lv5 生活魔法Lv2 槍Lv5 重量操作Lv5 回復魔法Lv5 身体強化Lv5(→剛力Lv5,俊足Lv5, 硬化Lv5) MP回復速度上昇Lv5 魔力操作Lv5 魔力消費減Lv5 威圧Lv5 武器創造 Lv5 能力付与 Lv‐ 予知 Lv5 剥ぎ取りLv5
ふむ。改めてみると成長したな。滝から落ちてここ迷宮都市にたどり着くまでの激闘具合がわかるな。特に身体強化からの分化スキルを取ったことに因るのか力、防御と俊敏の成長が著しい。さて、スキルについてだが、ことあるごとにレベルをマックスまで上げていったのでこんな感じになった。何気に役立ったのが予知スキルだ。これは相手の行動を察知する能力だ。ありがたいことに意識するだけで相手の行動が読めるようになったので、サバイバル生活の間、特に強い魔物との戦闘の時はこいつのおかげで命拾いした場面がいくつかあった。
(んースキルポイントも大量にあるから魔法取ってみようかな。)
昨日寝る前にスキル取ろうと考えておきながら何もしないままに寝てしまったのだった。
思い立ったら即実行。とりあえず水と風魔法をLv5で取得。炎魔法に興味はあるが素材ごと燃やしてしまいそうだから今回は見送る。ついでに、おもしろそうだったので水と風魔法からの派生形の氷結魔法と雷撃魔法をともLv5で取得した。残ったポイントはそれぞれステータスへ振り分けた。結果的にこうなった。
名前 オオカワ ハヤト
レベル 21→43
種族 人族
HP 2500→4700 (+7)
MP 500→940 (+7)
力 220→500 (+7)
防御 130→320 (+7)
知力 140→250 (+7)
俊敏 130→320 (+7)
スキルポイント 0
固有スキル ステータス操作 図鑑
スキル 剣Lv5 料理Lv4 鑑定Lv5 探知Lv5 生活魔法Lv2 槍Lv5 重量操作Lv5 回復魔法Lv5 身体強化Lv5(→剛力Lv5,俊足Lv5, 硬化Lv5) MP回復速度上昇Lv5 魔力操作Lv5 魔力消費減Lv5 威圧Lv5 武器創造 Lv5 能力付与 Lv‐ 予知 Lv5 剥ぎ取りLv5 水魔法Lv5(→氷結魔法Lv5) 風魔法Lv5(→雷撃魔法Lv5)
これで俺も晴れて魔法使いになったわけだ。主に接近戦主体だから魔法剣士になるのかな?でも、メインは槍だし、拳も使うから魔法槍士?魔法拳士?ま、どれでもいいか。さてさて、お待ちかねの魔法ですよ魔法。次魔物にエンカウントしたら魔法を試していってみよう。
「ステラ、次魔物に会ったらちょっと試したいことがあるから俺に戦わせてくれ」
「はい。今度は何をするんですか?また新しいスキルですか?」
「ああ、ちょっと魔法をな」
「とうとう兄さんは魔法も覚えてしまったんですね・・・。どんどんおいていかれていく気分ですよ」
ちなみにステラには俺のことを話してある。俺が異世界から来たこと、ステータスを自分で弄れたりすることその他もろもろをだ。当然最初は驚いていたステラだったが、あのサバイバル生活を経て理解してくれたようだった。それはそうだろう、いきなり武器作れるようになったり、今まで戦ったことない強い魔物をも倒せるようになっていったんだから。
もちろん話すかどうかはかなり迷ったところだが、状況が状況だったから仕方なくだった。他言無用で頼むといっておいたから誰にも言わないだろう。言わないよね?ただ、異世界ということだけは理解してくれなかった。能力についてはすごいと褒めてきてくれたが、別段そのことでおびえられるとか変人扱いはされなかった。
さて、現在17階、出会った魔物は前に会ったロングヴァイパーに似た魔物なのだが胴回りが段違いに太く、牙も鋭い。
ここでちょっとした問題が起きた。魔法って制御難しすぎる。いきなりLv5にしたのはミスだったかもしれない。
何言ってるかって?とりあえず風魔法を唱えてみたんだ。弱めの技をね。確か念じたときに出てきた名前が風刃ってやつだった。名前の通り風の刃が相手に飛んでいくまではよかったんだよ。普通さ、表皮が軽く傷ついたりするレベルかなと思うじゃない。蛇のね、輪切りができてしまったんだよ。そりゃもうサクッとね。
トゥルトゥトゥトゥ、トゥルトゥトゥトゥ♪
三分クッキング~♪って三分もかからなかったか。
「にいさん・・・」
「待て、みなまで言うな・・・」
「でも・・・」
「ぐぬぬ」
唸ってしまった。で、でもさ、強すぎて困ることってあまりないでしょ?確かに今はまだうまく制御できてないけど制御できるようになればいいだけだ。うん、そうだよ、何も悪いことじゃない、悪いことじゃないんだ。心で自分に言い聞かせた。
そこからは風、水、氷、雷の順番で練習していくことにした。といってもまだ風の練習段階なのだが。魔法はMPを消費するから無限には撃てないし。魔物を切り刻みながら順調に20階層までたどり着いた。新たに手に入れたスキルポイントで罠探知と罠解除のスキルを取得しておいた。
普通の冒険者のパーティメンバーならば、腕によりけりではあるが普通は何回も迷宮にはいったり出たりしながら、出現する魔物に対策を練ったりして時間をかけて攻略していくものなのだ。だが、ハヤトは他と違ったがために、いきなり迷宮に1週間こもってみようなどと思ったのだ。なお、本人はそんなことまったく自覚がないのだった。
コメントいただきました皆様に感謝をこの場を借りて伝えさせていただきます。
この先もしコメントいただいても返信に時間かかるかまとめて返信させていただくかもしれませんが、ありがたく読ませていただいております。
更新日や更新時間など決まったら活動報告にあげたいと思っています。
至らぬ作者ですが気長に付き合っていただけますと幸いです。




