表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
男装ガール2  作者: 空井美保
男子校に男装して??
4/12

寮生活開始!ハラハラドキドキの3年間、「よろしくおねがいします。」

新しい学校になった赤町男子高等学校。

庭も新しく出来て、学園のようになったけど、わたしにとっては最悪・・・・。

本当に美亜ちゃんのようになってしまった・・まだわたしが男のフリをして学校生活を送っているなんて

誰も知らない。

男子40名+女子1人の生活・・これからどうなっていくの?


「ここが食堂ですか!新築の香りってやっぱりいいな~」

そんな独り言を言っていると

日向くんたちが食堂にやってきた。

「今日から來琥と一緒か、悪いことおきなければいいけど。」

小さい声でぶつぶつ言っていた日向くん。

あれ?なんか昨日と性格が違う?そんな風に思ったら

聖夜くんと新くんにつれられて、人目がつかないようなところに・・。


「日向はああ見えて、Sな性格だからな?優しいって思うのも2日ぐらいだけだ。」

「聖夜と俺もはじめて会ったときは優しいやつだなって思ったけど・・」

「全然だった・・。独り言がきついんだよね・・・」


見た目はとっても優しそうなのに・・

色白だし、目は二重だし、身長も163センチで低いし・・

昨日までの優しさはどこへ言っちゃったのでしょう?


もう一度食堂へ行ってみると

テーブルに4人が座って食べていた。

あわててご飯を持って、そのテーブルに行くと日向くんが

「來琥ってさ、声高いよね」

「あ、うん・・でもさ、声が少し高い男子っているだろ?」

「たま~にいるね、ヴォーカルやったほうがいいかもしれないな・・」

そうすると大地くんが

「そうだよ、日向は歌詞作るのうまいから、作曲とかしたら?來琥のために」


今日の朝のこと、本当に気になってしょうがない・・ばれちゃったのかな?

そんなことを考えていると、またしてもボーとしていた。

そしてご飯を食べ終わり

庭で空を眺めていると、新くんと聖夜くんがやってきた。

「取って置きの日向の秘密が聖夜もってるんだけど、知りたいか?」

「え?あ、あ、うん。」

取って置きの秘密ってなんだろう・・・・?

「日向は今、お母さんもお父さんもいない。」

「どうして・・?」

「その理由は事故でなくなったんだよな?新。」

「おう、亡くなったのは日向が7歳のときだったっけ?」


これが日向さんの秘密・・?とっても小さい秘密のような・・ものすごく大きい秘密のような・・

わたしとはまったく違う人生を歩んでいた日向さん・・少しでも喜んでもらえることしたいと思った。


次の日の朝

今日は授業が休みのため、早く起きて、わたしが大好きなダンスを踊っていた。

これでも中学のときはダンス部に入っていたわたし。中学の全国大会で優勝したんです。

曲はもちろんLoveis4の次に大好きなBERRYS。

ミライ→レッツゴーはのりがよくて踊りやすいので大好き。

一生懸命踊っていると、教室に4人が入ってきた。

何をするのかな?と思いながら踊り続けていると聖夜くんにラジカセの音を止められた。

「どうして消すんですか??せっかくやってるのに」

「今日から5日間休みだ。その間にキーボードの基礎を教えてやるから来い。」


それだけを言って消えてった男子たち、追いかけようとすると

大地くんが待っていた。

「大地さん・・・・・・・・」

「音楽室、使ってないから、行くぞ!」

「はい!」


大地は実は來琥が女だということに気づいているのだ。

だけど、なぜか見守っている。

なんのためだろう。


「僕、1年生のときにピアノをやってたので、楽譜とか使い方はバッチリです。」

「そうなんだ。でも、一応聖夜が教えてくれるから、基礎の上をね」

と日向が言った。

「でも・・僕、この後、出かけないといけなくて・・」

日向「じゃあ、付いていくよ、僕も行きたいところあるしね」


そんなわけで、買い物タイムになり

日向くんと2人で買い物することになった。

元々、男子物の服を買うつもりだったし

出来たら日向くんにおすすめを教えてもらいたかったので

ちょうどいい♪

「僕、ここの服屋でオーダーメイドでライブ衣装作ってもらってるんだ、Sっていう店。」

中に入ってみるとカラフルな服がいっぱいで

女の子でも十分着れる服がたくさんで

ついつい女子のときの自分に戻ってしまいそう。

「あの服とこの服だけにします。まだ買いたいけど、学生だし。」

「じゃあ、帰ろう。」


その頃聖夜たちは音楽室の機械の掃除。

機械が壊れていると

レコーディングのときにノイズが出て

CDとして売り出せなくなるため

掃除は2日に1回は必ずやり、機械を操作するときは

点検をしてからやるのがきまり。

今日は日向がいないため、聖夜が掃除。

「あの2人なんか変だよな、いっつもくっ付いてばっかりでさ」

と聖夜が口にすると新も

「もしかしてだけどさ、女だったりして、あいつ、肌白いし声高いしな~」

女だと知っている大地は

わざと話しに入り込み

「女だったらこんな学園に入らないでしょ~~」

とあくまで知らないふり。


買い物から帰る途中

日向が

「歌うときの声ってどれくらい出せる?オクターブとか・・」

「えっと・・3オクターブとか・・?」

「そうなんだ、腹筋とか腕立て伏せとか一日何ぼ?」

「やってないです・・」

そうするとずばり言った・・

「やっぱり歌はだめだな~」

それを言われた來琥は必死に言った

「どうしてですか!!僕、歌大好きです!」


驚くべきことが・・・・

「だって、來琥は男じゃないもの。」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ