プロローグ:始まりの日
はじめまして。
威武と書いてイヴと読みます。
人生初の創作小説なので、稚拙な文章や表現が多々ありますが、楽しんでいただければ幸いです。
「うふふっ。これで、やっとお姉ちゃんとしてあなたのそばにいられる。ふふっ。」
3本の電車を乗りついであとは駅から家に向かうだけだ。
嬉しそうに一人の美女が愛しい人の住んでいる、これから自分も住むことになる自称「愛の巣」に向かって歩を進めている。
まるで子供のように無邪気に、ときどきスキップがはいったり、可愛らしいはなうたを歌ったりしている
その光景はなぜか、怪しげさを秘めていた。
とうとうこの日が来てしまった。
ボク京橋遥に姉ができる。
正確には父が再婚するのだ。
そして再婚相手の連れ子が1つ年上の女の子なのだ。
本当なら、新しい家族として、あたたかく迎え入れてあげなければいけない。
分かってる。
そんなことは頭の中では分かっているんだ。
でも、あの人は怖い。
見た目も100人いれば、70人が「綺麗」、28人が「美しい」、残りが「びゅーてぃふぉー!!」というくらい優れているしとても清潔感もあり、勉強も授業料を免除されるくらい得意だし、スポーツも申し分なく、まさに完璧超人なあの人が。
この説明だけだと特に問題がないと思われるだろうが、たった1つだけあの人にも欠点がある。
それは、あの人は、今日からボクの姉になる人はボクのことを愛しすぎているのだ。
今日から義姉になる旧姓倉池、今日から京橋命に対して恐怖と不安を抱いていた、そんなときだった。
ピンポーンッ!
恐る恐るモニターを覗くと、そこに彼女はいた。
とても美しく微笑んでいるが、それと反比例するように、ボクは怯えていた。
そのことを悟ったのか、彼女が口を開き、「ねえ、早く中に入れて。ハルちゃんの顔を見ながら話したいわ。これからのことについてもね。」
彼女の瞳は見えていないはずのボクの瞳を確かにとらえていた。
とてもスローペースなので、目標は週1投稿として頑張ります。
今後ともよろしくお願いします。




