宇宙人の存在証明
神は存在した。では、宇宙人は存在するのか?私の答えは『存在する』だ。理由は、神と同じで存在した方が世界が面白い理由があり、現実的に存在できる理屈さえあればいい。
宇宙が誕生してから138億年が経過しているというのが真実だと仮定して話を進めていく。
その場合、地球外生命体が存在しない可能性は0だ。地球の年齢は46億年、宇宙の年齢の半分以下の年月で人類は誕生しているし、太陽系と似たような環境が広大な宇宙で1つも存在しなかったなどあり得ないのだ。
なので、宇宙人は居る。
では、なぜ接触して来ていないのかだが、宇宙も法律があり文明レベルが低い場合、干渉しない事が決められているという理由が多く語られるが、法律が有るという事は破る連中が居ることの証拠でもある。
実際に1900年代には目撃情報が多数あった。だが、証拠となるような写真も映像も合成ではないという確たる証拠もないが嘘であるとも断言されていない。
とはいえ、大っぴらに宇宙人は往来していないし、誘拐されたと言っている人たちの証言の信憑性も無い。
この状況は何かに似ている。気が付かないだろうか?神と同じなのだ。実在してもおかしくはない理由があるのに確認されていない。つまり、地球人の中で宇宙人は居ないと否定している人たちが居るし、その証言にも正しさがあるのだ。
だから、否定派が否定できない論理を展開すれば、宇宙人は存在する。
神と同じく霊的な存在だと仮定すれば存在できるのだ。そもそも物理的に太陽系外から宇宙人が肉体を持って地球に来ることなど不可能なのだ。
その理由を説明しよう。まず、宇宙人は実体を持たない精神体であるというのが私の結論だ。
実体では他の居住可能な惑星に移住する事は不可能だ。そもそも寿命が短すぎる。そして、消費するエネルギーも膨大だ。とても補給無しで宇宙旅行などできない。肉体を機械化して寿命を延ばしたとしても同じことだ。というか、機械化する事で寿命はさらに短くなるだろう。
現存するパソコンの性能が上がるごとに部品の対応年数は増えただろうか?減っただろうか?答えは減っているのだ。性能が上がるごとに複雑化し、一個の部品の寿命は短くなっている。
つまり、機械化する事で生物としての寿命は短くなるのだ。さらに悪い事に、高性能になればなるほど必要な部品が増え、機械の機能を維持するための資源とエネルギーは増えていく。だから、機械化したとしても実体を持った存在は宇宙旅行に適さないのだ。
そして、『ワープ航法は存在しない』これも断言できる。もし、存在しているのなら実体を持った宇宙人が来ているはずなのだ。だが、来ていない。ゆえにワープ航法は存在しない。
この結論に対する反論で暗黒森林論があるが、それも否定できる。圧倒的科学力を持った存在が、文明レベルの低い種族に発見される事を恐れる必要が無いのだ。先制攻撃されようが無効化出来る技術が確立されているはずだし、そもそも恒星のエネルギーを扱える文明レベルに達している宇宙人は他の文化を侵略するメリットが無い。
恒星は宇宙に無限に存在している。そこからエネルギーを取り出せる時点で、争う必要が無くなる。有限な土地や有限な資源だから争って奪う必要があるのだ。
無限であるものを奪い合う必要が無いのだ。
暗黒森林論は、エネルギーは有限で独占しなければならないという貧乏人の思考から生まれたモノなのだ。
だが、この地球には無意味に他人を殺す者も居る。殺す事が楽しくて仕方ないという存在もある。そういう宇宙人が文明を築き、高度な文明を保って居れば前提は崩れるのだが、そもそもそんな無慈悲で残虐な性質の宇宙人が文明を築けるのかという疑問がある。
作られた建物、優秀な人材、そういったモノを快楽の為に破壊する性格の宇宙人は自分の文明を維持できないし、誰かが優れた発明をしたら、その成果だけ奪って殺すだろう。
そんな、奪い合いを良しとする文明が発展するだろうか?
答えは『発展しない』だ。暴力が至上とされる文明は、地球上でも発展することなく滅んでいる。今、残っている国家で最も発展しているのは、科学者を優遇し、暴力や権力の暴走を抑制する法律を整備し、それが正しく機能している国だ。
独裁国家はことごとく滅び、残っている独裁国家も未来永劫繫栄している姿は想像できない。いずれ、民衆の不満が爆発しクーデターにより滅びる事が予想できる。
歴史上、独裁国家で滅びなかった例は無い。これは、今のところ事実だ。今残っている独裁国家が滅びなかったら私の仮説は間違っていたと訂正しよう。
もう一つ可能性がある。全ての宇宙人が人間とは違い個性を持たない存在であり、低レベルの文明に干渉しない事を決めている場合だ。地球上では蟻が近い存在だろう。このタイプの宇宙人なら存在している可能性もあるし、ワープ航法も否定できなくなる。
だが、今現在、蟻の様な個性を持たない宇宙人も確認されていない。神話や伝承レベルでは存在していそうな話もあるが証拠が無い。なので、今現在は、ワープ航法は無いし、実体を持つ宇宙人は存在しないという結論となる。
という訳で、宇宙人は精神体であるという結論となった。
さて、精神体の宇宙人が居たとして、コミュニケーションの方法は在るのだろうか?精神体なので音を発する事は出来ない。となると、テレパシーで対話するしかない。今までの記事で書いた方法、想像力で会話する事は出来るのだ。
ここまで、読んで気が付いただろうか?神も宇宙人も精神体でテレパシーで会話するしか無いのだ。そして、神も宇宙人も人類を超越した力を持っている。
私が神と崇めた天照様は本当に神だろうか、それとも宇宙人だろうか?
まあ、どちらでも問題は無い。奇跡は起きて精神体は在るのだ。結果は変わらない。だが、神は信じないが宇宙人は信じられるというのであれば、神ではなく宇宙人と会話してみると良い。宇宙人も存在しているのだから。
最後に、精神体の宇宙人の性格と目的だが、性格は温厚であり無欲だと言える。何しろ肉体を持って居ないのだ。食事をする必要もないし死ぬ事は無い、怪我をする事も老いる事も無い。
狂暴になる理由も貪欲になる理由も無いのである。
人はかけがえのない命が危険にさらされているから恐怖を感じ狂暴になる。人は肉体が老いるから晩年に不自由しないように多くの財貨を貯めこむのだ。人は暴力が恐ろしいから武装し、死が怖いから先制攻撃をし敵対しそうな者や自分より優れた者を攻撃するのだ。人が狂暴化し貪欲になる理由は肉体があり、老いて死ぬからだ。
さて精神体の宇宙人は温厚で無欲である。その目的は、創造神とほぼ同じと考えて良いだろう。この肉体を持った人間が限られた人生の中で喜怒哀楽を感じて生きるドラマを見ているのだ。
この宇宙人が人類に介入するとしたら、どんな時だろうか?
それも神と同じだ。地球から動物も植物も全て死滅するという最悪の状況になるまで介入する事は考えにくい。そんな事をすれば地球という物語が壊れてしまうからだ。ならば、やれる事は神と大きな違いはない。なので、どちらと対話するかは好みの問題となる。
むろん、あなたの中で、神も宇宙人も居た方が人生が楽しくなるというのなら両方と交渉しても問題は無い。




