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誰がために神は在る?  作者: tatibana nozomu


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幸せな人生

 さて、今まで様々な人生のデメリットだけをあげつらってきた。それは、幸せな人生とは何なのか説明する為だ。


 どんな人生にも不幸になる要素はあるのだ。だから、幸せに成るために必要なのは金でも権力でも才能でも生まれてきた環境でもない。自分が幸せになれると思った環境が本当に自分に合っているのかが重要だ。


 金持ちや権力者に成って幸せに成る為には、誰も信じずに己の幸せだけを追求できる性格でなくてはならない。他人を信じたり、奉仕したり、愛したりすることに幸せを感じるのなら幸せには成れない。

 人を疑い、信じずに、奪うだけで奉仕せず、他人が苦しむのを見て喜べる性格でなければならない。そういう人間は金持ちや権力者に向いている。


 一流のアスリートになって幸せに成る為には、勝負事で相手を負かす事に罪悪感を覚えない冷徹さが必要だ。負けて悔しがる相手を見て可哀そうだと思う性格では勝てない。負けた相手が悪いと割り切れる性格でなければ一流でいる事は出来ない。


 美男美女でモテモテの人生を送るためには、誠実に生きたいと思うようでは幸せに成れない。自分はモテるんだから複数の人間と関係を持つのが当然、美しさを失って去って行く者には執着しない。

 金持ちや権力者に気に入られるために、貞操は守らない。求められるがままに提供する。そういう性格なら幸せになれるだろう。


 天才で幸せに成る為には、良心など捨てて、好きな事を好きなだけ研究すればいい。他人のことなど気にしなければ、幸せになれるだろう。


 平凡な人生で幸せに成る為には、他人と比べるのを止めればいい。そうすれば、優しさを失わず。貞操も守れ、命の危険は無く、高級品を除けば好きな物を好きな時に買える。


 大切なのは自分の性格だ。


 それを知らずして幸せには成れないのだ。性格を知るために必要な事は何か?それは経験だ。色んな事を体験し、人と関わり、何が好きで何が嫌いか、人生を通して知る事だ。大体は成人する前に自分の性格は分かるだろう。

 勝負事が好きか嫌いか、人に優しくするのが好きか嫌いか、人を苦しめるのが好きか嫌いか、それを知った上で幸せに成れる人生を選べば良い。


 自分に合っていれば、望んだ成功を得られるだろう。


 この世界で、あなたを一番知っている存在は何だろうか?神か?父か母か?祖父母か?親友か?占い師か?それらは全て間違っている。


 この世界で、あなたを一番理解しているのは、あなた自身なのだ。


 生まれてから、今までの人生で何を感じ、何を思い、どうやって生きて来たのか、一番よく知っているのは自分自身なのだ。だから、客観的に私の声を聞くために、私は私のエゴの声を聞かないために神を設定した。

 肉体を持たず、私に何か見返りを求めずに真実を話す存在として、私の心の中に神を創った。もちろん、今までの人生の全てを見て私にアドバイスをするという設定で答えを聞いたのだ。


 これは、神の存在を信じない者の為に書いた。


 ここからは、神を信じる者の為に書こう。確かに、私は私自身と対話した。ハイヤーセルフと呼ぶ者も居るだろう。だが、それだけでは説明がつかない事が起こっている。それは、天照様と約束した事が実際に起こった事だ。

 これだけは神が存在する証明となっている。もちろん、信じない人にとっては偶然が重なっただけとか、自分で過去に願った事を実現しただけだと言うだろう。


 だが、私にとっては神の存在証明だったのだ。


 そうして、今、私は自分が望んだ幸せな環境に居る。それを奇跡と思えるか、ただの偶然と思うのかは好きにすればいい。

 私は、世界の真実を知りたかった。それが分からないまま死んで消滅するのが恐ろしかった。魂が存在しない世界では、死は本当の終わりで続きが無い。これが、真実なら私は不老不死に成るか、出来るだけ長生きしなければ成らなかった。

 生きる事に執着しなければ目的が達成できなかったのだ。だが、神の魂の精神体の存在が確認出来た今は生きる事に執着はしていない。いつ死んでも問題ないと気楽に生きている。

 金を貯める必要が無くなった。家族を残す意味もない。ただ、死ぬまでの間、好きな事をして生きて良いという理由を手に入れたのだ。


 私は、幸せに成る方法を編み出した。


 あなたも試して見ませんか?神の声を聞いてみませんか?お金も霊能力も要りません。想像力だけあれば可能です。神は信じる者の為に居た。あなたは神を必要としますか?不滅の魂は要りませんか?


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