表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界に転生したもののトカゲでしたが、進化の実を食べて魔王になりました。  作者: トモモト ヨシユキ
2 初めての人間の町と望まれぬ王子
15/121

2ー3 王子様?

 2ー3 王子様?


 ライドウは、俺たちが持っていた魔石を何個か買い取ってくれた。

 俺たちは、魔石がどれぐらいで取引されているのかもわからなくて、ライドウが申し出た料金で売ることにした。

 「こんな品質のいい魔石をこんな安くで手に入れられるなんて、俺は、ラッキーだ」

 ライドウは、ほくほくした様子で話した。

 「お前たち、今夜の宿がないなら俺の家に泊めてやる」

 「それは助かるけど、いいの?」

 俺がきくとライドウは、にやっと笑った。

 「それぐらいさせてくれ」

 ご機嫌なライドウだったがそれも長くは続かなかった。

 マリージアの街への入り口の門で俺たちが門番に止められてしまったからだった。

 門を通るためには身分証が必要だったが、俺たちはそんなもの持っていなかったからだ。

 ライドウは、ちっと舌打ちすると、門番にそっと何かを渡した。

 「すみません、こいつら、ちょっと足りない連中で。俺の連れで無害な奴らなんですがね」

 「仕方ないな」

 門番は、にやっと笑った。

 「明日にでも冒険者ギルドで登録して身分証を持ってきな。今日のとこはあんたにめんじて通してやるよ」

 「ありがとうございます」

 そうして俺たちは、なんとか無事にマリージアの街へと入ることができた。

 「ばかか、お前たち!」

 ライドウは、顔を真っ赤にして俺たちを睨んだ。

 「今時、なんの身分証も持ってないなんて、どこの田舎者だ!」

 「だって、知らなかったから」

 俺が言うとライドウは、心底呆れた様子でため息をついた。

 「まあ、いい。お前たちは、俺の客だからな」

 俺とリリウスは、明日にでも冒険者ギルドに行くことにした。

 ライドウが言うには、街で魔石を売るのにも身分証は必要らしいからな。

 それから、俺は、ライドウにこの街に来た理由を話した。

 すると、ライドウは、会ってから一番の驚きの表情を浮かべた。

 「お前たち、ライディア様の客なのか?」

 「客というか、褒美をくれるっていうから来ただけだけど」

 俺の言葉にライドウは青ざめた。

 「ライディア様に褒美を頂くってのか?」

 俺たちが頷くと、ライドウは、何やら考え込んだ。

 そして、俺に説明をしてくれた。

 「ライディア様は、最近、王都から母がたの叔父であるラダクリフ辺境伯のもとを訪れておられるがこの国の王様の第3王子であられるお方だ」

 マジですか?

 

 

 

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ