表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強武器から始まる異世界転移~装備したら女の子になってたんだけどっ~  作者: べちゃっとパンケーキ
雪の国ノールと冒険の始まり
9/13

今後の方針

ぼ、僕が悪いんじゃないんだ。すべてはモンハンが……と、言い訳はそこそこにして申し訳ありません。3月中に一話更新する予定だったんですが、大分遅れてしまいました。それではどうぞ。

 スゥと再会してから数日が経った。驚いたことにあの書庫は地下にあったようで地上には木造二階建てのわりと立派な建物があった。玄関を出ての正面には雪原、後ろには森がありアルが居た洞窟は森の先にあるそうだ。


 ちなみに現在、ダルタニャンにこの建物の屋根の上でスキルの練習がてら、索敵をして魔物を見つけ次第倒してもらっている。というのも使い魔が獲得した経験値の半分はスキルを使った人に入ってくるそうなのだ。話し相手として女神からもらったスキルだけど、予想外の効果があって、ホントもう感激です。


 と話しは変わるけど、スゥ曰くこの建物、少し前までは宿屋兼冒険者ギルドとして機能していたそうだ。もっとも今はなんらかの理由で放棄されていて、稼ぎ方の知らない僕たちからすれば寝床と食事、入浴を無償で提供してくれる良い場所なのだ。


 そうそう、昨日スゥがやって来て新しいステータスプレートを持ってきてくれたのだった。というわけで真・ステータスプレートはこれだ!


____________


名前:アオイ・カワサキ 性別:女(?) 年齢:13(くらい?) 種族:人族 

職業:旅人 レベル:2 称号:なし

魔法適正:氷/光〈双属性ツヴァイ〉 魔法タイプ:魔導書型


〈能力値〉

筋力:28(+15) 耐久:30(+20) 敏捷:200(+20) 魔力量:630 操魔力:790(+30)


HP 500/500 MP 6710/6710


〈加護〉

銀麗姫の加護 月の女神の加護


〈使用可能魔法〉

氷/光魔書魔法 (契約:銀麗姫の英傑譚)


〈装備品〉

月詠(ランクS) 操魔+30 

特殊効果 〈纏魔〉魔力を纏うことが可能


天照(ランクS) 筋+15 

特殊効果 〈吸魔〉魔法を打ち消し、魔力を吸収することが可能


黒綿の服(ランクB) 耐+15 

特殊効果 〈快適〉動きやすい形に変化し、気温による影響が減少


隠者のローブ(ランクA) 耐+5 敏+20 

特殊効果 〈隠者〉フードを被ることで相手から認識されにくくなる


〈所持スキル〉

【剣の心得】    Lv 1/5

【操魔】      Lv 1/1

【ルーンマスター】 Lv 1/10

【言語理解】    Lv 1/1


〈ユニークスキル〉

【使い魔召喚】   Lv 1/1

【能力値倍化】   Lv 1/2

【双魔剣術】    Lv 1/10


〈カースドスキル〉

【性転化】     Lv 1/1

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

【双魔剣術】new!

▪双剣術と魔法剣術の複合スキル。アビリティの習得が可能となる。またオリジナルの

アビリティも作成できる▪

____________


 と、こんな感じにアップグレードされています。この表記の感じ、本当にゲームみたいだよね。それと新しいスキルが生えているのは、おそらく本に触れた時に出会ったあの美人さんのオマケとやらだろう。加護を付与できるならこの呪いのスキルも解いて欲しいものだ。あとアレだ。あの本は魔導書と言って、魔法タイプが魔導書型の人には絶対に必要となる代物らしい。とスゥが言ってました。


 とまあ、それは一旦置いておいて……寒いね。非常に。雪がこれでもかってくらい降ってるんだよね。そして寝室には暖炉が無いので、談話室か食堂に行かないといけないという……スゥは1つしか無いカイロみたいな道具独占していくし。


「なにが『添い寝してくれたらあげるよ』だよ。多少自重してるみたいだけど正直あんまり変化が感じられないくらいだしなぁ」


 スゥとは小学生からの仲だけど、歳を重ねるごとにロリコン度が増していったが、不思議と人気があった。おそらく彼女以上に情報通な人が居なかったからだろう。噂から少し専門的な分野に踏み込んだ話まで、結構話が通じるのでこれ以上無い話し相手だ。


〝バァーン〞


「失礼するね! 今すぐ談話室に来て。話はそれからね」


〝バァーン〞


「え、えぇ……今の何? ていうか、うるさいし。そんな勢いよく開け閉めしなくても……」


 アルもそうだったけど僕の知り合いはもう少し常識ってものを学んで欲しいものだ。ドアの方が先に限界を迎えて壊れそうだ。借りているだけだから大事にして欲しい。


「じゃあ……嫌だけど、物凄く嫌だけど、談話室にれっつらごー」


 独り言激しいな……自分。


◆◇◆◇◆◇


 暖炉の薪がパチパチと音をたて、燃え盛る談話室にて。僕はスゥの隣に座るのは怖いので、机を挟んで反対側にあった一人用の革ソファーに座る。地球にあった高価な物と比べると劣りはするが、それでも一般市民からすれば十分過ぎる座り心地だ。


「言われた通り来ましたよ……ってそれ何やってるの?」


 机の上に大量のフラスコが置いており、そのすべてに濃い緑か紫色の液体がごぽこぽと怪しげに泡を噴いている。毒……ではないよね? それにしても暖炉とはこんなに素晴らしいものなのか……これは一瞬で寝れる。


「これは回復用のポーション……色悪いけど。それで今日呼んだのは、この世界についてある程度の知識を付けてもらうため。要はお勉強だね」


 あれ? 今日のスゥは結構真面目だな。いつもならモザイクかけたいくらいの顔になっている頃なのに。これは久しぶりに真面目モードのスゥが見られそうだ。


「地理とかはまあ追々話すとして……当面の目標を話しておこうか」


 おおっ! やっぱり真面目スイッチ入ってるね。


「葵は何を優先するべきだと思う?」


 スゥがそんな質問をフラスコをシャカシャカと振りながら投げかけてくる。目標はこの世界に来た瞬間からぼんやりとは決まっているけどね。


「それは、まああいつらとの合流が先でしょ。僕たちの身分的にこの世界の人たちにバレると色々マズイらしいし。元の世界に帰る条件である〈災厄〉とやらを探しつつあいつらの情報も集める、みたいな感じだよね」


 抜けている奴も多いし、どこぞの女神様の話だとこの世界で死ねばあちらの世界で会うことができなくなるらしいからね。


「うん、そんな感じだね。じゃあそのために効率の良い方法は何だと思う?」


 一人一人各地を巡って探し出すのは非効率過ぎるから……


「僕たちの名前をこの世界全土に轟かせる……?」


 しかし、地理がある程度分からないとその方法は光らないな。アルから聞いた地理の話だと海を航海することは大陸の国々により禁止されている。つまり海外には“何か”があるんだろうけどバレると不利益になるモノなのだろう。島があってそこに転移させられた奴が居るなら少しどころか大分厄介だ。


「うん、一番手っ取り早いのはその方法。それでポーションを売りに行くために一度だけ近くの街に行ったことがあったんだけど、そこで噂されていたのがソロ Sランク冒険者の“雪姫”アルベナが消えたという話だったの。そして噂の人物を探しだした人物として名前を轟かせるのはアリだと思うんだけど、インパクトが足りないよね、インパクトが」


 ソロでSランクはいまいち凄さが分からないけど今僕たちが居る国“ノール”には名前が行き渡りそうだ。広告塔として働いてもらうのはアリだね。ただスゥが言う通りインパクトが足りないよね……何か無いだろうか。


「それは今考えてもしょうがないね。なにせこの世界に来てまだ1ヶ月も経ってないし。追々、考えていくとして……」


 そう言ってスゥが話を切る。


「魔法の授業でもしましょうか。葵も魔法使いたいんじゃ無いの?」

ありがとうございました! 進みが微妙で申し訳ない。一話目から大幅改稿を行っていますので時間がありましたら、見ていただければと。

あとツイッターを始めたんで、べちゃっとパンケーキと検索していただくかこちらのリンクでとべると思います。

https://twitter.com/75bx20ebnzry4s6

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ