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大日本帝國(仮)  作者: あらら
第三章 調査部隊
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第六話

今回はこの小説の第五十部記念として結構頑張りましたなので普段とは文字数が段違いですよ!(…疲れた)


膠着状態に終止符をうったのは女性(仮)からだった。


「あなた…日本人?」


「…は?」

女性が開いた口から出てきた言葉は現地語ではなく日本語だった。これは驚きぃ!という感じである。なぜなら現地語でなにか言われるのかもしれないと思ったからだ、ちなみに現地語は喋れない。


「いや、あなた日本人?って聞いてるのよ…もしかして日本人じゃない?」


「いやいや、私は日本人だ、しかし驚きだなこの地の人が日本語を喋るとは」


「いや、私日本人だよ」


「…は?」


本日二度目の驚きである。


この地で日本人?は?本当か?だとしたらどうしてだ?


「あなた私が日本人か、疑っているんでしょう、私は正真正銘の日本人よ、ちなみに名前は山居(ヤマイ) 恵子(ケイコ)っていうの」


「そうか疑ってすまんかったな、ああ、私の名前は桶田(オケダ) 明夫(アケオ)だ」


「宜しくね」


「ん?…あ、ああ宜しく?…まあいい、そういえば」


「何?」


一寸気になったことがあったので、失礼かもしれんが…聞いてみることにする、情報を聞くことも諜報活動の一環なのだ…はて最近諜報活動らしい諜報活動をしたっけな?


「君は…なんというか…」


「早く言ってよ」


ええいままよ。


「ガリガリだね」


「ああこれね、ここは食べ物が足りないから…」


「そうか…あ、じゃこれ食べる?」


そういって取り出したものは乾パンであった。

乾パンを差し出すと無言で取られ、食ってしまった。そして彼女は静かに泣いていた。

俺は無言で見守ることしかできなかった。




彼女は食べ終わると唐突になぜ自分がここにいるのか話始めた。


「私がここにいるのは…



==================

私山居 恵子は皇紀2年に生まれた。

私は小さい頃からしっかりとした意識があった、なぜなら実は私は転生者であったからだ。

死因は覚えてるがあまり思い出したくない。

話を戻そう。


意識がしっかりとしたのは小さい頃と言ったが正確には生まれてからすこし経ってからのことだった。


意識が戻った時、私は前世でよく見た転生もののチートで楽できる日々がくる!やったファンタジー万歳、と思い、さっそく転生ものの小説で定番な魔法を唱えて見ることにした。

家族が居ないことを確認し魔法(笑)を唱えた。


「ステータスオープン!」

「メラァ!」

「ファイヤ」


しかしなにも起こらずただ、そこには虚しい空気がひろがっていた。

それから数日後のことであった、奇跡的に見ることのできた新聞紙や家族の会話を聞いていると完全なザ・日本語であった。

くそう、私のファンタジーで楽しい生活がぁぁぁぁ!と当時は思ったものだが今考えると…お前のものじゃねぇ!という突っ込みがただただ出てくるばかりである。


その後私は他の人には自分が「転生者」ということをひたすら隠して生きた。

前世の知識(チート)があるお陰で地域の人からは「子天狗」とか「百年に一度の天才」とか言われていた。そのせいで誉め殺されるかと思ったわ。


チート知識を生かしつつ平凡な毎日を送っていた。

しかしとある切っ掛けで、平凡で平和な毎日が崩れ去ってしまった。それは中1の夏休みの時であった。二度目の人生、二度目の中学校生活を満喫をしていた彼女はこのあと来る受験に備えつつもだらーと過ごしていた。そんなある日沖縄に旅行に行くことになった。

この頃の日本に飛行機を使うというのは大変高価でありもっぱら金持ちが旅行に使う程度であった、一般庶民が旅行などに行くときは、鉄道か自動車か船だった。

山居 恵子が生まれたのは一般の中級階級の(恵子以外)普通な家族であったため船を使うことになった。


しかし航行中に大変な事故があった。それは乗っていた船の沈没。

被害がどれだけでたかは知らないけどその時私は親とはぐれ、浮いていた木に独り捕まって耐えていた。


次に目が覚めると知らない天井だった。

周りをキョロキョロと見回していると一人の金髪で若く美しくそして巨乳な女性が入ってきた(巨乳なことに少し女として悔しかった、私ももう少し胸がほしいと思っていたが同時に今後の私に期待、とその時の私は思っていた)。しかもなんと耳がながい!エルフかもれない!やったねファンタジー、生巨乳エルフが見れるよ!


「ζηηιОПОдммзЪюя」


「???」

突然のエルフ(仮)に驚いていると何を話しかけられたが前々分からなかった。しかし次にエルフはなにか呪文らしきものを唱えた。


「ξωδβΩΧΨψψЖОРИБАκξχЁψοοξБАЗλЗ!」


「??」

急に頭が痛くなり数分ほどうずくまっていた。数分後やっとこ痛みから解放されるとまたエルフは話しかけてきた。


「さあ、これで私の話がわかるかしら?」


「!?貴女の言っていることがわかる!?凄い!」


突然エルフの話がわかるようになり驚いていると、


「ふふそれはねξЁχ…つまり翻訳の魔法なの」


「魔法!?凄い!」


それは魔法のお陰だと教えられ、驚いた、そして内心ファンタジー万歳と言っていた、今となっては恥ずかしい。


そしてエルフの女性…ブァイントゥネル、略してブァイネルさんに助けられ、エルフの集落で暮らしていた。この集落の人はいい人ばかりであった、もちろん習慣が違い困ったこともあるがその時はいつもブァイネルさんに助けられていた、魔法をブァイネルさんに少しずつ教えてもらい、着火魔法や集水魔法を少しずつ覚え集落の人に誉められたりした楽しい生活だった。


(集水魔法は飲み水を確保する魔法、どこからか妖精が水を運んできてくれる、と聞いたが私は空気中の水を集めてるのだと思っている)


そういばその時その時一番困っていたことと言えばワルガキどもが「人間だー」少しイタズラしてくることだったかね。今となっては懐かしいことだ。






そんな平穏な日々を送っていたのだが、ある日王国軍が攻めてきた 。この攻めてきた王国はエセルメ王国といい、エルフの集落から北にある王国で昔から交易などで交流もあった国だったため、突然攻めてきた理由が全然分からずこ何かの間違いではないか、と使者を出したが返答は使者の首だった。らしい。


この攻めてきた王国はエセルメ王国といい、エルフの集落から北にある王国で昔から交易などで交流もあった国だった。



攻めてきた王国軍に集落の男たち総勢で対処にあたった。王国軍相手に魔法で奮戦していたが数日と持たずやがて物量で押され魔力もなくなり無力なエルフたちは討ち取られいった。



私達女子供は集落の真ん中にある村長の家に立て籠っていた。しかしこの村長の家にも王国軍兵士がやって来た、外にいた男性エルフの魔法を唱える声が聞こえてきた、しかし5分すると男性エルフの断末魔が聞こえた。


私達が居るのは地下室、しかしすぐ発見されるだろう…心臓のバクバクする音が聞こえる…ああまた私は死ぬのか、そう思っていると空木箱を偶然発見した、これを転生前にやったゲームの某ヘビの人見たいに被った。


被ったと同時にドアが蹴破られた。


「エルフちゃんどーこD☆A」


「エルフちゃんハッケーン!」


ドコドコと靴の音が聞こえる、それを私は、これが夢ではないか、これは夢ではないのか!とずっと思っていた。






それから数時間後彼らは何をしたのだろうか、エルフ達の断末魔が響き渡り彼らは去っていった。


血の臭いがする、しかし耐える、出ていった音が聞こえたとはいえまだいる可能性戻ってくる可能性がある。息を殺してただその場で耐え忍んでいた。


それから一時間たったのだろうかその頃には時間の感覚がなくなった。

木箱を脱いだ、その瞬間木箱で遮られていた臭いがムワッときた。

先程感じられていた血の臭いにイカ臭いが混ざりなんとも言えない臭いが感じられさらにその周囲を見ると残酷な光景が広がっていた。

兵士が遊んだ形跡がそこらかしこに感じられる遺体、刃物で切り刻まれた遺体、それらのオンパレードであったことを私は記憶している。


さて建物から出ると王国軍はもうすでにいなかった、周辺の建物が焼けた形跡なのだろうか、黒々とした建物の基礎、柱が残されていた、また焼けたからなのだろうか雨も降ったようだった。


それから私はまだ雀の涙ほどだが残っていた道具や食料をなんとかかき集めがむしゃらに走った。

王国軍から逃げるために…。


それから数日私は今いるこの洞窟を発見しこれまたがむしゃらに生きた。

それが今の私。


====================


山居 恵子は転生した部分を除いて今までのことを話した。


「なるほど…苦労したんだね…」


俺はただ山居恵子の頭を撫でるしかなかった…。



おら頑張った!ww

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