閑話 とある戦車兵の憂鬱 その1
遅れてすみません!
私は戦車長をしている、戦車が採用されたときからずっとだ。
私が初めて乗った戦車は九五式軽戦車ハ号だった、元々私は装甲車の車長だったが引き抜かれて戦車長となった。
戦車というものに軍部も現場もどういうふうに運用すればいいのか全くといっていいほどわからなかった。
私はこのハ号で数々の試験を乗り越えた、数々の試験のお陰で砲撃の腕や装填がうまくなってしまった。
ああハ号で実戦に参加したこともある。
ずっとハ号に乗っていると、訓練用だという八九式中戦車というものが開発された、この戦車はハ号よりも遅い、まあ訓練用だからいいのだろうか…。
この八九式中戦車を使い、新しくできた戦車学校で教鞭を振るった。まあ、あまり教えるのは得意ではないが。
教鞭を振るっていると今度はまた新式戦車や試験をしてくれと命令された。
新しい戦車…それは
九七式中戦車チハだった。
相変わらず車長が装填しなくてはいけなかったが、機動力もそれなりにあるし、何より装甲もあった。
初めてみたときはワクワクしながら乗ったもんだ。
はじめは榴弾砲だったがすぐに戦車砲になった。
榴弾砲は短砲身で初速が遅く山なりとんでいくが、この47ミリ戦車砲は真っ直ぐ飛んでいき貫徹力も高くなった。
戦車砲になるのと同時に砲塔も変わった。
その次に乗った戦車は一式中戦車だ、一式中戦車はチハの車体とよくにているが決定的に違うのは鋲打ちから溶接になったことだ、チハの場合付近に15㎝の防弾が着弾すると鋲が緩み動かなくなったがチヘは溶接なのでまあ動けるだろう、もっとも中の乗員が無事だったらだがな。ああこの結果は本土でおこなわれたとある試験の結果だ。
またこのチヘが採用した直後に軽戦車のハ号は練習用は残ってはいるがほとんどスクラップになった。
スクラップになったハ号の変わりに採用された軽戦車は九八式軽戦車ケニだ。この戦車には半自動装填装置があり、装填が早い。
足も早いので偵察をきちんとこなせるだろう。
私達戦車兵が「もっと大火力の戦車がほしい」(意訳) と要請したところ急増品だが75ミリという大火力(当時)の戦車を開発してくれた。それが三式中戦車チヌだ。
車体は変わらないが砲塔が大型化している。
まあこの砲塔にも弱点があり今まで俯角が-15゜とれてたのになんと-10゜になってしまった、全く由々しき自体だ。
そうそう、砲塔の大型化と共にエンジンも変わってな、元のチヘよりも実は早いのだ。
旧式になったチハはほぼすべて一式砲戦車、または三式砲戦車となった。またこの頃に、砲弾の改良も結構進み成形炸薬を使ったタ弾や各種徹甲弾が開発されたので貫徹力もかなり向上した。
さて続きの話は明日にしてやろう。
明日とかいってますが、リアルの話ではありませんよ?
あと友人にばれましたが活動は続けるつもりです。




