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自己投資

作者: ゆきだるま


 自分という存在が、誰にも認知されずに生きていきたい。人の目を気にせず、自由に、気ままに、のびのびと。


 生活している限り、他人の目というものがつきまとってくる。誰かが私を見ているし、私も誰かを見ている。

 

 ある時誰かが言った。「どうせ誰もあんたのことなんて見ていないよ」って。それもそうかもしれない。でもさ、誰も自分のことを見ていなくたって、自分は自分を見なくちゃいけないんだよ。ねえ。分かる?誰も自分のこと見ていないかもしれないけど、自分は自分を見なくちゃいけないの。自分という人間がいなくならない限り、自分は自分と向き合っていかなくちゃいけないの。どんなに自分のことが嫌いでも、憎くても、生きることをやめる勇気がないから生きていかなきゃいけないし、一生自分という人間と付き合っていかなければいけないの。こんな自分に嫌気が差す。


 少しでも自分の存在を、自分が肯定できるように努力はしてる。でも、肯定できない。ずっと否定をする。


 こんな自分のことを周りの人たちは肯定してくれる。今の自分を支えてくれているのは周りの人たち。本当にいつも、心の底から感謝してる。

 

 周りの人たちが居てくれるから、自分の存在を否定しながら生きる人生も悪くないって最近思えるようになってきた。


 それでも、理想は、誰もいない空気の澄んだ場所で静かに暮らしたい。

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