二度寝
こんばんはー!あげもちです!
メインはカクヨムで活動していますが、最近、小説家になろうでも活動を始めました〜!
突然ですが、私思うのですよ…。
今、日本に足りないもの、それは!
癒しです!
なので、ほんの少しだけでも、この作品で誰かが笑顔になれたらなって、書いてみました!
りりりーん、りりりーん…。
スマホの音が鳴る。
この音が鳴ってしまったということは、今のは朝の6時。
早朝一発目、はぁ…とため息をついた。
まだ開き切っていない目でスマホを探して、手を伸ばす。
指先が硬い感触に触れると、スマホの画面をスライドして音を止め、もう1度目を閉じる。
じんわりと布団の温もりが体を包み込んだ。
…。
…。
ガチャ。
闇の中そんな音が聞こえた。
そして立て続けに「もー、ハルくん」と、呆れたような声。
体が小さく揺らされる。
「ハールーくーん、おきてくださーい」
「んー…あと、一時間だけ」
「そんなに寝てたら、遅刻しちゃいますよー」
「…なら、あと5分…」
「…はぁ、仕方ないですね〜」
小さく息を吐いて、体の揺れが止まる。
再び、意識が落ちていこうとした次の瞬間、布団がペラリとめくられ、ベッドのスプリングが小さく跳ねると、柔らかい肌を感じた。
薄らと目を開ける。
目の前の彼女は小さく微笑んだ。
「それじゃ、私もあと5分だけ寝るね。そーしたら、今日もお仕事、一緒にがんばろっか」
淡い栗色の髪の毛からふわりとシャンプーの香りが漂う。
パチリとした可愛らしい瞳が、細くなるのを見て、俺も小さく微笑んだ。
「そっか、ありがと…花乃」
「えへへ〜、早く寝ないと5分過ぎちゃうよ〜」
そんな花乃につられて俺も、不思議と顔の筋肉が緩むのだった。
美人で小さくて、可愛くて。
そして何よりも、俺の乾いた心を癒してくれる。
そんな花乃は俺の妻であり、そして、今日一日を頑張ろと思わせてくれる。
心の衛生兵だ。
どーだったでしょうか?
もしこの作品を読んで少しでも、あなたの心がスッと軽くなったのなら、私としても描いて良かったなと思います(^_^)
今後ともこんな調子で活動を続けていくので、もしよかったらコメントやあなたの声をお聞かせください!
それでは、いい夜を!
あげもち