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逆さの恋  作者: 月夜
出会い
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些細なきっかけ

この1日は何万回続くんだろう。

社会人なら誰でもきっと思ったことあるはず。



毎朝起きて髭を剃って会社に行って上司に挨拶、昼ごはん、退勤。それの繰り返し。

強いていえば僕は食べることが好きだから昼ごはんだけは好きだ。

だけどこれと言ってコミュニケーション能力が高いわけでもなく、特別な人もいない、刺激のない毎日を過ごしている。



僕、田原 涼(26)は

本当に特徴のないサラリーマンだ。

どの会社にも1人はいるタイプの人間といえる。


けど、そんな僕でもやはり少しは毎日を変えたい気持ちはある。

毎日に変化が欲しい。そう思っている。



今日は幸いにも金曜日、明日は休みだし、何かいつもと違うことをしよう、と決めた。

選択肢としてはこうだ。



1、映画を観る


2、家でフレンチフルコースを作ってみる


3、近所のフットサル場に行って参加してみる



まず映画。考えてみたら特に観たいのが無い。


次にフレンチフルコース。

料理なんてしっかりした事ないくせにフレンチってあたりが無理だ。


フットサル…は参加者と話せるのか??

ちょっとハードル高くないか…?



自分で出した選択肢なのに全部却下になってしまった…

でも珍しく自分で何かしようと決めたからには何かしたい。


とりあえず、人と関わるには心の準備がいるし、僕は映画を観に行ってみることにした。

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