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二話
僕の名前は、海王純。歳は18。恋愛経験は特になし。この前まで学生だった。学校でのカーストは役もなければ悪くもないない立ち位置だ。今日から魔法省第四支部に配属される。魔法省にはこのような支部が25個もある。ここで少し僕の世界の話をしよう。
この世界はある日を境に全人類が魔法を使えるようになった。その結果、人類は進歩したがその分絶滅を早めた。それは魔法による事故や爆走が多発したからだ。ある者は事故で町一つを破壊し、ある国では、戦争に魔法を投入した。
これによりそれを管理する団体が必要となった。それが魔法省だ。
そしてこの世界の魔法の種類、基本属性が
火 水 雷 土 風、の五つだ。
僕の得意分野は水だ。あとこの基本属性とは別に特殊属性である。光と闇属性がある。さらに、ごく稀にこの属性以外の能力を持ったものも生まれる。その人たちを稀人という。基本は属性を持つことができるのは一つだけだ。
と。まぁ。これくらいにして、早く魔法省に行かなければ。。。