ゲーム時間2時間
皆さん覚えておいででしょうか?
ラインベルグという男とこの城の城主たる私を。
今日もそいつの我が王と言われております。
「我が王よ、次は何をすればよいのですか?」
きっと犬の耳や尻尾があればブンブンと音が聞こえそうなほど振られているだろう、目がキラキラと輝き私に使われることに喜びを感じているようだった。
「えっ!もう終わったの?じゃあ、次はこの書類届けて中見ればわかるから。私別の仕事があるから今日はもう私のところに来なくていいから。」てか、これからとなりの国の王様に呼ばれて出掛けなきゃ行けないから。
そう言った後のそいつの顔はなんとも言えなかった。
ラインベルグサイド
王の言葉にさっきまでの高揚感がスーと消えるのがわかった。
「我が王よ、隣の王とはシュヴァルツ殿のことですか?何故ですか?私では王には力不足ですか?」
自分でも冷えた声で元々つり上がっていた瞳が怒りやなんやでさらにつり上がるのを感じた。
あのときもそうだった。
貴女は、隣の王に招かれたパーティーで誰も来ないバルコニーに連れられそこで(手にだが)口づけを受けていたその後耳元で何かを囁かれていた。
後に、トリアキア戦争の(主に俺が)戦う一つの理由となった。
おまけ
ちなみにシュヴァルツはゲームのリア友でもあったりする。
最後まで読んでいただきありがとうございました。