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うっかり転生  ~事件の裏にはヤツがいる~  作者: シールド
1章 リリアちゃん出会い編
2/45

1  主人公視点2

とりあえず続き

実に良い事をしたと思う。

『かわいいは正義』である。つまり、幼女を助けるのは正義だ!

井戸も作ったことで、今後の危険も排除できた。

うん、問題無い。無いよな・・・



しかし、常々思うがこの不思議パワーは便利だな。


物理法則だとか等価交換だとかを一切無視して、本当にイロイロ出来るんだから。

この力が無ければ、こっち(異世界)に来てすぐに死んでもおかしくかったから、本当に助かった。



最初に使う時とかはそれなりに集中しないとうまく発動しないけど、1回使ってしまえば、わりとすぐ発動するからな。

イロイロ出来過ぎて制御が面倒だから、ゲームの魔法を参考に、キーワードで管理してる。イメージだけだとたまに違うのが発動したし・・・

【風刃】【雷刃】【風槌】【鑑定】てな感じだ。


いわゆる攻撃・回復・補助系は威力はマウスホイールの要領で段階設定してるし、現状不便は感じない。


生産系は、条件選択・追記型でフォーマット作って、選んで行くだけで希望のモノを作れるようにしちゃったから割とサクサク作れる。


たとえば、《炎の大剣》っていうファンタジーによくある武器を作ろうとすれば、

フォーマット起動してやって大まかに選択していくだけで作れる。


種別:武器類 

形状:大剣 

材質:炎熱に耐えられる素材

装飾:柄を炎をイメージした赤色・形状に

特殊能力:刃に炎を纏わせる。ON・OFF可


こんな感じで漠然とした感じでも、ちゃんと作れてしまう・・・

ファンタジーはとってもファジーだ。

さらに、完成したものは、後付けで能力追加とかも可能という本当に便利な能力だ。


なぜか自分の姿は、こっちへ来て目覚めた時の姿と、モフモフ白毛玉の2パターンしかないのが残念だ。

変身系アイテム作っても俺自身には効果無いんだよなぁ・・・




ちなみに、俺が一番最初に作ったのが【飲み水】だったりする。


なにせ、目覚めた時何も持っておらず、見渡す限りの荒野。

礫砂漠や岩石砂漠かという感じだ。

俺自身の姿にも驚いたが、そこはそれ。もともと、訓練されたオタだ。

多少姿が違っても、周りが見たこと無い風景でも、何もなくても、

テンション上がりはしても下がることはない!


この世界に来た当初は、そんな感じだった。

まぁ、今考えるとそれなりに、混乱していたのだろう。


その後、周囲を探索したが、本気で人はおろか動植物が一切ない。

さらに言えば、水っ気が一切無かった。


人間は1日2リットルの水が必要と言うけど、変化した体はどれくらい必要なのだろう?

数日歩き回っても周囲の風景に変化が見られず。食糧はおろか水も得ることができなかった。


そんな時、「照り付ける太陽がにくい。水飲みたい・・・」

そう強く思ったんだ。コップに溢れる水をイメージしてね。

そしたら出てきたんだよね、水が。

目の前で「パシャン」って音がして、地面が濡れてた。


すぐに地面にしみ込んで、乾いちまったけど水だった。

「どこから来んだ?」そう思った時、「もしかしたら・・・」と考えて、

もう一回、イメージしたら、また水が出てきて地面を濡らした。


確信を持った俺は、頭の上に出るように念じながら何度もイメージして、

飲みながら、浴びまくったんだ。

砂埃が凄くてじゃりじゃり気持ち悪かったからね。




それがこの世界に来てすぐの状況だった訳で・・・

どうでもいい過去回想しながら、何か忘れてる気がするのを思い出すきっかけ探してたけど、なかなか思いつかんな・・・

気持ち悪いから、早く思い出せれば良いけど・・・



そんな風に考えて、マナ泉まで戻って来た。

今日はとりあえずこの中で休みますか。

この体、呼吸・食事(水分補給)不要だから、水の中でも平気だし、狂獣どもの襲撃じゃ傷付かないけど、ウザったいからね。

この中なら連中も入って来れないでしょ。



短かったかな・・・

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