プロローグ
2050年、地球の軌道の変化で、宇宙からの隕石が頻繫に墜落することになった。大災害になると思われていたが、その隕石の中には謎の力が込められていて、墜落した途端、周辺にある機械を吸い込んで、機械の化け物になり、被害を出す。機械の化け物を倒した後、その隕石を回収できる上に、回収した石で、ハイテクな魔石装置というものを作り上げられる。そんなわけで、今はいろんな組織や政府がそれを手に入れるために競争している。俺の生まれた町は景気が悪くて、皆は小さい頃から、バイトとしてある回収会社で働いている。回収会社と言われているが、裏では怪しい取引先に魔石を売る悪の組織なんだ。まあ、金をもらえるから、どうでもいいんじゃない。
「ようこそ、エージェント79、私は3421番、この現場指揮です」
組織の中では皆の身分を隠すために番号や名称で呼び合う。特製の戦闘用の服で、でっかい銃を担いで、俺は輸送機から降りた。
「現状は」
「異変機械が五体確認できます。そして、魔法少女の気配も察知しています」
魔法少女、まるでアニメを実現したもの。そういう彼女たちは魔石で作り上げた全身に纏う装備を使って、戦う。一応、魔法少女のための学校があるみたい。そして、彼女たちはよく俺らの魔石の回収を邪魔するやつだけど、民間の人には英雄だそうだ。
「こちらはベータチーム、魔法少女と異変機械に両方向から挟み撃ちされている。支援要求」
3421番の通信機が鳴った。
「南の方向です。お願いします魔法少女狩り」
「ええ」
ジェットパックを発動して、早速そっちに向かっていく。
十歳からこの組織に入って、魔法少女にかなう素質があって、なんとか79番目の魔法少女狩り人になった。俺の特技は狙撃。目標が見える高いビルの屋上に着き、エネルギー銃で魔法少女と異変機械を早撃ちで、ベータチームを応援した。深刻な火力を受けた魔法少女と異変機械は耐えずに、倒した。俺はベータチームのところに降りて、そちらの隊長と挨拶した。
「 お疲れ様です、エージェントさん、本当に助かりました」
「ああ、大したことはない」
「隊長、この人たちはどうするか」
どうやら、ベータチームの位置は避難所なんだ。異変機械を避けるために、戦わない人はこんな施設に籠る。
「隊長、魔石を拾った人も何人かいるよ。どうする」
「近づかないで」
リボンで結んだアップ髪の女子が俺らの道を塞いでいる。
「なに、この子、魔法少女でもないのに、俺らを邪魔しようとしているか」
ベータチームの人が避難の人たちを怖がらせようとしている。だから、私たちは悪の組織だとイメージされている。
「か弱くて可愛くないものをほっといて、早く動く方がいい。この魔法少女の応援がもうすぐ来るだろう」
俺は経験を踏まえながら、彼らを止めた。
「はああ、だれかが弱いって、、、、待って、どこに行くんだ、その子になにするつもり」
うるさいな、この魔法少女になにもしないから。ちなみに、こいつが気絶しているだけ、装備が結構固くて、普通には死なないよ。地面に倒れている魔法少女をひっくり返して、ちょっと確認したいだけ。
仮面を被るやつか。
そんで、剣がこっちに飛んで、危うく避けられた。
煙から、見覚えがある黒髪ポニーテールの女の子が現れた。いつも通り、無表情で、殺気満々だ。戦った魔法少女相手の中で一番厄介なのだ。
「敵よ、裁きを受けの覚悟しなさい」
彼女は装備から生み出した刀を構えて、俺に打つ姿勢を取って、俺も銃を構えた。まさか、また正面突破じゃないよね。
と、彼女は俺が姿勢を取った途端、正面に突っ込んでいく。気づいた俺はすぐにでかい銃を打ち始めたが、彼女の刀が俺の攻撃を受け止めて、そして耐えた。前には体で避けたのに。
俺は地面を狙うことにして、爆発を起こして、煙幕を作ったが、彼女は自分の剣の振りで風を吹いて、煙幕を薙ぎ払えた。剣に切れる寸前、俺は仕方なく、銃身で剣の攻撃を受け止めた。
剣を跳ね返す同時に、ジェットパックを発動して、せめてベータチームから誘導しようとする。そうとすると、彼女はビルを壁走りで、俺を追うことになった。切られないように、そのビルから距離を作ろうとした瞬間、彼女は俺のジェットパックに飛びついて、ジェットパックが二入の体重を持たなくて、一緒に別の低いビルの屋上に墜落した。
着陸した俺はすぐに、銃を構えて、彼女の方向に打った。墜落の衝撃のせいで今回、彼女は避けられなくて、肩に当たった。その衝撃も受けた俺は連撃をしなかった。でも、彼女はさっきの攻撃を全然気にしないようで、俺をじっと見ている。まるで、攻撃しないと知っているようだ。
「君は強い、なぜ、悪と手を組む」
なに、この子偉そうに、こっちはあまり選択肢がないんだ。
「悪を背けて、自身の正義を取り戻しなさい」
「可愛くないな、やれ」
俺の合図で、空中に飛んでいるヘリコプターが彼女に弾丸を浴びた。むろん、彼女がうまく剣で防いだが、その隙に、俺はジェットパックでヘリに逃げて撤退する。ヘリコプターが段々遠くに行ったとしても、まだ彼女の殺気を感じられる。
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本部に到着して、上司に報告していた。上司たちは法廷みたい高いところから俯いて、俺たちの話を聞く。
「エージェント79、お前が強いと知っているが、今回の回収は足りないんだ。せめて、あの魔法少女の装備を引き剝がしてもいいんじゃないか」
「それは違法ではありませんか」
「法には禁止な回収方法をはっきり書いていない以上、どんなやり方でも問題ないということさ」
組織の弁護士さんだ。
「分かった、できる限り頑張ります」
道具人としてはそう反応するしかないんだ。
それで、俺は無言で、家に帰った。
帰ってすぐに、パソコン前に座って、ゲームにログインした。ゲームをするのは俺にとって毎日の楽しみである。ちなみに、このゲームは中世設定のRPG冒険ゲームで、他のプレイヤーと組んでクエストを挑むやつ。俺はこのゲームクエストを攻略より、画風や可愛い生物の方が好きなんだ。
23:00狙撃手がログインした
23:01助っ人:待っていたよ!
23:01狙撃手:すまん、バイトがちょっと。
23:02助っ人:いいよ
23:03狙撃手:俺が留守の間になにかの進展があるか
23:05助っ人:ちょっと、知らない人と組んだが、そいつらにバカにされた
23:06狙撃手:まあ、頭弱いやつをほっといて
この人は唯一俺と話し合える人。このゲームを始めた頃から、ずっと一緒だった、いわゆるゲームの幼馴染である。自分の事情を教えないけど、一緒にゲームをするだけで楽しい。
娯楽に沈んでいこうと思うと、ポケットにあるスマホの振動を感じられた。
組織の専用電話だった、珍しいね、家で組織からの電話を受けるなんて、いやこれは初めてだね。組織はすごくセキュリティを注視しているから、念のためゲームや外部通信の物を切る方がいい。
23:08狙撃手:あ、ちょっと、ゲームが再起動が必要ようでね、少し待ってほしい
23:09助っ人:いいわ
ログアウトのボタンを押して、電話を取った。
「エージェント79、お前の居場所が敵にバレてしまって、今のお前は会社の負担になって、もう用済みだ」
待ってよ、どうして、他の通信手段を使っていなかったはず。待って、外に見たことがない影がいる
「自滅」
その言葉で、大きな爆発が起きて、家が火の海になった。最後の瞬間、携帯を遠くに投げたおかげで、即死しなかった。でも、体がボロボロだ。組織のために仕事をちゃんとしたのに、どうしてこうなった。ああ、悪の組織に入るべきではなかった、でも他の選択肢がないんだった。こうやって、生まれたくなかった。ちゃんと誠実な生活もしたかった。もう、助けが間に合わないだろう。
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なんか、光がある。目を開けると綺麗な部屋が見え、自分はベットの上にいる。なんだ、漫画みたいに転生したのか。周りを見ると、見たことがあるパソコンがベットの近くにある机の上にあるので、まあそうではないか。俺は助けられたのか。手が体を触って、包帯などのことを確認した。え、ちょっと、なにこれ、〇こじゃない。そして、包帯に包んでいない部分は普段よりツルツルな触覚がする。
同時に、部屋のドアが開いて、避難所で会ったアップ髪の今制服を着ている女子と目を合わせた。
「お前は」
俺が叫ぼうとした瞬間、彼女は咄嗟にベットの上に飛び乗って、俺の口を塞いだ。
「くるみ、大丈夫、さっきのは」
「大、大丈夫、ちょっと、パソコンを切り忘れただけ」
「もう、びっくりしたじゃない」
外の人が去った後、青い髪の子が俺に囁く話した。
「君を助けたから、そのお礼で、大声を出さないでくれ」
今、なんの力も入らない俺、従うしかいない。俺が頷いて、彼女は手を離した。
「お前は魔法少女なの」
「これで、解釈が早くなる」
変な物を持って、何か呟いて、最後に「発動」と呼んで、彼女の服が制服の形を保って、見覚えがある色、魔法少女によくある袖や裾に変わった。
「本当に魔法少女なんだ」
「そうだよ、おかけで、限定グッズを買えなかった。あの時、変身しなかったのも、勝てない戦闘に巻き込みたくないから」
「でも、どうやって、俺を見つけたんだ。そもそも、なぜ俺を」
「これ」
彼女は携帯のチャットルームの画面を見せてくれた.腕先の名前は狙撃手と書いてある。ってことは、こいつゲームの人
「どうやって、いや、ありえないでしょう、たまたまゲーム相手が魔法少女なんて。ちょっと待ってお前が俺ちに行ったせいで俺の仕事は」
「君の位置情報がオンになっていたから、自業自得だ。そしてあの時その声は、最初にゲームで出会った時に話してくれた声とそっくりだった。信じたくないから、そこに確認しに行ったら、偶然、爆発が起きてしまった。まさか、本当に同一人物なんて」
「って、俺に何をした」
「私の魔石装備の力はステータス解除ができるから、君の異常をすべて消した。でも、状態異常を解除と言っても、傷ついた傷は消してあげられなくて、魔石装置で修復するしかない。その魔石装置は回復の参考モデルが必要なので、この学校は女の子しかいなくて、その、、、君を女の子にした」
って、こいつ俺を女の子にした。
「へっ、う、嘘、この姿で元の生活に戻れない。全てなくなった.....いや、待って、ここは病院じゃない。普通なら、もう収監されている。つまりお前は目的がある」
「そうだね、私はねゲームが好きだけど、どうしても下手なので、他のプレイヤーと釣り合わなくて、君が私の唯一のゲーム友達なんだ。こんな大切な友達を失いたくなくて、そして、、、、、よくも私を醜いと言ってくれたね。君を一生その言葉を後悔してやる」