表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/6

プロローグ

 2050年、地球の軌道の変化で、宇宙からの隕石が頻繫に墜落することになった。大災害になると思われていたが、その隕石の中には謎の力が込められていて、墜落した途端、周辺にある機械を吸い込んで、機械の化け物になり、被害を出す。機械の化け物を倒した後、その隕石を回収できる上に、回収した石で、ハイテクな魔石装置というものを作り上げられる。そんなわけで、今はいろんな組織や政府がそれを手に入れるために競争している。俺の生まれた町は景気が悪くて、皆は小さい頃から、バイトとしてある回収会社で働いている。回収会社と言われているが、裏では怪しい取引先に魔石を売る悪の組織なんだ。まあ、金をもらえるから、どうでもいいんじゃない。

 「ようこそ、エージェント79、私は3421番、この現場指揮です」

 組織の中では皆の身分を隠すために番号や名称で呼び合う。特製の戦闘用の服で、でっかい銃を担いで、俺は輸送機から降りた。


 「現状は」


 「異変機械が五体確認できます。そして、魔法少女の気配も察知しています」

 魔法少女、まるでアニメを実現したもの。そういう彼女たちは魔石で作り上げた全身に纏う装備を使って、戦う。一応、魔法少女のための学校があるみたい。そして、彼女たちはよく俺らの魔石の回収を邪魔するやつだけど、民間の人には英雄だそうだ。


 「こちらはベータチーム、魔法少女と異変機械に両方向から挟み撃ちされている。支援要求」

 3421番の通信機が鳴った。


 「南の方向です。お願いします魔法少女狩り」


 「ええ」


 ジェットパックを発動して、早速そっちに向かっていく。

 十歳からこの組織に入って、魔法少女にかなう素質があって、なんとか79番目の魔法少女狩り人になった。俺の特技は狙撃。目標が見える高いビルの屋上に着き、エネルギー銃で魔法少女と異変機械を早撃ちで、ベータチームを応援した。深刻な火力を受けた魔法少女と異変機械は耐えずに、倒した。俺はベータチームのところに降りて、そちらの隊長と挨拶した。


 「 お疲れ様です、エージェントさん、本当に助かりました」


 「ああ、大したことはない」


 「隊長、この人たちはどうするか」

 どうやら、ベータチームの位置は避難所なんだ。異変機械を避けるために、戦わない人はこんな施設に籠る。


 「隊長、魔石を拾った人も何人かいるよ。どうする」


 「近づかないで」

 リボンで結んだアップ髪の女子が俺らの道を塞いでいる。


 「なに、この子、魔法少女でもないのに、俺らを邪魔しようとしているか」

 ベータチームの人が避難の人たちを怖がらせようとしている。だから、私たちは悪の組織だとイメージされている。


 「か弱くて可愛くないものをほっといて、早く動く方がいい。この魔法少女の応援がもうすぐ来るだろう」

 俺は経験を踏まえながら、彼らを止めた。


 「はああ、だれかが弱いって、、、、待って、どこに行くんだ、その子になにするつもり」


 うるさいな、この魔法少女になにもしないから。ちなみに、こいつが気絶しているだけ、装備が結構固くて、普通には死なないよ。地面に倒れている魔法少女をひっくり返して、ちょっと確認したいだけ。


 仮面を被るやつか。

 そんで、剣がこっちに飛んで、危うく避けられた。


 煙から、見覚えがある黒髪ポニーテールの女の子が現れた。いつも通り、無表情で、殺気満々だ。戦った魔法少女相手の中で一番厄介なのだ。


 「敵よ、裁きを受けの覚悟しなさい」

 彼女は装備から生み出した刀を構えて、俺に打つ姿勢を取って、俺も銃を構えた。まさか、また正面突破じゃないよね。


 と、彼女は俺が姿勢を取った途端、正面に突っ込んでいく。気づいた俺はすぐにでかい銃を打ち始めたが、彼女の刀が俺の攻撃を受け止めて、そして耐えた。前には体で避けたのに。


 俺は地面を狙うことにして、爆発を起こして、煙幕を作ったが、彼女は自分の剣の振りで風を吹いて、煙幕を薙ぎ払えた。剣に切れる寸前、俺は仕方なく、銃身で剣の攻撃を受け止めた。

 剣を跳ね返す同時に、ジェットパックを発動して、せめてベータチームから誘導しようとする。そうとすると、彼女はビルを壁走りで、俺を追うことになった。切られないように、そのビルから距離を作ろうとした瞬間、彼女は俺のジェットパックに飛びついて、ジェットパックが二入の体重を持たなくて、一緒に別の低いビルの屋上に墜落した。


 着陸した俺はすぐに、銃を構えて、彼女の方向に打った。墜落の衝撃のせいで今回、彼女は避けられなくて、肩に当たった。その衝撃も受けた俺は連撃をしなかった。でも、彼女はさっきの攻撃を全然気にしないようで、俺をじっと見ている。まるで、攻撃しないと知っているようだ。


 「君は強い、なぜ、悪と手を組む」

 なに、この子偉そうに、こっちはあまり選択肢がないんだ。


 「悪を背けて、自身の正義を取り戻しなさい」


 「可愛くないな、やれ」


 俺の合図で、空中に飛んでいるヘリコプターが彼女に弾丸を浴びた。むろん、彼女がうまく剣で防いだが、その隙に、俺はジェットパックでヘリに逃げて撤退する。ヘリコプターが段々遠くに行ったとしても、まだ彼女の殺気を感じられる。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 本部に到着して、上司に報告していた。上司たちは法廷みたい高いところから俯いて、俺たちの話を聞く。


 「エージェント79、お前が強いと知っているが、今回の回収は足りないんだ。せめて、あの魔法少女の装備を引き剝がしてもいいんじゃないか」


 「それは違法ではありませんか」


 「法には禁止な回収方法をはっきり書いていない以上、どんなやり方でも問題ないということさ」

 組織の弁護士さんだ。


 「分かった、できる限り頑張ります」

 道具人としてはそう反応するしかないんだ。

 

 それで、俺は無言で、家に帰った。


 帰ってすぐに、パソコン前に座って、ゲームにログインした。ゲームをするのは俺にとって毎日の楽しみである。ちなみに、このゲームは中世設定のRPG冒険ゲームで、他のプレイヤーと組んでクエストを挑むやつ。俺はこのゲームクエストを攻略より、画風や可愛い生物の方が好きなんだ。


23:00狙撃手がログインした

23:01助っ人:待っていたよ!

23:01狙撃手:すまん、バイトがちょっと。

23:02助っ人:いいよ

23:03狙撃手:俺が留守の間になにかの進展があるか

23:05助っ人:ちょっと、知らない人と組んだが、そいつらにバカにされた

23:06狙撃手:まあ、頭弱いやつをほっといて

 この人は唯一俺と話し合える人。このゲームを始めた頃から、ずっと一緒だった、いわゆるゲームの幼馴染である。自分の事情を教えないけど、一緒にゲームをするだけで楽しい。


 娯楽に沈んでいこうと思うと、ポケットにあるスマホの振動を感じられた。


 組織の専用電話だった、珍しいね、家で組織からの電話を受けるなんて、いやこれは初めてだね。組織はすごくセキュリティを注視しているから、念のためゲームや外部通信の物を切る方がいい。


23:08狙撃手:あ、ちょっと、ゲームが再起動が必要ようでね、少し待ってほしい

23:09助っ人:いいわ


 ログアウトのボタンを押して、電話を取った。


 「エージェント79、お前の居場所が敵にバレてしまって、今のお前は会社の負担になって、もう用済みだ」


 待ってよ、どうして、他の通信手段を使っていなかったはず。待って、外に見たことがない影がいる


 「自滅」


 その言葉で、大きな爆発が起きて、家が火の海になった。最後の瞬間、携帯を遠くに投げたおかげで、即死しなかった。でも、体がボロボロだ。組織のために仕事をちゃんとしたのに、どうしてこうなった。ああ、悪の組織に入るべきではなかった、でも他の選択肢がないんだった。こうやって、生まれたくなかった。ちゃんと誠実な生活もしたかった。もう、助けが間に合わないだろう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 なんか、光がある。目を開けると綺麗な部屋が見え、自分はベットの上にいる。なんだ、漫画みたいに転生したのか。周りを見ると、見たことがあるパソコンがベットの近くにある机の上にあるので、まあそうではないか。俺は助けられたのか。手が体を触って、包帯などのことを確認した。え、ちょっと、なにこれ、〇こじゃない。そして、包帯に包んでいない部分は普段よりツルツルな触覚がする。


 同時に、部屋のドアが開いて、避難所で会ったアップ髪の今制服を着ている女子と目を合わせた。


 「お前は」


 俺が叫ぼうとした瞬間、彼女は咄嗟にベットの上に飛び乗って、俺の口を塞いだ。


 「くるみ、大丈夫、さっきのは」


 「大、大丈夫、ちょっと、パソコンを切り忘れただけ」


 「もう、びっくりしたじゃない」


 外の人が去った後、青い髪の子が俺に囁く話した。


 「君を助けたから、そのお礼で、大声を出さないでくれ」

 今、なんの力も入らない俺、従うしかいない。俺が頷いて、彼女は手を離した。


 「お前は魔法少女なの」


 「これで、解釈が早くなる」


 変な物を持って、何か呟いて、最後に「発動」と呼んで、彼女の服が制服の形を保って、見覚えがある色、魔法少女によくある袖や裾に変わった。


 「本当に魔法少女なんだ」


 「そうだよ、おかけで、限定グッズを買えなかった。あの時、変身しなかったのも、勝てない戦闘に巻き込みたくないから」


 「でも、どうやって、俺を見つけたんだ。そもそも、なぜ俺を」


 「これ」


 彼女は携帯のチャットルームの画面を見せてくれた.腕先の名前は狙撃手と書いてある。ってことは、こいつゲームの人


 「どうやって、いや、ありえないでしょう、たまたまゲーム相手が魔法少女なんて。ちょっと待ってお前が俺ちに行ったせいで俺の仕事は」


 「君の位置情報がオンになっていたから、自業自得だ。そしてあの時その声は、最初にゲームで出会った時に話してくれた声とそっくりだった。信じたくないから、そこに確認しに行ったら、偶然、爆発が起きてしまった。まさか、本当に同一人物なんて」


 「って、俺に何をした」


 「私の魔石装備の力はステータス解除ができるから、君の異常をすべて消した。でも、状態異常を解除と言っても、傷ついた傷は消してあげられなくて、魔石装置で修復するしかない。その魔石装置は回復の参考モデルが必要なので、この学校は女の子しかいなくて、その、、、君を女の子にした」


 って、こいつ俺を女の子にした。


 「へっ、う、嘘、この姿で元の生活に戻れない。全てなくなった.....いや、待って、ここは病院じゃない。普通なら、もう収監されている。つまりお前は目的がある」


 「そうだね、私はねゲームが好きだけど、どうしても下手なので、他のプレイヤーと釣り合わなくて、君が私の唯一のゲーム友達なんだ。こんな大切な友達を失いたくなくて、そして、、、、、よくも私を醜いと言ってくれたね。君を一生その言葉を後悔してやる」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ