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小説家になろう 自体をネタにしたエッセイ/ハウツー

※なろう系小説はこれだから嫌いだ! とお嘆きのあなたに。総合ランキング以外の作品の探し方、お伝えします。

作者: とあるスコッパー兼底辺

 「なろう小説はこれだから嫌いだ! とお嘆きのあなたに。ランキング以外の作品の探し方、お伝えします。」というエッセイが、探し方より評価や感想が主題の内容の釣りタイトルでムカついた(同じことが感想にも書かれてた)ので、成功した方法を書きました。

 非なろう系に限らず、なろう系も好きだが、テンプレすぎるのは飽きた、ちょっとヒネリがあるのが読みたい、という場合にも使えます。

 作者の方にも、読者がどうやって探しているか、読者視点の考えを知れば、「探されやすくなる」参考になるのではないでしょうか。


具体的手法も書いたが、スコッパーのエッセイで手法を盗め。

【超まとめ】 「スコッパー」で検索する(↓↓下部にワンタッチのリンクあり)



ジャンル別ランキングを下まで見る


 なろう読者の9割は、なろう系小説を目的に来ています。それは仕方ない。( 「小説家になろうを知ろう」より)

 そういう客層が見つけやすいようなサイト構成になってる。それも仕方ない。

 しかし何しろ読者数も作者数も多い。割合は少なくても、総数では非なろう系小説もたくさんありますし、それを求める読者もたくさんいます。

 手っ取り早いのは、総合ランキング「ではなく」、恋愛・ファンタジー・VRMMOといった、いわゆるなろう系主流ジャンル「でもない」、自分の読みたい分野のジャンル別ランキングを見ることです。そのジャンルの中でも、特に自分の好みの作品が、上位にあればよし。なければ下まで舐めます。

 年間→四半期→月間→週間→日間のどこかに、アナタの琴線に触れる作品があるハズ。

 自分の読書傾向がマイナーなことを自覚している方は、上位すっとぱして週間あたりから始めるのもアリ。



気に入った作者の他の作品を読む


 さて、好きな作品を一つ見つけました。

 苦労して見つけた、アナタの琴線にヒットする非なろう系小説です。その作者は、同様にアナタが気に入るタイプの小説を書いている可能性があります。その作者をしゃぶりつくしましょう。(両方書くタイプとか、エッセイで気に入って他作品を見たら、バリバリのなろう系作者だったりすることもありますが。)

 作者名がリンクになっていればそれを、なっていなければ最下部までスクロールして[作者マイページ]を押すと、作者マイページに飛び、その作者の作品一覧を見ることができます。

 この方法は、「非公式ヘルプ:同じ作者の他の作品を読もう」(自作品)にも書きました。



「この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!」を下まで見る


 作品の目次(PCだと最新話にも)の下には、「この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!」というリストがあります。


 なろう系小説をブックマークするのは、もちろん、なろう系小説を読む読者です。そのため、なろう系小説では、このリストは当然、なろう系小説で埋まっています。非なろう系小説も、なろう系小説を嫌わない、乱読傾向の人のブックマークの混入で、上位はなろう系で埋まってたりします。が、下まで見ると「非なろう系小説の読者」の傾向が出てきて、「非なろう系小説」を見つけることができます。


 時々、なろう系小説が全く入っていないリストが出ることがあります。これは、なろう系小説に興味がない読者だけが注目ブックマークしている作品群ということですから、そういう人にとっては金鉱脈です。



他の読者が注目している作品を読む


 自分が気に入った作品、にレビューや感想を書くほど気に入った他の読者、というのは、自分と同じ読書傾向を持つ可能性があります。

 レビューや感想の投稿者の「投稿者:名前」の名前部分を押すと、その読者(作者兼の場合も)のマイページに飛びます。

 その読者のお気に入りユーザ、ブックマーク、評価を付けた作品、レビューした作品、などを見ていくと、自分と同じ読書傾向の作品が見つかる可能性があります。乱読傾向の読者のブックマークには、なろう系小説も入ってて探しにくいですが、なろう系小説に興味がない読者のマイページを見つけたら、そして読書傾向が同じであれば、これも金鉱脈になるはずです。該当読者が非公開設定にしてたらできませんが。

 作者もマイページがありますが、非公開にしていたり、研究のため?乱読傾向がある方もいるようなので、自分と同じ読書傾向の純読者、いわゆる「読み専」の読者マイページがオススメです。



「スコッパー」で検索する


 なろうには、ランキング以外の作品を探して、紹介したり、ブックマークや評価をつけたりする「スコッパー」と呼ばれる人たちが生息しています。このスコッパーのつけたブックマークや評価がポイントとなり、冒頭のジャンル別ランキング日間下位につながります。自分で頑張って探さなくても、誰かが探してくれた上で、紹介する価値があると判断されたもの、ということになります。


 スコッパーは自分が作品を探すノウハウをエッセイにしてたりするので、「スコッパー」で検索して、彼らのノウハウを知りましょう。

「とあるスコッパーの備忘録」という作品がオススメです。

 この短編も、それらを読んで効果のあった方法、また自作品へのアクセスを見て、そういう探し方をしている読者がいるということを知り、自分なりにまとめたものです。



新着ガチャをする


 なろうのトップページをするするっと下にスクロールすると、「完結済みの連載小説」「更新された連載小説」「新着の短編小説」というワクがあります。作者、タイトル先頭18文字、ジャンルだけで、それが人気あるかとか、どういう内容かとか、全くノーヒントです。

 〇ャンプに、ビッグネームの連載と、素人の新人が、全く同列に掲載されているようなものです。

 長編は目次のあらすじで、自分の好きなタイプの小説か確認して戻るポイントがありますが、短編は直読みです。


 なろう系を探す人も、非なろう系を探す人も、ココに手をだすのは、ハイリスクを恐れない、よほどのチャレンジャーではないかと個人的には思います。

 しかしこのチャレンジャーな読者がいて、ブックマークや評価を入れてくれるおかげで、一般読者の目につくところ、つまりジャンル別日刊ランキング下位であったり、検索でヒットしても0でない、という場所に出てきます。


 作者視点でいえば、このチャレンジャーな読者がいるおかげで、投稿してココに載りさえすれば、初投稿のポット出の作者でも、数十人には読んでもらえるチャンスがあります。今や人気作家となったランキング常連でも、小説情報から過去のアクセス解析を見ると、初投稿初日は数十PV、という同じ条件から始まっていることがわかります。あらすじで直帰するか、読んでもらったうえで、読者が気に入るかどうかは別の問題ですが。

 なろう系を求める90%の読者は直帰するジャンルや傾向の作品であっても、連載でココに載るガチャを回していれば、自分の作品のジャンルや傾向を好む読者の目に触れて、ジワジワとポイントがついて上がっていくことがあります。


 読者は読者で「新着ワクに掲載されている作品が、自分の好きな傾向の作品か」ガチャを、作者は作者で「新着ワク掲載ガチャ」および「たまたま見た読者が、自分の作品の傾向を好む読者に当たるか」ガチャを回している感じです。


 このチャレンジャーな読者のおかげで、読者視点では、一般読者の目に触れる場所に来るきっかけとなり、作者視点では、投稿した作品が全く誰の目にもふれない、ということはありません(少なくともタイトルとあらすじは)。新着小説を読むチャレンジャーな読者に感謝を。



「なろう20連ガチャを引こう」

 ”ランキングはいつも同じような作品ばかり、恋愛は悪役令嬢ばかり、面白い小説が見つからない、そんな皆さんにお薦めしたいのが「なろう20連ガチャ」です。”

 実際に新着ガチャを引いている方のエッセイです。



 ココまで読んできた方ならお分かりと思いますが、ブックマークや評価は、日刊下位や「この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!」、自分の読者マイページ等、何らかの形で「他の読者の目に触れる場所に置く」効果があります。ランキング上位でなくても、それはそれで意味があります。

 それを熟知しているスコッパー、特に自分の読書傾向がマイナーであることを自覚している方は、自分が探した苦労を同類読者が行って二度手間にならないよう?、同類読者にオススメする「ブクマ2 + 評価 5:5 = 12pt全力推し」をする傾向があるようです。



作者の方へ


 作者は作者で「作品を見てもらえない」と苦労しているようですが、読者は読者で「好きなタイプの作品が見つからない」と苦労しています。非なろう系はなおさらです。

 ランキングに載ってないのに、ごくたまにポツポツ謎のアクセスがあったり、作者も忘れてた昔の作品に、いつのまにかptがついているのは、こうやって苦労して探している読者が、確かにいることを示しています。

 タイトル、あらすじ、キーワード、「悪役令嬢」とか「主人公最強」とかの、なろう系キーワードである必要はありませんが、アナタが対象としている、非なろう系の読者に届くような、読者視点で見つけやすいようになっているでしょうか?



【超まとめ】「スコッパー」で検索する。入力が面倒な方のために↓にリンク付けときます。


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― 新着の感想 ―
[良い点] この方法、確かに思いついたけど、最近は書方メインだから……(言い訳) 読み専門だという人も居るようなので、そういう(目の肥えた)人達にも読んで欲しいですねーーちょっと怖い気もしますが。 […
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