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no.005 サイボーグ部隊GIII

よろしくお願いします。


 

 コウタの渾身のフルブラストにより、エイプは跡形もなく蒸発してしまった。その余波でロイドパークは半壊し、屋外の木々や岩まで燃えたり砕けたり溶けたりしてしまっている。

 そんな惨状を引き起こした張本人たるアミスは、なぜだか誇らしげにふふんと鼻を鳴らす。



『むふふ、どうですかコウタさん! アークの出力は伊達じゃないですよ! なにか言うことは?』



 全ては驚かせようと、喜ばせようとやった事だ。あなたのボディはこんなに凄いんですよと言葉で伝えるだけじゃ飽き足らずやった事だ。

 アミスには一厘たりとも悪気はない。

 しかしそんなことは、被害者のコウタからすれば知ったことではない。



「……クソバカボケアホアミス」

『クソバカボケアホアミス!?』



 コウタは地面に伏しながら、そのシンプルな悪態を容赦なく吐いた。


 ――30倍もの出力に排熱機能がダウンしたらしく、先程から警告音声が鳴り止まない。そのせいか、表記されている体表温度が摂氏3000度のままほとんど下がっていない。



「……クソ暑い」



 この程度でコウタが死に至ることはありえないが、平均的なホモ・サピエンス・ヒュームの体感温度に換算すると裸一貫で極暑の砂漠に放られたくらいの暑さだ。

 つまるところ、死ぬほど熱くて暑い。



「アミスさん、ひとつ聞きたいんですけど、なんでこんなにとんでもなくアホなんですか?」

『コウタさん口調丁寧なわりに意外にもお口悪いですよね』

「アミスさんは意外でもなんでもなく普通にアホ……うぷっ!?」



 ――突然、得体の知れない吐き気に襲われる。反射的に堪えるが、堪えきれる量でもない。



『あ、やっぱり酔っちゃいますか。そのまま吐いて大丈夫ですよー』

「なにこれ……おろろろろ」



 決壊寸前のコウタダムが案の定決壊し、虹色の何かが流れ出た。そこにタイミングよくメニカがやって来た。



「派手にやったねぇ。眩しかったからほとんどなにも見えてないけど。跡形も……ホントになにもない」



 メニカは目の前の惨状にワクワクが抑えきれない軽快な足取りだったが、やがてコウタに近付くにつれ大きくなる熱気に、その数メートル前で立ち止まった。



「……熱いね?」

『あ、メニカちゃん。今コウタさんの排熱機能がダウンしてるので、あまり近付かないでくださいねー』

「なるほど、そういうわけかこの熱気は。なるほど……で、コータくんはなんで吐いてるの?」

『エネルギー酔いですね。あまりエネルギーを一気に吸い取ったり流したりすると、酔っちゃうんですよね。だからああして一旦エネルギーを空にしてるんです』

「初耳おろろろろ」



 ボディそのものは激しいエネルギーの流動にも耐えうる構造をしているが、コウタ本人はその限りではない。

 エネルギーの奔流にメンタルが耐えられないのだ。故に一度エネルギーを空にし、正常な流れに戻さなければならない。



「うーん、勿体ない。今度コータくん用の外付けエネルギー貯蔵庫作ってあげるね。あ、これじゃオートノイドじゃなくて嘔吐ノイドだね」

『うまい!』

「じゃあ私は迎えを呼んでくるね。冷めたら教えてね」

『はいはーい』

「おろろろろろろ」



 コウタが吐き続けて十五分、ようやく酔いと熱が収まってする。その間にメニカはアミスと仲睦まじく情報交換をし、既に彼よりもボディについて詳しくなっていた。



「ふたりとも、これからどうするの? とりあえずは事故の参考人として着いてきてもらうことになるけど」



 手元のデバイスでコウタをスキャンしたり写真を撮ったりしながら、メニカはそう言った。


 ――アミスから違法に忍び込むという策は出たが、そんなものは策とは呼べない。実質ノープランには変わりないが、ひとつだけハッキリしていることがある。



「とりあえずこのバカをアシスタントの座から引きずり下ろす策を考える」

『何を言ってるんですか? コウタさん。私たちは一心同体の一蓮托生ついでに比翼連理ですよ? 切っても切れないニラのような関係なのです』



 言ってやったりとでも言いたげな表情を浮かべながら、アミスはふふんと上体を逸らしてコウタにドヤる。

 それに対するコウタの返答は、実にシンプルなものだった。



「だまれ」

『黙りません。音声アシスタントが黙るのは職務に反します!』

「ずっと反してろばーか」

「仲良いねぇ」

『ですよね!』

「どこが……?」



 ――しばらくして、救助隊が到着した。

 廃墟と化した実験所内に作業員がぞろぞろと入ってきて、先頭にいた男がメニカに声を掛けた。



「パーク博士。お迎えにあがりました」

「ご苦労さま。ほとんど消し飛んじゃったけど、解析のち修復を頼むよ」

「承知しました。……そちらのオートロイドは? 登録にないようですが」



 ――ちらと向けられた視線には友好的な意思はひとつもなく、警戒、疑念、不明といった感情が含まれていた。無理もない。


 コウタは特に何も言うつもりはなかったが、メニカはそれに納得がいかなかったようで、鋭い目付きで男を睨みつけた。



「失礼を言わないで。彼はオートノイドのコータくん。私の恩人だよ」

「オートノイド……それは大変失礼致しました。コータクン殿、非礼をお詫び申し上げます」

「いや、非礼という程では……。こんなナリですし、間違えられるのは仕方ないかと。頭を上げてください。それと僕の名前はコウタです」

「はっ、失礼致しました。パーク博士、コータ殿。ヘリを待機させておりますので、ご自由なタイミングでご出立ください。それでは」



 男は綺麗なお辞儀をひとつすると、振り返って作業員にてきぱきと指示を出す。

 それを眺めながら、コウタたちは厳つい見た目のヘリに乗り込み、飛び立った。


 ――飛んでから数分して、ふと気になったことを聞いてみた。



「メニカって偉い人なの?」



 博士と呼ばれるからにはなんらかの博士号的な類の称号を持っているのはコウタでもわかる。

 だが、それだけではあの作業員たちの丁寧すぎる態度に説明がつかない。ただの上司にする態度にしては、明らかに行き過ぎていた。



「ん? そりゃあ私はえらいよ。なんたって天才だからね。ほら、もっと褒めて! なでなでも可だよ!」

「……すごいね」



 どうやら詳しく話すつもりはないようだと、コウタはそれだけ悟るとそれ以上は何も言わなかった。


 ――数十分ほど中身のない雑談を広げていると、やがてヘリが大きな屋敷に降り立った。だいぶ郊外らしく、辺りには隣家と呼べるものはない。少し離れたところに街並みが見える程度だ。



「ようこそふたりとも! 見ておくれ、これが我が城だ!」

「でっか!」



 思わず声量が上がってしまうコウタ。

 映画などでしか見たことのない大きさの屋敷と、それを取り囲む余裕でサッカーが出来そうな広さの敷地に立ち並ぶ、得体の知れない倉庫のような建造物群。これらはすべて何らかのラボであり、敷地はすべてメニカの私有地だ。



「ご苦労様。あ、コータくんのことは報告しないでね」

「承知致しました」

「あ、ありがとうございます……」



 ここまで送ってくれたパイロットに軽く会釈をし、メニカに続いてヘリを降りる。庭園とも呼べる大きさの庭に、入口には警備室が備えられている。有り体に言えば、金持ちの家であった。



『本当に大きいですねぇ。これ全部ラボですか?』

「生活スペースを除けばね。ここは実家兼研究所兼実験場なのさ」

「あれ、さっきのところも実験場じゃなかった?」

「街中で兵器を使うと怒られるんだよコータくん。たとえ私有地でもね」

「怒られたことがあるのか……」



 コウタは半ば呆れながらそう返す。考える前にわかりそうなものだが、それを口には出さない。危険な実験をしていたり、社会的地位が高そうだったりと、メニカの普通でなさを感じていると、やがて広い庭を抜け玄関口に辿り着いた。



「お邪魔します」

「どーぞー」



 案内された応接間は以外にも普通で、少しメカメカしいところを除けば常識の範疇だった。壊れないかと心配しながら、コウタは恐る恐る高そうな椅子に座る。装飾や家具から、やはり裕福さが窺えた。挙動不審にきょろきょろしていると、家に入ってから何故かずっと黙っていたアミスがようやく口を開いた。



『すぅー、はぁー。コウタさん、メニカちゃんの匂いの分析および再現に成功しましたよ!』

「きっしょ」

『ひどい!』



 ずっと黙っていたと思ったらろくなことをしていなかったド変態を前に、コウタは歯に衣着せぬ罵倒を繰り出した。



「ささ、お茶でも飲んでゆっくり話でもしようじゃないか。コータくんも普通に食事を取れるんだったね」

『はい、全く同じもので大丈夫ですよ。私も楽しめますし』

「なんでもありですね僕のカラダ。出来ないことはあるんですか?」

『人間的な部分に限って言いますと、機能的に必要ないので生殖と排泄は備え付けてないですね』



 それはコウタも薄々勘づいていた。なにせ、無いのだ。それ自体にも違和感すらない。認めたくなかったのと、アミスが女性ということもあり、質問するのを躊躇っていたのだ。十数年連れ添った相棒が亡きものになり、コウタは少しだけ泣きたい気分になった。



「じゃあつまり、コータくんは食べたものを完璧に吸収できるってわけだね。全部エネルギーに変換するの?」

『ボディに欠損等がなければそうなりますね』

「ふぅむ。その消化器官は食物以外も――」



 自身の考察を披露しようとしたタイミングで、インターホンが鳴り響いた。メニカは少し疎ましそうにしつつも、モニタで外の様子を確認する。



「はーい、どちら様ですか……って、隊長か。開けるから上がってよ。紹介したい人がいるんだ」

『了解した』



 その野太い声から、来訪者は男性で、かなりガタイの良い人物だとコウタは推察する。隊長というのも渾名などではなく、本当になんらかの部隊を率いているのだろう。メニカが兵器を作っていることもおそらくは関係しているはずだと、おおよその予想をつけた。ずしんずしんとやけに重い足音が段々と近付き、やがて扉が開かれる。



「……む。相変わらず狭いな」



 予想は概ね合っていた。扉の向こうに、筋骨隆々の肩幅おばけ筋肉ゴリラが仁王立ちしていたからだ。首から下の体しか見えないのは入口よりも遥かに上背があるせいだ。だが、見える範囲だけでも凄まじい情報量だ。まず、黒い服の上からでもわかる、なにかクスリでもやってそうなはち切れんばかりの筋肉と、もはや才能の域に達していると断言出来る骨格、二メートルは優に越す上背。さらに極め付きは、鈍い銀色に輝く左腕の義手。これにはコウタも黙ってはいられず、つい我慢していた口が開いてしまった。



「メカゴリラ……!」

『コウタさん!?』



 よもやのアミスが驚くほど、初対面の対応としては零点、大幅減点である。しかしそう言わせるだけの圧と筋肉なのだ。服装すら黒めで体毛に見えなくもない。それを受け、メニカとその人物は怒るどころか、大きな声で笑いはじめた。



「あはははは! 隊長、メカゴリラだってさ! はははは!」

「ゴリラを馬鹿にするな。彼らは賢く心優しい。そして強い。あと全員B型だ」

「あ、顔は人間だ……」

『コウタさんも大概失礼ですよね』



 ぬっと出て来たその顔は微塵もゴリラではなく、どちらかと言えば端正よりだった。しかし暴力的なまでの筋肉に引っ張られているのか、顔相はそこそこ凶悪で、幼子が見れば泣く者もいるだろうという顔だ。強面メカゴリラ隊長という渾名をコウタはこっそり付けた。



「あー面白い……。さて、紹介するよ御三方。こっちのゴリラがハーク隊長で、こっちの失礼なのがコータくんと、浮いてるクリオネのツッコミストがアミスちゃんだよ」

「コウタです。よろしくお願いします。先程は失礼な発言をしてしまい誠にごめんなさい」

『アミスです! よろしくです!』

「ハーク・ベンジャーだ。人外と間違えられるなぞ茶飯事だ。あまり気にするな」



 簡単に自己紹介を済ませ、最後に軽く握手をして席に着く。どうやらゴリラの件は全く怒っていないようらしく、コウタはほっと安堵していたが、ハークは別件では怒っていた。



「メニカ」

「……なにさ」

「また死にかけたのかお前は!」



 ハークの拳骨がメニカの脳天に炸裂した。当然手加減された一撃だ。



「痛ったぁ……!」

「賢いんだから学習しろ。全く、俺はいつになったらお前の頭を殴らずに済むんだ?」

「今回は大丈夫なはずだったもん!」



 頭を抑え涙目ながら反論するメニカだが、ハークは説教を続けた。



「七十四回。これが何かわかるか?」

「……私が、救難信号を出した回数」

「この半年だけでな」

『だいたい2、3日に一回の計算ですね』

「多すぎる……」



 コウタは思った。この子は馬鹿なのかと。そしてそのメンタルに畏れた。日常的にそんな目に合いすぎて感覚が麻痺しているのだろうが、せめて世話になる間は目を光らせておこうと決意する。しかしメニカはそんな決意もいざ知らず、ついには開き直った。



「このメニカ・パークが切り抜けられなかったトラブルなんて、一度だってないんだ!」

「実験禁止一ヶ月」

「そんな!」



 容赦なく下された裁定に、メニカはわざとらしくがくりと肩を落とす。落胆半分、パフォーマンス半分といった塩梅だ。それを見て、コウタは感激を覚えていた。無敵だと思ったメニカにも、弱点や天敵が存在しているのだ。これからはもう少し強く出ようと決意し、そしてあることを口にする。



「そんなことよりメニカ」

「ねぇ今そんなことって言った? 私の謹慎をそんなことって言った?」

「言ってないよ。そんなことより、僕を紹介するって言ってたろ? 君の事だ。まさか本当に紹介するだけ、なんてことはないはずだ」



 そう指摘され、メニカの目付きが変わる。少しの付き合いとはいえ、その密度は濃い。コウタは既に彼女の人となりの片鱗を掴みかけていた。



「鋭いねコータくん。そうさ、今日隊長を呼んだのは他でもない――」



 メニカはそう言って、にやりと笑ってみせる。そのままとても楽しげな眼差しで、コウタと目を合わせ、言葉を続けた。



「コータくん。【GGG】に入らないか!」



GGG(ジースリー)】とは、メカーナの国軍に試験的に導入されている、サイボーグのみで構成される部隊のことである。メニカが創設し、メンバーを集めている。機関員を含め十名にも満たない小規模隊だが、メンバーは粒ぞろいである……と彼女は信じてやまない。



「え、嫌です」



 コウタからすれば当然の反応である。今でさえ何をされるか分からないのに、立場という後ろ盾をメニカやアミスに与えてしまった場合、今度こそ何をされるか分からないからだ。しかし当然のように、件のふたりは抗議した。



「そんな! せっかく私が誘ってるのに!?」

『そうですよコウタさん! こんなチャンスまたとないんですよ!?』



 まるで信じられないものでも見たかのような反応で責め立てるふたりだが、無論コウタにはそれなりの理論だった反論があるのだ。



「ほんと後先考えないんですねあなたたち……。そもそも僕はオートノイドだろう? サイボーグじゃない。まぁ仔細はどうでもいいけど。ともかく、気軽に誘えるほど権力の持ってる君に誘われて入ったってなったら、ほかの隊員たち、引いては守るべき民も、良くは思わないだろうね」



 コウタは作戦名【特に根拠はないけどそこはかとなく説得力のある文言を羅列する】を展開した。これにより相手は「確かにそうかも」と考え、思い止まるという寸法である。しかし、その相手が悪かった。



「気にしなくて大丈夫だって。国民なんて基本的に何も考えてないし」

「なんてことを言うんだ」



 今まで世論や周囲の反発を尽く無視し、かつその上で成果を上げてきたメニカ。彼女には実績、実力、自信。その全てがある。つまり無敵だ。この件についてだって微塵も懸念はなく、自分が手を尽くすのだから反発されるとも思っておらず、なんなら軍の記録を改竄してでもコウタを引き入れる準備がある。つまりはじめから逃げ場はなかった。



「そ、そもそも軍の部隊だよ? 皆試験や適性検査から様々な試練を突破してる。いくら僕に適性があったとしても、そもそも受験すらしてないんだから入隊の資格は存在しないんだよ。ですよね、ハークさん!」

「ふむ、一理あるな」


 

 色々と御託を並べてはいるが、断った際にメニカが傷つかぬよう、思いつく限りの言い訳をしているだけだ。無論キッパリ断ってもメニカは決して引き下がらないので傷つきようがないのだが。しかし次のアミスの一言で、それは仇となってしまう。



『つまり、コネじゃなくキチッと試験をすればいいわけですね!』

「いや、そういうこと……あれ?」



 そういうことではないと否定しようとしたが、そういうことになってしまっていることにコウタは気付く。慌てて取り繕うための言葉を探るも、既に遅かった。



「なんだ、そんなことか! コータくんは真面目だね! じゃあ、試験しよっか! ハーク隊長、試験官お願いね!」

「む、よかろう。だが手は抜かんぞ」

「構わないよ。コータくんがどこまでやれるのかも見ておきたいし」

『いいですねぇ! 腕が鳴ります!』



 トントン拍子で話が進み、あっという間に試験の日程まで決まってしまった。舌戦を挑んだのが運の尽き――否、メニカと遭遇した時点でコウタは負けていたのだ。



「あ、あれぇ……?」



 釈然としない思いを残しながら、コウタは会議を見守るしか出来なかい。そしてその日のうちに、彼の入隊試験が行われることが決まった。


ありがとうございました。感想、ブクマ、評価等いただけると励みになります。

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