計画
さぁ、一ヶ月分くらい更新できましたね。
なんか、あんまり見てくれる人がいないので書いてて辛いです。
もっとたくさんの人に見てもらえるように頑張りたいなぁ。
みなさん!読んでくれてありがとう!!
感想、ブックマーク、ポイントとかよろしくお願いします
まぁ、俺のグラムは綺麗に研がれたことによって天に向かって高々と掲げられてしてしまったがシルフはなにも言わなかった。
彼女はどういう教育を受けたのか?
ってかおじいちゃん??
やばい人なんじゃ・・・
「おはようございます」
「わっ! おはよう」
シルフが首をかしげる
「どうなされたのですか?」
「いや、なにも」
「そうですか?まぁ、いいでしょう。今日も戦闘訓練をして、魔法を剣で戦う間も使えるようにしましょうか。
あと、そうですねぇ。1週間くらいはみっちり頑張りましょう」
「うぇぇ。シルフは疲れないのか?」
「私は人間ではありませんので、この程度なら全く問題ありません。」
やっぱりそうか。
耳が長いからエルフかな?
っていうかあんだけやってて疲れないって。
こいつ人間に教えるのには向いてないな。
「・・・・・今日もよろしくお願いします。」
「平塚四等はまだもどらん。どうすればいいのだ。」
イライラした顔で執事に尋ねる。
「帰った痕跡もありません。しかし、金も持ち出していないようですし、どこに行ったのかは皆目見当がつきませんね」
衛兵隊長は焦っていた。
くそ、厄介なことになった。
部下の監督責任で、俺の出世に影響しないとも限らない。
だが、しかし・・・
「逃げたことにするのは如何ですか?」
「にげたこと?」
「はい。金を盗んだ上、同僚を殴って逃げたことに。
隊長の責任になるのは勤務中のみ。
まぁ、逃げたのは式典の日でしたが、その日ではなく、そうですね。
一昨日から連絡が取れなくなったことにしましょう。
彼が勤務外で逃げたなら問題はありません。
そして、さらに同僚を殴って金を盗んだことにすれば、奴は犯罪者。指名手配され、おいそれと戻ることはできないでしょう」
「そうか。そうだな。よし。早速取り掛かろう。」
俺は1週間みっちりと死ぬ寸前まで絞られていた。
「やっと終わったぁ。」
食料庫の椅子にどかっと座る。
「お疲れ様でした!」
シルフがニコニコとしながら料理を作っている。
てか、あの戦闘狂状態のシルフを見てからこっちを見るとスゲェ違和感があるんだよなぁ
「はい、どうぞ。」
「うおおおぉぉぉ。味噌汁!!!!」
俺はこの世界に来て初めての和食と対面していた。
「味噌、というものが食料庫に少しだけ残っていたので。」
流石龍の洞窟!!
あの爺さん・・・炎龍か。
あいつも結構やるなぁ。
グルメだったんだろうか。
「そういえば・・・この本の名前、どうしようか」
「名前?必要ですか?」
「うん。なんか無銘は可哀想だ。」
「そうですか?それ一応名前はあるんですけどね」
「そうなのか?教えてくれ」
「そうですね。
この本の名前はリヴァイ。
かつて伝説の名を欲しいままにした友人の龍の名前から取ったそうです。」
「へぇ。そうか」
久しぶりの和食を堪能し訓練からも解放され、気持ちよく寝入るのであった