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生体武具
「おい!スロウ、プロテク!」
「あ、ボス!」
二人は体の調整をしているみたいだった。
「えっと、今回は何に進化したの?」
「はい!ホブゴブリンでメイジです!」
「俺はハイオークです。」
「え?メイジとかわかるの?」
「はい!なんか、進化したらこれが出てきて・・・」
スロウが渡したのは皮の布切れみたいなものだった。
「なんだこれ?生体武具か?」
「はい。で、これで石を投げると・・」
スロウが布に石を挟み、ブンブンと回して片方の布を離した。
すると石が飛んでいきながら炎をあげる。
「これって魔法ですよね!初めて見ましたよー。まぁ、あんまり使えないんですけどね。」
「すげぇな!え?生体武具って1回目のしんかで出るのか!プロテクは?」
「いや、俺はなかったっすけど。」
「ああ。まぁ、気にすんなよ!ゴブリンは1回目で生体武具出してしまうから、もう、一生これなんだぞ!オークはレッドハイオークになった時かもしれないな!」
「たしかに!そうですね!」
「しかし、なんでお前ら進化したんだ?」
「そうですね。まぁ、一番訓練してるから・・・という理由ではダメでしょうか?」
「多分そうなんだろうな。じゃあ、全員参加する日も近いな!」
「はい!」
「俺は早くレッドハイオークに進化するぞ!」




