触手の体
もう少しでアクションがありますので・・・・・・・
よろしければお付き合いください。
『じゃあ、転送ゲートの準備にかかりますね。一週間くらいで終わると思いますのでそれまでに体を慣らしておいていただきますか?』
『あ、ああ。それくらいしかやることもないしな』
『あ、それと、この会話はテレパシーと言って脳内に魔力で直接話しかけています。技術なのでこちらの本で学んでおいてください』
『あ、シルフ。』
『はい?』
『あの、ありがとな。触手にはなってしまったけど、シルフのおかげで死ななくて済んだよ。』
『当然のことをしたまでです!いつかプロポーズしてもらうまでご主人様を死なせはしません!』
『おう・・・・・ぷ?プロポーズ??』
『はっ。いや、なんでもないようなあるような・・・・・なんでもないですぅー』
走って行くシルフ。
『・・・いや、ちょっと待って!おれ運んでってよ!
おーい。・・・シルフ?ちょっと置いてかないでーー。』
おれは、シルフが恥ずかしそうに戻ってくるまで必死に叫び続けたのだった。
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シルフに頼み、部屋まで運んでもらった俺は、本に触手を載せる。
《閲覧》
脳内にいつも通り本の情報が飛び込んでくる。
『なるほど・・・・魔力の反射で視覚、聴覚をカバーするのか』
魔力の反射を感じ取り、聴覚、視覚を補おうとする。
かなり難しかったが、なんとなく、わかってきたので、今度はこの体の使い方を練習することにした。
『これは・・・・・蛇みたいに動けばいいのだろうか・・・・』
体をよじらせたり縮めたりして、前に進む練習をする。
小一時間くらいやっていると、だんだんコツがわかってきて、進めるようになった。
いい感じだ。
『そういえば・・・寄生の魔法が使えるように細工したって言っていたな』
おそらく触手を生成する魔法陣に寄生の魔方陣を組み合わせたのだろう。
『ちょっと調べてみようか・・・・・・。それを調べたら寝ようかな』
ということで、リヴァイに触手を当て、閲覧し、情報を蓄積するのだった。
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『寝れない・・・・・』
この体は睡眠が必要がないようだ。
全く眠くならないのだ。
そういえば、寄生の魔法について気になることがあった。
『シルフに聞きに行こう。』
ということで、体をくねらせ、シルフの部屋に向かうのだった。




