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現世【うつしよ】の鎮魂歌  作者: 奈良ひさぎ
Chapter7.Ketterasereiburg 編(覚醒)

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#46 一つの策

「......さあ」


 紅茶を一口飲んで一息。ウラナが口を開いた。


「まず現状、何ができるか確認しましょう。ここから脱出できる可能性を探るのが一番だから」

「何ができるか、って言ってもねえ......何も持ってないし」

「ヘッドホンは?ウラナだけ冥界との連絡用に、って持ってるって聞いたけど」

「あー、ない。気絶してないのがバレると元も子もないでしょ?それでほとんど目を閉じてたから、その隙に抜き取られたのかも」

「まずはそれを取り戻すことから始めないとね......外部と連絡が取れないんじゃどうしようもないから」

「逆に取り戻せたとして、何か策はあるの?」

「それは大丈夫。手元に戻って来さえすれば、あとは私に任せて」


 そう言ってまた紅茶に口をつけていると、つかつかと、こちらに歩いてくる音がした。


「失礼、侍従長のアレン・ザルツブルクです。今そちらに入らせていただいてよろしいか」


「別に構わないわ」


「クイーン。早速ですが女王就任の折ということで、スピーチをしていただくのですが、その原稿を考えていていただきたいのです」

「ええ。そういうことなら」

「準備に必要なものは全てここに揃っております。また時間を空けてお伺いしますので悪しからず」



「スピーチねえ......」

「レイナ、そんなのやったことあった?」

「うーん、せいぜい大学に行ってた時ぐらいかな......少なくとも先生のところにいた時はなかったと思う」

「あんたの『大学行ってた』期間は長いからなあ......」

「ちょっと!それ留年しまくりみたいな言い方じゃない!」

「ごめんごめん」

「......確か、必要なものは全てここに揃ってる、って言ってたわよね」

「必要なもの、って紙とペンじゃないの?」

「まあそれもそうだと思うけど、私は、......よいしょっと、あった。これがあると思ってたんだよね」


 それだけで一つの部屋ではないか、というレベルで大きいクローゼットからレイナが引っ張り出してきたのは、これまた大きなデスクトップのパソコンだった。


「......待って。それがあるなら、勝ったも同然じゃないの?」

「どうかな、そううまくはいかないと思うけど」


 レイナが電源ボタンを押して、起動を待つ。


「......え、起動遅くない?」

「うん。『Welcome』って出るまでに5分かかってるね。これも対策なんだと思うよ。こっち側には、結構詳しい人がいるのかも」

「どういう対策?」

「下手に最新型にすれば、より武器にされる確率が上がる。例えば稼働中のパソコンを探し出して、SOSのメッセージを送るとか、仲間のパソコンをハッキングするとか、いくらでもやり方はあるよね。古いものにすると、やり方が分かる人は少なくなるから、手段を減らせるって算段ね。......まあもっとも、私たちは現世でコンピュータが生まれた頃にはもう生まれてるし、一応私は大学で工学部の情報系にいたこともあったから、」


 タタタタタ、とブラインドタッチ顔負けの速さでレイナがキーボードを叩き始めた。


「すっごい......」

「......うん、問題はなさそう。ウラナ、霜晶さんたちは、パソコン持ってた?」

「え?さあ......見たことはないけど、持ってるんじゃない?」

「そっか、分かった。今、最後にいた帽子屋さんの前にいるって思って。そこからウラナたちが寝泊まりしてたところまでの道を言ってくれる?だいたいでも大丈夫」

「いいけど......えっと、帽子屋さんを出るでしょ?そこから左に進んで、最初の角を右に曲がって、突き当たりに大きな通りがあるの。......大丈夫?」

「うん、オッケー。大通りに出たね」

「......そこを左に進んで、えっと、どっかでまた左に曲がるんだけど、」

「風船がたくさんくくりつけてある建物?2階ぐらいの」

「えっ!......あ、そう!確かそうだった!......何で分かるの」

「仮想的なオブジェにくくりつけてある画像にアクセスしたから。だいたい最近のやつだから、信憑性も高いと思ってね。で、そこから?」

「あとは突き進めば、廃ビルみたいなのが見えるはずなんだけど。中はきれいにしてあって、そこが拠点ね」

「えっと......うん、あった。オンラインだね。メッセージを......」


 送ろうとした時、ふと気づいた。


「......ウラナ、何か焦げくさくない?」

「え?焦げくさい?何言って......」


 まさか。


「”はたと止まる、世界の時間”(ステップ・イントゥ・ザ・ギャップ・ワールド)!!」


 レイナがそう唱えたとたん、ウラナも含めて、周りのもの全てがその動きを、


 ......止めなかった。


「いたっ......!」


 気づけば右手の甲に切り傷が入っていた。


「ウラナ離れてっ!」

「は?なに......」


ーーーボン。


 少し大きな音を立て、パソコンが黒い煙を上げた。


「パソコンが爆発した......?」

「......ハッキングされるのも対策済み、ってわけね」


 少し逃げるタイミングが遅れたレイナは転んだが、特にケガはなかった。


「ねえレイナ、今さっき、何か叫ばなかった?」

「ウラナ」

「なによ」

「もしかしたら私たち、思ったより鎖につながれてるのかもね」

「......当たり前じゃない、そんなの。だいたい20歳そこらだろう現役の大学生が、一国の女王にそうやすやすとなれるもんですか。一大学生を王にしなきゃいけないぐらいだから、よほど困ってるんでしょうね。取り逃さないための対策が山ほどされてたっておかしくないわ」

「この部屋どうやら、能力が使えないようになってるみたい」

「それも数ある縛りの中の一つ......え?能力?」

「そう。私が時を止めようとしたら、止まらないばかりか、ほら。手の甲に傷が」

「能力って、現世には関係ないことよね?じゃあなぜ......」

「この国、死神が関わっていそうね。なおさら厄介だわ」

「で、でも、それはあんた独自の能力だからでしょ?あたしは......」

「やってみて」

「......”最後の砦”(アブソリュート・プレシピース)!」


 一瞬でウラナの前に、基本の能力による攻撃は全て受け止める壁が、


 形成されなかった。


「いったい!」


 ウラナの右手の甲にも切り傷が入った。


「どうなってんのよ、これ......」

「でしょう?他のもっと、びっくりするような方法を見つけなきゃいけないのかも」



* * *



「(やはり、逃げる策を練っているのは確かか……)」


 女王の部屋の隅っこに、よく目を凝らさなければ見えないほど小さな盗聴器を仕掛け、その音を聞いていた人がいた。その名をシャルロッテ・リンツという、NO.3の位、副侍従長の女性だ。


「(......パソコンは壊れた。能力も使えない。次はどういう手に出るか)」


「ねえ?そんなところでチマチマ聞いてないで出て来れば?」


 ガシャッ、と不気味な音がした。


「きっ、......気づかれた......!!?」


「やっぱり。あのねえ、そんなにガンガン電波飛ばしながら盗聴してるんじゃ、時間の問題だって。だいたい分かるんだから」

「電波なんて、普通分からないはずだろう!」

「それがあたしは慣れてるもんで。もちろんはじめは気づけなかったけど、最近はほぼ潰せるようになったわ」

「ふ、ふん。何だかんだ言って、どうせまぐれだろう?」

「じゃあ証明してあげる。大人しく待っときなさい」


 受信機からガチャ、と音がした。


「......いやいや、まさか、な」


「はい、こんにちは」


 部屋に人が入ってきた。

 おそるおそる振り向くと、女がいた。部屋は暗いのではっきりとは分からないが、間違いない。”例の女”だった。


「ひっ......」

「いい?盗聴器は電波を感じ取られたらおしまいよ?その強さでだいたい受信機がどの位置にあるか見当がつくんだから」


 呆然とするシャルロッテの手からウラナは受信機を奪い、床に叩きつけた。無残に飛び散り、バネやらネジやらが転がってゆく。


「......さて、どうしてこんなことをしたのか、しゃべってもらいましょうか。よりにもよって女王の部屋で」

「......怪しいことをしないか、監察していたのだ!日本の一大学生が女王?笑わせるな。そんなもの誰が信用するか!」

「じゃあなぜ、あたしたちをここに連れてきたのかしらね?」


 気づけばそれを口にしていた。一番驚いたのはウラナ自身だった。今までそんな声色でしゃべったことなどなかった。

 それで、自分が今、怒っているのだと気づいた。


「一大学生が女王なんざ信じられない?ええそうですとも。あたしがそっち側の人間なら秒殺で却下よ。それを何を血迷ったんだか引き入れて、利用するだけ利用して、思い通りにならないかもしれないから今度は盗聴?それで下っ端にやらせてんのは洗脳と殺人。よくもそんなに次から次へとクズみたいなことできるわね。”東の国”を占領したいあんたらの途方もない幻想に付き合わされるこっちの身にもなって」

「......黙れ」

「は?まだ何かほざく気?」

「口を慎めつってんだろうがこの下僕(しもべ)があああぁぁぁっっ!!!」


 決して大きいとは言えないその身体からは想像もつかないほど大きな怒声が部屋中に響き渡る。


「......ったくうっさいわね、そんなしょぼくれた負け犬の遠吠えで耳つぶれでもしたらどうしてくれんのよ」

「......ちょうどいい。ここに刀がある......自分がこれまで数多くの戦で敵を斬り伏せ、錯乱する同志を介錯し、刃向かう鼠どもを両断してきた、戦友だ。この国で反乱分子はいかなる運命をたどるか、その身をもって思い知らせてやろう」


 シャルロッテが刀をとった。


―――スパッ。


 その音がするまで一瞬だった。

 ウラナの右頬から血の滴が飛ぶ。


「くっ......」


 すかさず飛んでくる2度目の斬撃をしゃがんでかわし、暗い部屋を見回す。


「何も、ない......」


 敵襲の時に相手に新たな武器を渡さないためか。やはり武器に対して武器がなければまともにやりあえない。


「逃げるか......?」


 迷える隙はなかった。立ち上がり部屋を出、渾身の力で扉を閉める。


―――ガキン。


 閉まる寸前で刀が挟まった。


「うまくいかない......久々に不利な状況ね」

「あまり暴れないでほしいな、規模が大きくなるといろいろ面倒だぞ?」

「ここまで来れば派手に暴れてやるわよ!」


 今度は追いかけるのではない、逃げる方だ。


「こんなにすぐ忙しくなるとはね」

「逃げてばかりでは(らち)はあかないぞ!」


 まだ中を大して見ていない王宮の中は、迷路のような構造だった。その角を利用して右へ左へと曲がり続けるが、その度に手榴弾を投げ込まれ、退路を塞がれていた。


「手榴弾でそのうち当たるとか思ってるんじゃないでしょうね?」

「そんなわけがないだろう?」


 どこから出しているのか、とても一人が持っているとは思えない数の手榴弾が爆発している。しかもだんだんウラナに近いところで爆発してきている。


「どうにか......そうだ」


 ウラナはふと思いつき、足を止めた。ウラナの後ろには大量の手榴弾が壁に当たり、がれきが散乱し、煙が充満していた。


「手榴弾が止んだ......?いや、」


 ウラナ目がけて一発飛んでくる。少し後ろに引くと目の前に落ちて火を噴いた。


「......今か!」




「......消えた」


 さっきまですばしっこく逃げ回っていた”例の女”が姿を消した。


「まあ、知れてるわ」


 どうせ左か右に曲がったのだ。手榴弾で破壊してゆけばいずれ逃げ道はなくなる。

 こちらの武器は無限なのだ。

 一度手榴弾を投げるのをやめ、充満した煙が薄れるのを待つ。


「......さあ、ネズミさん、どこへ行ったのかしら?」

「ここよ」



 その声が聞こえたような気がした時には、背後に強烈な衝撃を受け、床に叩きつけられていた。


「......ふう」


 手に持ったがれきを捨て、ウラナは倒れた女を一瞥(いちべつ)した。


「敵を殺すため、なら、奇襲をも、いとわない......」

「いきなり刀振って、斬りつけてきたことを奇襲にカウントしないわけ?」

「ずいぶん、痛いこと、してくれたな」

「ったく、よかったわ、あんたの持ってる手榴弾が、煙がしっかり出るタイプで」


 じゃあね、『反乱分子』。

 そう言い、ウラナはその場を後にしようとした。


「......逃がさない」

「......!!」


 シャルロッテは背中から血を流しつつ、力を振り絞りウラナの足首を掴んだ。


「逃がさん逃がさん逃がさん......!」

「ちょっ......何すんの......!」

「逃がすものか逃がさん貴様......!」


 シャルロッテは背中に傷を負っているだけだ。

 ......もう片方の手も空いていた。


「逃がさん......ここで、冥土への片道切符を......!」


 その空いた手で刀をつかみ、そのつかんだ足を斬ろうとする。


「ふざ、......けんなぁっ!」


 やけくそだ。自由な方の足を上げ、思い切り振り下ろした。


「がっ......ああ、っ、がっ......!」


 傷口近くにヒットしたらしく、シャルロッテは苦悶に満ちた表情を浮かべた。

......のだと、思っていたのだが。

 カラン、と足を掴んでいない方の手から刀が離れた。そして腰の辺りを押さえている。


「はぁ、はぁ、はぁ、......」


 痛みに耐えようとしているのかあるいは別のことなのか、シャルロッテの息はひどく乱れていた。


「その腰......」


 シャルロッテの腰には銃を入れておくホルスターのような黒いホルダーがついていた。


「......ちょっとその手、どけなさい」


 さっきの受信機のごとく手に取ったそれを、床に叩きつけた。


「......はあ、はあ、......」


 シャルロッテの呼吸が少し落ち着いた。


「............ふう」


 急にシャルロッテの顔から、苦痛の表情が一切消えた。背中の方を見ると、傷まで少し小さくなっているような気がした。


「あの、ホルスターを、見抜いて壊すなんて......」

「”連携強化”(アディショナル・コネクト)でしょ、あれ」

「なぜ、そのことを......」

「いやこっちが聞きたいわよ。感じからしてあんた、こっちの世界の住人だし。どうして能力なんか使えてるのかしら?」

「......大閣下」

「は?」

「大閣下......あの方が、自分にこの能力を授けた......これがあれば、我が国の統一など容易いと......」

「その大閣下ってのは?」

「分からない......自分たちは何度か大閣下にお会いしているが、誰もがその姿をお見かけしたことがない......だがその強さは、はるかに我々を凌駕していることは確かだ」

「よりにもよってその能力か......あたしたちでも扱いに苦労するのに、それを現世の人間が使いこなせるわけないでしょうよ」

「『現世の人間』......?なら貴様らは何者だ」

「とか言って、うすうす気づいてたでしょ?あたしたちが普通の人間じゃないって。......死神よ、多くがあんたの使ってたようなバケモノみたいな能力を使いこなす、ね」

「自分が、貴様を始末しようということなど、到底かなわないということか」

「そうでもないんじゃない?現にあたしは、武器を何一つ持ってないし。......でもまあ、もしあたしが刀を持ってたら、あんたがそんな能力持ってるって気づく前に、斬って終わり、だったと思うわ」

「斬って終わり、か......武器さえ持てば相当強者であると見た。願わくばその状態で一戦交えたかったものね」

「......じゃあ手伝ってくれるかしら?」

「何を言う」

「あたしが持ってたヘッドホンを、返してほしいの」

「ヘッドホン?」

「とぼけてもムダよ、あんたが精密機械系の管理を任されてる、っていうのはだいたい想像がつくんだから」

「......くっ」

「どこにあるの」

「あれは渡せない。相当強い電波だった。それこそあの受信機とは比べ物にならないほど。仲間との通信用だろう、それをやすやすと返すわけにはいかない」

「......どうかしらね、このままあたしに渡してくれないなら、いずれあんたがあたしを殺そうとしたことが周りに分かるわ。女王の最側近に刃向かうことがどういう意味を示すか、この国に長くいるあんたはよく分かってるんじゃないの」

「なっ......それは、......脅しか?」

「まあそうとるのであればご自由に」

「............いいだろう、ついてこい」


 ゆっくりだがシャルロッテは立ち上がり、刀を杖のようにし、すたすたと歩き始めた。やはり軍人、少々の傷程度では動けるらしい。先ほどウラナが右へ左へと逃げ回った迷路を、逆にたどっていく。


「......先ほどまで敵対していた者の後ろをよくついていけるな」

「処刑されてもいいの?」

「......くそ」


 このような口での小競り合いはあったが、比較的すぐにシャルロッテの部屋までたどり着いた。がれきをたどってゆけば容易いことだった。


「あれだ」


 シャルロッテが指を指した先に、確かにヘッドホンらしきものがあった。


「オーケー、ありがとう」


 そっとそれを手に取り、何も仕掛けがないのを確認してポケットにしまう。


―――シュパッ。


 鋭い音がする。


「おっと?」

「かわされた......!?」

「空いてるわよ」


 かわされた、と気づいた次の瞬間には、シャルロッテが軍服に忍ばせていた左手の銃は弾き飛ばされ、右手の刀が奪われ喉元に当たっていた。


「ぐっ......!」

「助かるわ、ちゃんとシナリオ通り動いてくれて。......あたしも迷いなくあんたの動きを止められる」

「貴様......!」

「さすが軍人ね。ある意味融通が利かないのかも」

「我々を、侮辱する気か!」

「まあそんなにちょこまか奇襲ばっかりやってるんじゃ、見下されても仕方ないんじゃない?」

「貴様、後でどうなろうと......」

「そうねえ、とりあえず事が落ち着くまで、あたしたちの部屋にいてもらいましょうか。あんたが下手に動いて、一連のことがバレてもまずいしね。......大丈夫、あんたのその傷くらいなら、あの部屋で治せるでしょ」



* * *



「あ、おかえり、ウラナ!......えっと、その人が盗聴を?」

「ええ、そうよ。ちょっと一悶着あったもんで、しばらくここに置いとくんだけど、いいわよね?」

「まあ、別に......ところでヘッドホンは?」

「大丈夫よ、ちゃんとあるから。あとはあんたが何とかしてくれるのよね?」

「うん、その人が笛とか、しっかり音の出るものを持っていれば」

「あるの?」


 シャルロッテが何も言わず、ブザーのようなものを差し出した。さっさと取れと言わんばかりの顔だった。


「うん、これほどのものなら十分。ありがとう」


 レイナはそのブザーの前にヘッドホンを置いた。


「あとはちゃんと届けば......」


 つぶやいて、ヘッドホンをオンにして、ブザーを小刻みに鳴らした。


『・ー・ ・ ・ー ー・ ー・・ ・・ー ・ー・ ・ー・ ー・ー・ ・ー ・ーー・ ー ・・ー ・ー・ ・ ー・・ ーー・ ・ー ・ー・ ー・ ・ ー ーー ・ー ー・ーー ーー・ ・・ ・・・ー ・ ・・ー ・・・ ・・・・ ーーー ・ーー・ ・ ー ・ ・ー・・ ・ ・ーー・ ーーー ・ー・ ー ・・・・ ・・ー ・ー・ ・ー・ ー・ーー ・ー・ー・ー』

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