表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/4

第二話




「…指原灰介。知ってない奴は居ないってくらい

有名人らしいぜ。ここの学園の科学、棄理科の

教授(?)、教師を勤めている。」


「…へ?さ、さしっ…!?」


「え!?グレー博士なの!?

ものほん!?」


「ん?あぁ…。グレー博士って言い方しってんのって

お前結構通だなぁ~…。てか、偽者いんのか。」




…指原灰介ってヤバい…。

科学者がなにしてんの!?


え、本当に凄い人の部活にはいっちゃったよ…!!




「~っやったぁ~!!

早速だけどキイナ!机持って来よ!」


「…、ごめんセイア。

それは先生の仕事って知ってた?

だからやらなくていいんだよ。」


「あーなんのことやら…。」




このひと絶対めんどくさいんだな!


だからと言って生徒にやらせんじゃないっつーの


そう、心の中で一人で喋っていると、

急に先生がこんなことを言い出した。




「おーい、そこの3年生の女子生徒ー

ー。」


「はぁ~いっ!!」


「私達かな?」




そう、3年生の2、3人の人達が来た。


…何故呼んだのだろうか。




「あの、ご用件は…?」


「あのな、こいつら1年科学組の机を

至急にもってきて欲しいんだが…。

こいつらは場所わかんねぇし、お願いできんか?」




一人で一気に喋る先生。

…マシンガントークなのかこの人は。


煩いよ逆に。




「行きます!快く行きます!」


「私も~!もってきますね!」


「え、わ、私もっ」


「…え、えっと…有り難う御座います。」


「ありがとございまーすっ!」




全く…。この人格好いいと思うけど…。


…パシられてんのにきずいてもらいたいものだ…。


まぁ先生も先生でらしくないことをやるから大人気ないけどね。




「じゃあ行ってきまーす!」




余程先生が好きなのだろうか。

すっごく張り切っているのがわかる。


そして、先輩達は机を持っていってしまった。




「…あ、先生。

さっきあなたに触った時なんか、すっごく

電気がきたんだけど…。」


「あぁ…。アレはな、科学魔法の初級魔法だ。」


「へぇ~!なんていう魔法なの?」




私達は全くの敬語なしに話。


てか、あの電気めっちゃ痛かった。

魔法かよ…。




「この魔法はなぁ~…。

サターエレクトニック…だっけ?」


「忘れたんかいぃぃぃい!」


「おぉ-!!」




私がツッコむ中でセイアは何故か感動している。

クソっなんでツッコまないんだよ!


この阿呆!




「んだよー別にいーだろ。

明日きいてくるってーの。

あ、あと、この魔法は体質魔法っていう。

また今度の授業で教えるから、

はいこの話は終わりだ。いいな」


「だから→×♭${〒%?£♭→”$◆+{*|%※{¢だよ!?」


「同時にいうんじゃねぇ!

何いってんだよ!」


「もういいっていったじゃん先生。」


「確かに。」


「あぁー!!なんだよくそっ!!」




先生がそう叫んだ瞬間。


私達あての机が届いたようで、

トントンっとノックの音が聞こえた。




「せんせー。可愛い後輩のために机、もってのほか来ましたぁ~」


「感謝されたけど感謝してね!」




そう言う先輩。


…正直、最初の先輩きもくね?

ぶりっこ…っぽいし…。


容姿は別にいいけどね。


二人目の先輩は普通。


3人目の先輩は…オドオドしてる。

けど私的には容姿は美少女!


…って思う。私の好みですがね。




「ありがとうございますね。」


「ありがとーってあーさっきいんっ!?

んー!んんー!?」



わたしはとっさにセイアの口を押さえる。

…だって「さっきありがとうっていいました。」

なんてタブーでしょ!?




「すまんな。わざわざ。

ありがとう。」




先生はニコッと笑う。


きっと作り笑顔だろう。この人の性格からよくわかる




「キャーっ!先生かっこいぃーいぃー!」




きもい先輩が言う。

うるせ。




「ふっふーw」




ドヤ顔する先輩。

え、何で?




うーん…オドオドの人は………。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ