第一話
4月になって私達は、高校に通う事になった。
だが、私達は非常に困っております…。
あ、因みに自己紹介。
私の名前は瀬戸川紀伊那。通称「キイ」「キイナ」です。
スノードロップ出身です。
特徴はマフラーだそうです。
「…うぅーん…。セイア君は
どれにするー?」
「え、僕?僕はねぇ~…。」
彼はセイア。
東雲星亜くんです。通称「セイ(くん)」「セイア」です。
「んー、決まったのぉ~?」
「うん、決まった。
えっとねー…僕は科学とか理科が好きだからねぇー…
主科学魔法部に入ろうと思う。
キイナちゃんは?」
「うーん…私は何でもいいから
私もそこにするね。」
主が科学かぁ~…。
副は学年学級クラス別で学習。
ここはなかなかいい学校だ。うむ。
「じゃあ、行くか。科学魔法部は
ぁ~…
二階の西の方角だって。」
「ん、わかった。」
そして私達は部室へと行った。
ガララッ
どこにでもあるような絵がある。
机、無し。ok
真っ白部屋、ok。
汚い、ok。
知らない人が教卓にうつ伏せで寝てる、ok。
…
okじゃなあぁぁぁぁぁぁぁあああっいっ!!
「わぁ!キイナちゃん、人殺しの現場
みたいだよ!面白いねぇ~ww」
セイアさん。笑い事じゃないです。
ってか!ここまじで部室!?
「うーん…。
起こせばいいのかなぁ…。
…起こしちゃえw」
私がそう言って教卓の人を触った瞬間、
「っ!?」
私の体は魚の様に飛び上がりビリリッっと
電流が体の先から先まで伝わるのがわかる。
「…おい、んだてめ…ぇ………。」
その人はぽかーんと口を開けると私らをみる。
…どうしたのだろう?
「な、な、なぁああっ!?
お、俺の部に初部員…!?
おぉぉお…!!」
「え、あ、あのぉ~…」
「あーっ!!めんどくせぇーっ!!
…ってん?なんだよ。」
「……あ、はい。
私達は新一年の者で主科学魔法部願いです。」
「ってことできましたー」
セイアはいままで何をしていたのだ…。
ずっと黙ってて…。
ま、いいや。
「あ、いいぞ。
机は自分で持って来い。
んで、すきなようにしろ。この部屋は。
俺がちゃんと整理しといてやったから。」
「どこが!?あなた嘘ついてるでしょ!?」
「汚いよね。めちゃめちゃ。」
だって、汚いっすよ!?
紙のゴミはあるはお菓子のゴミはあるは
(特にポッキーとかトッポとか)
とにかく汚い。
「んっせぇなぁ~…。母親かよ…。
あ、お前ら名前は?
オレの名前はな…」
そう言えば、このひとどっかでみたようなぁ~…。
そう思いながらそのひとの話を聞くことにした。