その塔、7階建てらしい
意味不明パターンの奴です。
って、事はオチは……。
愛しい人が目の前に立っていた。
『ごめん……』
私は無言で頷く。
彼のことを許せるか、と言われれば否。しかし、惚れた弱み、というか反射的に頷いていた。
あーあ。また、彼は同じ失敗を繰り返すのに。私は何度も信じて、期待して、裏切られて。
何度も一人で傷ついたのにね。もう一人の私の忠告は聞こえないふりをして。
彼は私の手を引き走る。
私の門限は近い。
家に向かって走ったはずなのに。
明らかに……市場?
もちろん、私の家のそばに市場など無い。
彼は無言で走る。私の手をしっかりと握り。
「待って……。ここ、さっきも通ったよ」
見たことのある魚屋とせんべいの店。
そう思った瞬間床が崩れ去って、私達の身体は宙へ――。
「ん……?」
私は目を開ける。
夏の日差しが差し込む朝。ベッドの上。
「……」
どこまでが夢……?
いくら、彼のことが好きで、好きになってもらいたいからって……。
最後の現実感の無さが全てが夢だと私に教えてくれる。
「って、遅刻っ!」
私は急いで準備をして家を出た。
今日はいわゆる野外活動の日。
私が行くとすでに始まっていて、誰もいなかった。
昨日の説明だと、確か4人1組で塔の頂上を目指す、とかいう。
私は一人で塔の中に入っていく。
それぞれのフロアは一色でまとめられていた。
1階は赤、2階はオレンジ、3階は黄色、4階はピンク。
「あれ、もうここまで来たの? 早いね」
4階に来たところで友達に会う。彼らはこれでも一番早い組らしい。
むしろ今まで人に合わずここで初めて会った、という私の奇跡もすごいが。
「え、だって、ただ階段登ってくるだけじゃん」
「は? いやいや、階段がなかなか見つからないんじゃん」
話が噛みあわない。
私はは行ってからまだ5分ぐらいだが、彼らはすでに1時間以上かけているらしい。
「しかも、5階まで行っても行き止まりでさぁ~。他の階段探してるとこ」
「ふぅん……」
私はとりあえず5階に行ってみることにした。
5階は紫色のフロア。
そこはただ広い空間が広がっていて、広間、といった感じだ。
そこには一人の男性と娘、と思われる4,5歳の女の子。
そして、その先には道が続いていて、青の階段がその奥に見えた。
しかし、道はベニヤ板で今にも落ちそう、という感じ。
しかも階段の下は何もない真っ暗な空間が広がっている。落ちたら確実に死ぬだろう。
ベニヤ板の向こう側はしっかりくっついているようだが、こちらは一点しかくっついていない。
というか、ベニヤ板、という時点で渡る気はない。
ただ、私はこの先の階段が6階への階段だと確信していた。
「無理ですよねぇ」
私が遠くから階段を見ていると急に目の前に男性が現れ、話しかけられた。
「あっ、はい。そうですね」
チーン。
広間に音が響く。広間の隅のエレベータが開いた。
中から一人の男性。歳は私と同じの18才ぐらいだろうか。
彼は躊躇なく階段へと走る。
ミシッ。
ベニヤ板が落ちる。彼の身体も宙へ舞う。
走って、手を伸ばせば届く距離。
しかし、私は目をそむけた。
『見ていなかったから、助けられなかった』、と言い訳して。
彼の顔は大好きな彼の様だった気もする。
一昨日見た夢です。
病んでるのかなぁ……。
誰か夢分析できる方がいたらぜひ教えてください(笑




