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第十五章 内外の兵、合して死路を開き 満村、血に染まりて尸声息む

「我に続け。斬り抜けるぞ」


童淵が槍を東へ向けた。


あの県兵の頭は頭巾を引きちぎり、裂けた手のひらの傷に巻きつけながら、傾いた木車に登った。


「女と子供を先に行かせろ! 男たちは三隊に分かれろ、戸板で両側を守れ、長矛と鍬は全て外へ向けろ! 武器のない者は車を押せ、石を運べ、誰も勝手に動くな!」


何人かの県兵がそれぞれ一隊を率いた。民は戸板を掲げ、木車を押しながら、村道に無理やり狭い一本の通路をこじ開けた。前方の尸人はすでに棘の枝を越え、三々五々村へ突入していたが、その後ろにはなおも無数の人影が荒れ草の間に揺れていた。


趙雲は童淵の後に続き、槍を提げて進んだ。


兆雲は心を静め、ひたすら内力を巡らせた。


趙雲の肩がわずかに動くと、その暖かい流れがすぐに腕へ送られた。つま先が左へ向くより早く、内力はすでに腰と脚へ沈んでいた。二人が使う目は、一つだった。趙雲が見るものは、兆雲にも当然見えていた。趙雲がどこへ向かおうとするか、彼はほとんど同時に、そこへ内力を送っていた。


最初のうちは趙雲もまだ慣れず、槍を出す時に自分でも気を巡らせようとしていた。だが数手を交えるうちに、やがて内力の巡りはすべて兆雲に委ね、ただ人を見、槍を見、足元を見ることに専念した。


古い力が尽きぬうちに、新しい力が生まれる。


足元が少しでも不安定になれば、腰にすぐさま一筋の支えが加わった。長槍が向きを変えようとすれば、手首の内力は一足先に引き戻され、続いて次の一手にあわせて再び湧き出た。


趙雲はこれまで、こんなふうに身体を使ったことがなかった。


言葉にできないほど、心地よかった。


一体の尸人が木車を越えてきた。趙雲の長槍が下から上へ、口の中を貫いた。もう一体が横から飛びかかると、彼は身をひるがえして横薙ぎに払い、槍杆が弧を描いてその者を後ろへ弾き飛ばした。


尸人が次々と村道へ押し寄せてきた。


趙雲の槍は、尸人を倒すごとに速くなった。


やがて彼の目には、前から迫り来る頭と腕だけしか映らなくなった。兆雲が自分のために内力を巡らせていることさえ忘れた。一体見れば一槍、また一体来ればまた槍を返して突く。槍先には黒赤い汚血がこびりつき、手のひらの傷はすでに再び開いていたが、彼はまるで気づいていなかった。


殺す。


また殺す。


このまま斬り抜ける。


東で角笛が続けざまに鳴った。


文醜が官兵を率いて外から内へ押し込んでいた。前列は盾、後列は矛を持ち、斜面をゆっくりと下る。尸人は角笛と足音を聞くと、身を翻して軍陣へ飛びかかり、木盾は絶えず後ろへ押され、後列の兵が肩と背でそれを支えた。


長矛が盾の隙間から突き出される。


刺された尸人は次々と倒れたが、多くはまたよろよろと起き上がってきた。官兵はこの光景を初めて目にし、陣中に動揺が広がった。


文醜は長槍を横に構え、最前列に立った。


「頭と顔を狙え! 倒れたものにも必ずとどめを刺せ!」


彼は自ら十数名の親兵を率いて陣の崩れを食い止めた。長槍が過ぎるところ、尸人が次々と倒れていった。官兵は主将が退かないのを見て、ようやく体勢を立て直し、倒れた尸人を踏み越えながら一歩ずつ村口へ迫った。


村の中では、張繡がすでに塀の上に立っていた。


その土塀は人の背丈をわずかに越える程度で、塀の面も狭く、外側には無数の腕が乱れて伸びていた。彼は塀に沿って疾走し、長槍を下へ絶えず突き入れた。槍先の通るところ、尸人が次々と崩れ落ちた。


官兵はまだ最初の一槍がどこに落ちたか見て取れた。


二槍目には、もう一筋の冷たい光しか残らなかった。


その後は、塀の上にはもう人がいないかのように見え、ただ青い影だけが行き来していた。張繡は時には尸人の頭上を飛び越え、時に院の中へ跳び込み、また別の塀の上に現れた。日差しは明るいのに、その姿は目がくらむほど速く、まるで白昼に幽鬼と出くわしたかのようだった。


何人かの官兵が思わず足を止めた。


誰かがつぶやいた。


「あれは人か?」


張繡は塀の上から跳び下り、長槍を鋭く突き出した。前の尸人がちょうど口を開いたところで、彼はすでにその脇を抜けていた。彼が数歩走り去った頃、その尸人はようやくぐらりと揺れ、仰向けに倒れた。


もう一方では、張任がひっくり返った穀物車の前を塞いでいた。


車輪が泥に沈み込み、道の大半を塞いでいた。何人かの屈強な者が力を合わせて押しても、車体はわずかに揺れるだけだった。後方の尸人はますます迫り、誰かはすでに恐怖に負けて轅を放り出していた。


張任は槍を左手に持ち替え、右手で車体をつかんだ。


「起きろ!」


穀物車が猛然とひっくり返り、轟音とともに尸群へ叩きつけられた。


何体もの尸人が、その下敷きになった。


張任は槍を右手に取り戻し、大股で前へ進んだ。槍杆が唸りを上げて振るわれた。触れた尸人は、どれも横へ吹き飛んだ。壁にぶつかる者、背後の仲間ごと押し倒す者もいた。倒された尸人がなおも起き上がろうとすると、張任はすでに間近まで迫り、長槍を次々と頭と顔へ突き入れた。


官兵は遠くからそれを見て、一槍が振り下ろされるたびに、地面までもが震えるような気がした。


誰かが自分の手にある長矛を見下ろし、それから張任を見上げ、前進することさえ忘れていた。


文醜が怒鳴った。


「何を見ている! 陣を押せ!」


官兵は慌てて盾を掲げ直した。


文醜自身も、思わずもう一度そちらへ目をやった。


あれほどの力は、自分にもない。


南北両側の尸人が次々と村へ集まり、民は幾つかの巷路の間に押し込められ、泣き叫ぶ声、唸り声、角笛の音が一つに混ざり合った。


県兵の頭は木車の上に立ち、絶えず指図を飛ばしていた。


「左を塞げ! 戸板は平らに置くな!」


「老人を先に通せ、屈強な者は最後尾に!」


「押すな! 前がまだ開いていない!」


尸人が院の塀を一つ突き破り、横から人々へ襲いかかった。


季安の顔が青ざめ、身をひるがえして二枚の戸板の間に潜り込んだ。二人の屈強な者は彼が逃げるのかと思ったが、彼はただ正面を避けただけで、戸板の隙間から長矛を猛然と外へ突き出した。


一槍は頭と顔を捉えられず、尸人の胸に刺さっただけだった。その者は槍先を突き立てられたまま前へ進み、両手が槍杆を伝って伸びてきた。季安は慌てて後ずさりながらも、戸板を自分と尸人の間に残したまま下がり続けた。


「押さえろ! 早く石を持ってこい!」


何人かの百姓が戸板の後ろに駆け寄り、力を合わせて尸人を外へ押さえつけた。季安は槍を引き戻せず、いっそ手を離し、太い門閂を拾い上げると、内力を巡らせて横に振り抜いた。


門閂が尸人の胸に当たり、背後の仲間ごと打ち倒した。


季安自身も一瞬呆気に取られた。


しばらくして、彼の肝がにわかに据わった。


「もう二人来い! 車を押してこい、先に塀を塞ぐんだ!」


彼はそれでも戸板の前を離れず、門閂を振り回して隙間を守った。尸人が多すぎる時は人混みへ縮こまり、誰かが押さえてくれると、また飛び出して頭と顔に一撃を加えた。何度か繰り返すうち、本当に数体を打ち倒していた。


東の官軍はすでに村口まで迫っていた。


その間にはまだ数十体の尸人が横たわっていた。


童淵は尸群へ向かって歩いていった。


彼は二人の弟子ほど目立ってはいなかった。


張繡のような幽鬼めいた姿もなく、張任のように尸人を四方へ吹き飛ばす勢いもない。ただ一歩ずつ前へ進み、槍を時おり送り出しては、すぐに収めるだけだった。


だが彼に近づく者は、正面から飛びかかろうと、背後から手を伸ばそうと、なぜか皆倒れていった。


眼窩に血の穴が一つ増える者もいれば、後頭部を槍先に貫かれる者もいた。多くの場合、周りの者は童淵が何回槍を出したのかさえ見て取れず、ただ彼が尸群を通り抜けると、その後ろに一体また一体と倒れていくのを見るだけだった。


最初、官兵たちの目は張繡と張任に向けられていた。


だが文醜だけは、次第に童淵から目を離せなくなっていった。


見れば見るほど、心が冷えていった。


張繡は速いとはいえ、少なくとも人影は見える。張任は猛々しいとはいえ、槍がどこから来るかは明らかだ。だが童淵は何もしていないように見えるのに、前に立ちはだかる尸人は皆死んでいく。


文醜は手の長槍を握りしめた。


もし自分が童淵の前に立ったなら?


彼は長く見つめ続けたが、それでもどの槍を防ぐべきか、どちらの方角を警戒すべきか、見当もつかなかった。相手がどう槍を出すかを見る前に、自分もあの尸人たちと同様、わけも分からず命を落とすのではないか。


童淵はすでに尸群を抜けて近くまで来ていた。


文醜も槍を提げて軍陣から飛び出した。


二人はすれ違いざま、互いに相手の背後の尸人を刺し倒した。文醜はただ目の前で槍先が一閃したと思うと、背後の唸り声がぴたりと止んだのを感じた。振り返った時には、童淵はすでに数歩先を歩いており、彼のほうを見てもいなかった。


「先生、見事な槍だ!」


童淵は足を止めなかった。


「まず道を開けろ」


文醜は一瞬呆気に取られてから、大声で笑った。


「よし! 道を開けるぞ!」


角笛がまた音を変えた。


官兵は東と南の両面から前進を続けた。県兵の頭も民を急がせ、木車と戸板を一列に連ね、童淵たちの後に続かせた。


張任が北から押し寄せた。


張繡は南側の塀に沿って疾走した。


童淵は中央にいた。


趙雲と季安は民の両側を守った。


内と外の二つの人馬が、ついに村口で一つになった。


尸群は中央に挟まれ、両側の物音へ飛びかかろうとして互いに押し合い、ますます密になっていった。官兵は盾で正面を防ぎ、長矛を後ろから突き出した。村中の屈強な者たちは木車で両側を塞ぎ、鍬や木の棒で必死に食い止めた。


一人の兵卒が尸人に足首を掴まれ、悲鳴を上げて倒れた。


趙雲がすぐ近くにいて、轅を踏み越えて尸群へ突入し、一槍で伏せた尸人を刺し倒し、その兵卒を盾の後ろへ引き戻した。もう一体の尸人が横から飛びかかり、彼の腕に噛みついた。


趙雲は振り返り、その眼窩を貫いた。


彼は傷を見下ろすこともせず、身をひるがえしてまた戦いに戻った。


尸群は三方からの軍陣に押されて、ますます密になっていった。


張繡はその中を行き来し、姿がほとんど見えないほど速かった。一体の尸人が横から飛びかかり、噛みつくことはできなかったが、彼の手首を掴んだ。もう一体が尸の山の中に伏せ、両手で彼の脛を抱え込んだ。


張繡の足が、ふいに止まった。


さらに多くの尸人が群がってきた。


彼はもがかなかった。逆に腰の短刀を抜き放ち、冷たい光が連続して閃くと、手首と脛へ絡みついていた腕が、すべて斬り落とされていた。切断された手はなおも彼の袖と脛にしがみつき、彼が再び駆け出すたびに揺れ動いた。


張繡は見向きもせず、短刀を鞘へ戻すと、長槍を取ってまた戦いに戻った。


日差しの下、その姿はますます速くなった。着物には血まみれの手が何本もぶら下がり、遠くから見れば、尸人よりもよほど悪鬼らしく見えた。


張任も数体の尸人に囲まれていた。


一体の尸人が背後から抱きつき、口を開けて肩へ噛みつき、肩の肉を食いちぎった。張任は身体をわずかに揺らしただけで、逆手にその尸人の首をつかみ、背後から前へ引き回した。


その者はなおも口を開けて噛みつこうとしていた。


張任は片手でその首を締め上げ、尸人の全身を振り回した。


張任がその尸人の身体を横薙ぎに振り回すと、周りの尸人が次々と吹き飛ばされた。木盾にぶつかる者、尸の山へ転がり込む者もいた。張任は数歩前へ踏み出し、手にした尸人はすでに骨が砕けて折れ、彼はそれを無造作に投げ捨てると、地面から長槍を拾い上げた。


背中からは血が着物を伝って流れ落ちていた。


彼はまるで気づいていないかのように、一槍を叩き落とし、また起き上がろうとしていた尸人を横へ吹き飛ばした。


戦場のあちこちに負傷者がいた。


誰もそれに構う暇はなかった。


趙雲はすでに我を忘れていた。


兆雲は依然として身体の奥で彼のために内力を巡らせていた。丹田の内力はどんどん少なくなっていたが、巡る速さはむしろ増していった。趙雲はもう残りがどれだけあるか気にも留めず、周りが誰なのかも見分けなくなり、ただ目の前に尸人が現れれば、長槍を突き出した。


一槍。


二槍。


十槍。


槍先を眼窩から抜いては、口へ突き入れる。槍尾で一体を弾き、身をひるがえしてまた別の一体を突く。噛まれた腕からは絶えず血が流れ、手のひらはとうに擦れて血まみれになっていたが、戦うほどに、胸の奥が熱くなった。


これは彼の身体だ。


あの内力も彼の内力だ。


だが今この瞬間、もう一つの魂魄が身体の奥に留まり、一つ一つの筋骨、一度一度の発力を代わりに見守っている。趙雲はただ兆雲を信じ、前へ槍を出せばよかった。


殺す。


殺す。


殺す。


尸人が一体また一体と倒れていった。


文醜が官軍を率いて外から内へ、童淵たちが内から外へ。あの隙間なく塞がっていた尸の壁が、ついに引き裂かれた。民は隙間に沿って斜面の後ろへ退いていった。


女と子供が先に、負傷者がそれに続いた。


屈強な者たちはなお戸板を掲げて両側を守っていた。


県兵の頭は最後に村口を離れた。彼が土の斜面に足を踏み入れた瞬間、振り返って大声で叫んだ。


「百姓は全員出たぞ!」


文醜が長槍を一振りした。


「陣を閉じろ! 一体たりとも逃すな!」


三方の軍陣が同時に内へ押し進んだ。


尸群が再び浅い窪地へ押し込められた。官兵は盾を持ちながらゆっくりと前進し、長矛が一列また一列と突き出された。童淵たち四人は退かず、逆に包囲の中に残り、軍陣の前で戦い続けた。


張繡の動きはますます速くなっていった。


やがて民だけでなく、文醜でさえ、尸群の中を行き来する一つの影しか見えなくなった。槍先は左に右にと動き、尸人がまだ倒れきらないうちに、彼はすでに別の場所へ移っていた。何人かの官兵はその影を追うことに夢中になり、手にした盾が危うく弾き飛ばされそうになった。


張任の長槍は、大きく振るわれた。


一槍が薙ぐたびに、尸人が地面から離れて飛んだ。もともと隙間なく詰まっていた尸群が、彼の手で幾度も打ち開かれた。官兵はその勢いに乗じて、倒れた尸人を一体ずつ仕留めるだけでよかった。


童淵は依然として急がなかった。


袖はいつの間にか引き裂かれ、左腕は血まみれで、首筋にも幾筋もの引っかき傷が残っていた。だが足取りには少しの遅れもなく、長槍は時おり送り出され、またすぐに収められた。


彼に近づく尸人は、皆、なぜか倒れていった。


文醜の驚きは、見るほどに深まった。


張繡は幾つもの断手をぶら下げながら疾走し、白昼の幽鬼のように速い。張任は背中の肉を一片引きちぎられながらも、尸人を得物代わりに振り回した。童淵は全身傷だらけでありながら、それらの傷がまるで自分のものではないかのように動いている。


この者たちは、本当に人なのか、それとも鬼なのか。


文醜は尸群の中を縦横に行き来する幾つもの影を見つめながら、知らぬ間に手の長槍を強く握りしめていた。


まさか本当に、この世に天兵天将などいるのか。


趙雲もどれほど殺したか分からなくなっていた。


目の前の人影が次第に減っていった。


槍を出し、抜き、また出す。兆雲の内力はほとんど尽きかけていたが、最後に残った一筋の暖かな流れを、趙雲の手首へ送った。


槍先が最後の一体の眼窩を貫いた。


その者は後ろへ倒れた。


趙雲は槍を抜き、四方を見回したが、一瞬次の敵が見つからなかった。


浅い窪地には、ただ地面いっぱいの尸骸だけが残った。


官兵は長矛を掲げたまましばらく様子を見て、さらに尸の山を何度もひっくり返した。唸り声も、引っかく音も、再び起き上がる尸人もなかった。


一体も残っていなかった。


趙雲の胸が激しく上下し、ふいに顔を仰向け、大声で笑い出した。


その笑い声は澄んで響き、遠く村の外まで届いた。


張繡は全身血まみれで、手足にはなお幾つもの断手をぶら下げたまま、槍を提げて尸の山の間に立ち、声を上げて笑い始めた。張任は槍を杖にして立ち、背中は血肉まみれだったが、その笑い声は二人よりもさらに大きかった。


三つの笑い声が荒野へ突き上がり、遠くの林の鳥たちが一斉に飛び立った。


季安は最初ぼんやりと立っていたが、やがて長槍を頭上で振り回しながら、口からわけの分からない叫び声を上げ始めた。自分でも何を叫んでいるのか分からなかったが、胸いっぱいの喜びを吐き出さなければ、身体ごと弾けてしまいそうな気がした。


童淵は若者たちの後ろに立ち、ひげをなでながら、微笑んだまま何も言わなかった。


文醜はなお長槍を握りしめていた。


彼は張繡を見て、また張任を見て、それから顔じゅう汚れた血をつけたまま仰向けて笑う趙雲を見つめ、しばらく動かなかった。


文醜は、この戦いから目を離せなかった。


自分の目で見ていなければ、この世にこんなふうに敵を殺せる者がいるとは、決して信じなかっただろう。目の前の幾人かは尸の山血の海の中に立ち、夕日が背後から差し込み、まさに天兵が下界に降りたかのようだった。


周囲の民の中から、ふいに跪く者が現れた。


「天将軍様、お救いくださった!」


続いて、跪く者がまた一人。


やがて、何人かの官兵までもが武器を投げ捨て、童淵たちに向かって叩頭し始めた。尸鬼がすでにこの世に現れた以上、天が幾人かの天兵天将を遣わして民を救ったとしても、何の不思議があろうか。


伏す者は、次第に増えていった。


張任の笑い声が、次第に止んでいった。


張繡は長槍を握りしめたまま、めずらしく戸惑った様子を見せた。


季安はまだ両手を掲げていたが、顔に浮かんでいた狂喜が、少しずつ茫然としたものへ変わっていった。


ただ趙雲の笑い声だけが、荒野の間に響き続けていた。


兆雲は身体の奥にいたまま、内力を一滴残らず使い果たし、四肢百骸が激しく痛んでいたが、それでも彼につられて、思わず一緒に笑ってしまった。

「ここまでお読みいただきありがとうございます!もし少しでも面白いと思っていただけたら、ブクマ(ブックマーク)や評価(★)をいただけると、執筆の大きな励みになります!感想もお待ちしております。」

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