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ハイイロ ノ カナタ  作者: mild
第一部
59/281

見送られて

色々あったあの夜から三日が経った。


森はロウと言う龍が去った後も、魔力を吸収して栄養に変えるという性質は無くならないらしく、変わらず咲き誇っている。


その生命力も目覚しく、もう戦いの爪痕もほとんど残ってはいなかった。



「何でこいつ俺についてくんだよ…! ほらあっち行け、あっち!」



迷惑そうな声の方向では、ハルユキが何処からか連れて来た飛竜が、ハルユキに頬ずりしようとしていた。



「だから言うたやろ? その竜は従竜ゆうてな。自分に勝った一番強い生き物に従う習性があるんやーて」



逃げ回るハルユキを口で大げさに息をしながらドラゴンが追いかけて回っている。


ハルユキがあの夜に森で倒した竜で、朝になったら家の近くに蹲って寝ていたのだ。


古龍でも、もちろん霊龍でもないただの飛竜だが、一匹で村一つを潰せる程の力は持っている。


その竜が人懐っこい仕草で走り回っているのは、不自然ながらもどこか微笑ましかった。



「行け! かじれ! そして踏め! 踏みにじれ! 顔やら尊厳やら!」

「お前は何物騒なこと言ってんだ! 小娘、コラァ!」



いつの間にかレイがその背中に乗り込み、大声で笑いながら竜に指示を飛ばしている。



「お主の傷ついた心を癒してやろうと言っておるのじゃ! 黙って踏まれろ!」



ハルユキに従うはずの竜も何故か楽しそうに地面を踏み踏みしている。



「別に踏まれたい願望はねぇよ!」



逃げるのをやめ、踏み下ろされるその足を受け止めて、ドラゴンを投げ飛ばした。


しかし、その背中にレイの姿はない。



「隙だらけじゃ、アホめぇ!」



動きが止まったハルユキにレイのドロップキックが直撃した。



「手応え、ありじゃ…!」



かに、見えた。



「おいおい。誰を狙ってるんだ?」

「何……!?」



レイがバッと振り向くと、そこには何もなかったようにハルユキが腕を組んで立っていた。



「馬鹿な確かに手応え、もとい足応えが…」



レイが足元に目をやると、親指を立てて気絶しているジェミニの姿。




立ち上がった竜がレイと無言でアイコンタクトすると、のしのしと近寄ってジェミニを咥えて、ぺッと森の方に捨てて戻ってきた。



閑話休題。



「あのまま踏まれていれば幸せだったものを…」

「お前に踏まれたからって幸せになれるとは考えられないんだが」

「考えるな。感じろ」

「それは少し用法が違うぞ」



何事もなかったかのように再開するレイとハルユキ。



「そもそも、お前に攻撃される理由がないだろ。いきなり何やってんだお前は」

「……お主、儂が作った昼飯が忽然と消えた事に心当たりはないか?」



沈黙。



「……味付けはもうちょっと濃いほうが好みでした」

「…極刑じゃな」



言うが早いか跳び蹴りを繰り出した。



「はッ、残像だ」

「こんな所でそんな大技使うか!?」



とてもじゃれ付くというレベルじゃない動きのレイにハルユキは涼しい顔で動き回る。


と。



「おーい。ハル、いつまでも遊んでないで……え?」

「え?……あ」



運悪くユキネが姿を現したのは、ハルユキの進行方向の上だった。


当然衝突し、地面にもつれ合って倒れこんだ。


幸い、柔らかい草の上で寸前で気付いたハルユキもブレーキをかけたので大した衝撃ではなかった。



「ぁってて…、あーすまん、大丈夫か?」



ユキネの上に覆いかぶさるように転んだハルユキは完全に治癒した左手をついて身を起こした。



「あ、ああ。だいじょ………、ッ!!!」



頭を軽く振りながら、ハルユキに目を向けたユキネが息を呑んで固まった。


口をパクパクさせながら顔を赤くしていくユキネの視線の先にはハルユキの手。


それが、ユキネの胸の上にあったことが不幸だった。



「うぁっ……んッ…!」



慌てて立ち上がったときに力が入ってしまったのか、ユキネが敏感に反応した。


しかし、そんな事はこの状況をどう切り抜けるかに全力を注いでいるハルユキには分からない。


どうにかしないと、血の雨が降る。



「お、お、お、お前……! 私の…」



顔をこれ以上ないくらい真っ赤にさせながら、ユキネが立ち上がって飛びずさった。


ハルユキは背中にコッソリと汗をかきながら、出来るだけ落ち着いて口を開いた。



「なぁ、ユキネ」

「……」

「……俺はさ、別に触りたかった訳じゃないんだ。お前も触られたかったわけじゃない。俺も初めてだったし、お前も初めてだった。ほらな、おあいこじゃないかだからそれ以上無言で剣の切っ先を額に押し付けるのはやめて下さい勘弁して下さいお願いしますホントすいませんでした反省してます」

「死ねッ!!!」

「残像だっ」



そこは殴られるべきなのだろうが、残像を残して逃げ回る。



「このッ、死ねッ! 死んでしまえッ!」

「待て待て! 別に減るもんでもないだろうが! いいじゃねぇか、別に!」



ハルユキはユキネの予想以上の剣幕に少し面食らって、。剣を避けながら説得しようとする。


がしっ


そんなハルユキの首根っこを後ろから伸びてきた手がしっかりと掴んだ。



「……辞世の句は?」

「話し合えるってのは、人間の美徳だと思わないか?」

「そういうことは、人間に言え」



言いながら首を掴んだレイの手にますます力が入っていく。


しかも、ハルユキの目の前には怒気を纏ったユキネもいる。



「……まあ、何だ。あれだ。一旦深呼吸しよ違うぞユキネなんで剣を振りかぶるんだやめろやめてお前は人の痛みが分かる人g…ごふぉあッ!」

「天誅だ」

「天誅じゃな」






「仲がいいですねぇ、あ、冷たいお茶も美味しい…」



体は若くなったもののどこか年寄りじみた口調で未だ暴れまわっている3人を見てそうこぼした。


花見のときの椅子に座り、手にはフェンの魔法で冷やしたお茶を手に持っている。



「……ケンカ、してるけど」

「ああいうのはですね、ケンカするほど仲がいいって言うんですよ、フェンちゃん」

「……そう」



そう言って、フェンも杖を手にとって立ち上がった。



「あれ? フェンちゃんも行くの?」

「私も、破廉恥なのは、いけないと、…思う。おしおき…」

「そう。行ってらっしゃいな」



そう言ってフェンを送り出すと、すぐに一層大きくなったハルユキの悲鳴が聞こえてきた。



「モテモテですねぇ。ハルユキさんは」



そう言って、イサンはコップのお茶を更に一口啜った。


なんとなく、こんな日常で意味を感じるようになった。


一度死ぬような体験をしたからか、肉親を一人なくしたからか。


それは分からないが。



「…ああ、いい天気」



今は、今日の事だけ考えていこうとイサンは思った。





◆ ◆ ◆





「こりゃ、便利だなあ」



竜に荷物を、一番近くの道まで移動させた馬車に運ばせながら、ハルユキはそう言いながら竜の頭を撫でた。


くすぐったそうな声を鳴らして、ハルユキを咥え上げて自分の背中に乗せた。


首に掛けた荷物がずり落ちそうになるのをハルユキが咄嗟に押さえる。



「でも、この子を、連れて行くのは……無理、だと思う」



楽しそうに歩く竜を撫でながらフェンがそう言った。



「まあ確かに、怖がられてどこの村にも入れなくなるだろうな。……っと」

「わっ……」



余程ご機嫌なのか、フェンも咥え上げ自分の背中に、つまりハルユキの前に乗せた。


いきなりの事で落ちそうになるフェンを、ハルユキは両手で抱き留めた。



「………ッ」



ハルユキと密着してしまい、思わずフェンは固まった。


短い青い髪から覗く小さな耳は真っ赤に染まっている。



「大丈夫だって、ちゃんと支えてるから」



それを驚いて慌てたせいだと思ったのか、ハルユキはより強めにフェンの身体を抱きしめた。



「……まだ、危ない、かも、…しれない」

「んぁ? ああ、これで良いか?」



更にハルユキは強くフェンの身体を抱きしめた。



「………んっ」

「痛いか?」

「ううん。これで、いい…」



そっとハルユキの手に自分の手を重ねてそう言った。


二人を背中に乗せて、竜はのしのしとご機嫌に森を歩いていった。









「ほら、これで最後だろ?」



森を出て、運んだ荷物を馬車に積み込んでいたユキネとジェミニに声をかける。



「おわッ! ってそうやった、従竜やったな。この竜めちゃくちゃでかいから、思わずビビッてしまうわ。それでどうすんの、結局? 連れて行くわけにもいかへんやろ?」

「ああ、イサンとレイに預かってもらおうと思う。俺が言えばこの竜も従うだろうしな」

「少し寂しい気もするが、しょうがないか」



ユキネも馬車から顔を覗かせながら、そう言った。



「二人は?」

「ああ、なんか準備があるって言って……ああ、来た来た」



竜が通って出来た獣道から、イサンとレイが姿を現した。



「イサン。すまないが、こいつを預かってもらえないか? まあ、迷惑はかけんと思うが…」

「え~! 良いんですか? 大歓迎ですよ!」



イサンに抱きつかれながら、竜は悲しそうな顔で此方を見つめてくる。



「ほら! お菓子を上げます」

「ガウッ♪」

「おいコラ」



一瞬で買収された爬虫類は放っといて、最後の荷物を積み込んだ。


と、そこですれ違いざまに、レイが荷物を馬車に積み込んで言った。



「丁度いいではないか。いい護衛になるだろうしの」

「………お前、何してんの?」

「ん? あれは儂の分の荷物じゃが何か変か?」



当たり前のように言うレイにハルユキは首を捻る。



「え? お前来んの? 残んねぇのか?」

「言ったじゃろう。吸血鬼が此処にいてはいずれ狙われるだろうからの」

「………マジ?」

「お主が一緒に来いと言ったのじゃろうが」



確かにハルユキは花見の晩にそういうことを言っていたが、完全に忘れていたようで、ああ、と手を付いた。



「ま、別にいいけどな」

「よし」



そこで周りでこちらをぽかんと見つめている3人の方向を向いた。



「吸血鬼じゃが、まぁよろしくの。レイと呼び捨ててもらって構わん。ただし茶髪、貴様は駄目だ」

「何で!?」

「…生理的に?」



そう言って、レイはさっさと馬車に乗り込んだ。


続いて、ジェミニも御者台に乗り、ユキネも入り、フェンも竜をもう一度だけ撫でてから馬車に上がった。


最後にハルユキも乗り込み、なんとなく定番となった一番奥の板に背を預け、後ろを向いた格好で座る。



「全員乗ったな? ほんじゃ行くでー」



鞭を打ち、それに応えるように馬達が嘶き走り出す。


どんどんとスピードが上がっていき、残ったイサンの姿が小さくなっていく。



「……なんも言わないのか?」

「別に今生の別れというわけでもないしの」



どこかボーっと桜を見ながらレイが言った。


ハルユキの向いている方からはまだイサンが見える。



「…ほら」



後方を指差し、レイに声をかける。


指の先ではイサンがぶんぶんと千切れそうなくらい細い腕を振り回していた。


口をパクパクとさせて何か言っているが、馬車の音がうるさくて流石に聞こえない。



「……言われんでも、帰ってくるわ」



しかし、レイにはなんと言っていたのか分かった様で苦笑すると、右手を軽く上げてそれに応えた。


それを確認してイサンも手を振るのをやめてじっと此方を見つめるようになった。


もうイサンの姿は米粒ほど。


ハルユキの目には、唇をかみ締めて、それでも笑っている顔が見えていた。



周りでは謡う様に風が吹き、踊る様に桜が舞う。



その光景は、何となく誰かを見送っているように見えた。






◆ ◆ ◆





────桜の森から遠く離れた周りに文明の気配などない秘境。



桜の花が舞い散り、次の瞬間にはその中心にロウと呼ばれる人の形をした男が現れた。


少し歩くと、洞窟があり迷わずその中に歩を進めていく。


緩やかな下り坂となっており、数分歩くとやがて開けた場所に出た。



「よう。久しぶりだな」



抑揚のない声でそう告げた。


その声は大きくはなくても洞窟内によく響いた。



「桜の、か。これはいよいよじゃのう」

「何だ爺さん。もう気付いてたのか」

「かッ、若造が。知らんと思うてか」



大きく地面から盛り上がった先が椅子のように切り出されていて、一人の老人が座っている。


その周りにも同じように6本の椅子があるが、その中で椅子としての役割を果しているのは一つもない。


スッと消えるようにそのうちの一つにロウが移動する。



「俺以外はまだ、か」

「いや、星のが目覚めておった、と言うよりずっと起きておったんじゃが、…逝ったよ」

「死んだのか?! あの鬼ババァが!? ……殺されたのか?」



はぁ、と首を振りながら老人は溜め息をついた。



「人間との約束を果たす為に、命を投げ出しおった。馬鹿な奴め…」

「…何だ」



やけに納得したようにロウが背凭れに凭れ掛かった。


その顔はどうにも驚きと、納得が入り混じっているように見える。



「あの頑固ババァがね。…ま、そんな理由じゃない限りアレは死なないか」



じゃあ、あと3柱か、と呟いてずり下がるように椅子に更に凭れ掛かった。



「ロウ。あの寝坊助共を全員起こして来い」

「嫌に決まってんだろ。面倒くせぇ。それにな…」



一拍間をおいてロウが続ける。



「起きなきゃならない時には起きて来るさ。まぁ何はともあれ、先ずは様子見だろ」

「………お主がそう言うのならば、それでもいいかの」



思ったよりもロウは信頼があるのか、老人もそれ以上何か言おうとはしなかった。



「それにな」



小さい声で続ける。


老人に届いているかどうかは定かではない。



「多分、必要もないと思うぜ?」



ロウの脳裏に浮かんだのは、ついこの間出会った幾人かの人間の姿だった。





◆ ◆ ◆





最後に単独行動から戻ってきた子供が円卓の一席に腰を下ろした。


全部で13席ある円卓のうち半分以上が埋まってはいるが、まだちらほら空席がある。



「レよ。直ちに報告してもらうつもりだが、問題はないかな? 何しろ随分とお楽しみの所でお預けを喰らったのでな」



その席に人が来る予定はないのか、一際大きい椅子に座り、肘掛に頬杖を付いていた男が口を開いた。


その声はパイプオルガンのような重く響く声で、小さいながらも円卓中に響いた。



「うん。先ずは、新しい霊龍を確認した。魔力は先の星屑龍と大差無い程の」

「へぇ…。まだ俺は会ったことねェな」



円卓の一席から声が上がり、一人の若い男が勢いよく立ち上がった。

あまりの勢いに、椅子が倒れて床を転がった。



「俺が…」

「今は、私が話しているぞ? タウロス」



叫ぼうとしたタウロスと呼ばれた男は先程の重低音の声で出鼻を挫かれ、椅子に座りなおした。



「貴殿には、ジェミニの対応に当ってもらおう」

「………ジェミニ? 何であいつを? と言うか生きてたのか?」

「ああ、タウロスは、と言うより皆知らないんだったね。此処で言っているジェミニって言うのは初代のジェミニ。今知っているのは、同じく初代のオフィウクスとアクエリアス。それと次に古株の僕ぐらいか。サジタリウスも死んじゃったみたいだし」

「初代ジェミニ? 強いのかァ、そいつは?」

「うん、今の君とどっちが強いだろうね。ひょっとすると…」



小馬鹿にしたような口調の後、少年は微笑んだ。


ピクッと男のこめかみが揺れる。



「そりゃァ、楽しみだ。心躍るねェ…!」



男は椅子を今度こそ蹴り飛ばし、入り口に向かう。



「私も行くわ。あの単細胞だけじゃ余計な仕事増やすだけでしょ」



小さく溜め息をつき、円卓の椅子に座っていた一人が立ち上がった。


話し方とその凹凸がはっきりした体つきから間違いなく女性だということが図り取れる。



「ああ、助かるよヴァーゴ。それとタウロスにも言っといて。一緒にいる僕の人形には手を出すなって。触りでもしたら八つ裂きねー」



スッと、少年の笑みが不気味なものに変化し、その仮面のような表情から漏れてくる殺気が円卓を包んでいく。



「……分かったから、そんな気味の悪い殺気をこっちに向けないで」

「ああ、悪いね。それじゃ後で一緒にいた全員の特徴を教えるよ。君はタウロスが暴走しないように見張っておいて」



それに頷いて、ヴァーゴと呼ばれた女も部屋を出て行った。



「──セシの次と言う事は、次はオウズガルか?」

「ああ、彼らの次の行き先? まあ、可能性は高いかもね。その他の町村はあまり発展もしてないから」

「──丁度良い」

「丁度良いねぇ。そっちに先回りするように伝える?」

「いや、巡り会わせに任せよう。私は親愛なる部下を信頼しているよ」

「じゃ、もしオウズガルに行く事になれば連絡でも入れようか」

「頼むよ、盟友殿」


それにしても、と今にも席を立とうとする面々をみて仮面が苦笑する。



「相変わらず、うちは統率と言うものがまったく取れてないね」



溜め息混じりにレオと呼ばれる子供がそう言った。



「構わんさ。我々はそれぞれ死ぬまで、勝つまで、此の身が果てるまでそれぞれの敵と戦い抜けばそれでいい。仮に誰が裏で何を企んでいようが存じる所ではないよ」



男の言葉に、レオが表情の仮面の下で僅かに動揺する。



そんなものは気にも留めず、男も立ち上がって、円卓を見下ろした。


その身体は仰々しい軍服に包まれ、長い金髪が腰の辺りまで伸びていて、その異様なほどに整った顔から覗く二つの眼光は、血に濡れたかのように光っている。



「だが結局。理由も経緯も違えど、目的も末路も同じ所だ。壊したければ壊せ。奪いたければ奪え。我々は正義に囚われている訳でもなく、悪に縋っているわけでもない」



誰もが聞き入ってしまうような響くような声が続く。



「我々は正義の敵となり、悪の仇となり、世界を、神を。…喰らってやろう」



その言葉で会合の幕引きだとでも言うように、男の姿が薄れていく。


消失しかけているにもにもかかわらず、未だはっきりと存在を示す恍惚とした男の瞳には、何が映っているのか、誰にも分からない。




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