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ハイイロ ノ カナタ  作者: mild
第一部
102/281

蹴り

『それでは、ここにいる32名で決勝トーナメントを戦っていただきます』


 

 今日も抜ける様に頭上に青空が広がり、太陽が照り付けているわりには涼しげな微風そよかぜが闘技場内を回り道をしながら通過していく。

 

 そんな中、勝ち残った32名を再び闘技場に集わせて、厳正たる抽選が行われていた。


 この間の開催の儀とは違い、闘技場に人の数は少ない。が反比例でもしているのかと言いたくなるほど客席には人間が詰まっている。


 闘技場には、昨年優勝者のノインが参加者側に立っているのを始め、アキラやガネット。フェン、ジェミニ、ハルユキ。そして先日何とか敗者復活を果したユキネの姿もあった。既に全員がくじを引き終わり、後は組み合わせの発表を待つだけだ。



『それでは一回戦の発表です』



 その声が発端となり、浮ついていた空気が一気に張り詰める。戦いの前の独特の緊張感がそこにあった。



『第一開幕試合。シキノ・ハルユキ 対 ギドド・バーサク』



 ハルユキな一回戦の相手は全く聞き覚えの無い名前。


 さすがに一回戦からは知り合いには当たらなかったようだ。


 続いて、選手の名前が更に読み上げられていく。



 そして。



『第三試合。ジェミニ』



 聞き覚えのある名前が漸く聞こえた。



『対 ガネット・シュプリーゲ』



 続いて、もう一つ。


 一回戦から顔見知りの食い合いが決定した。


 ここから見える二人は別に慌てる風でもなく、ジェミニは笑みを保ち、ガネットも微笑みながら余裕気に眼鏡の位置を直している。


 その後も滞りなく抽選の発表は続いたが、結局知り合いがぶつかったのはその一試合だけ。


 しかし、これはトーナメント。お互いが勝ち上がれば必ず当たるのだ。一々気を揉むものでもない。



「…さて、と」



 誰もが控え室を通って、一旦外に出て行く中で、ハルユキだけが控え室に残った。


 闘技場を挟んで向かいにあるもう一つの控え室では、ハルユキの対戦選手が同じように控えているだろう。


 試合開始は抽選終了の十分後。


 誰もが一回戦に当たる事を警戒して準備は万端だったはずだ。


 ハルユキは一切準備などしておらず、と言うより必要が無かっただけだが、ともあれその栄誉ある一回戦に選ばれてしまった訳だ。


 別に何か理由があるわけではないが、一番最初というのは何か落ち着かないという気持ちは分かって貰えないだろうか。


 同じ栄誉に預かった、その対戦相手の名前は、確かギドド・バーサク。


 まぁ、聞いたことも無い名前だから、一回戦の相手には丁度いいぐらいだろう。



「それでは入場してください」



 あっという間に十分が経ったのか赤と白で塗られた正装を身に纏った女性が、静かに一礼してそう告げてきた。


 腰を上げて闘技場に向かう。闘技場に続く通路を歩くたびに、空気に何か熱いものが増えていくのがわかった。多分それは気温などではない。


 闘技場に足を踏み入れた瞬間、強い日光が上から差し込んできた。


 視線を上げると太陽の位置はほとんど真上。恐らく時刻は11時ほど。暑さは更に勢いを増していくことだろう。


 空から視線を下げると、熱せられた床石の上に立ち上る陽炎の向こうに対戦相手の姿が映った。



「何だ、あいつか…」



 視線の先には3メートルを超える大男。アキラと一悶着あったあの男だ。どうやら結構実力はある男だったらしい。



「おい、お前」



 この大会では、お互いに三メートルほど離れた位置が試合開始直前の所定位置になっている。


 そこに付いた途端、男が無遠慮な声でハルユキに向かって無骨な声を向けた。



「これはこの頃かなり言ってるんだがなぁ、ここはガキの遊び場じゃない。"本当の戦士"だけが集う誇り高い場所なんだよ、俺みたいにな。分かってんのかテメェ等はそこの所」

「へー…」



 観客席の方に耳を少し傾けるだけで、引っ切り無しに歓声が聞こえてくる。


 結構な数の対戦相手の名が聞こえてきていて、ハルユキを応援する声は流石に聞こえてこない。



「だから、俺が負けさせてやるよ。万が一手加減し損ねてお前を殺しちまったら、俺も失格だし双方に旨味が無い。分かるな?」



 これだけ声援があるという事はこの男も中々有名な男なのだろうか。しかしまあ、確かに2000名以上の中の32名だ。雑魚のはずもない。



「……おい、テメェ聞いてんのか…!」

「ああ、悪い。えー…と、何? 昏倒の戦士? だっけ?」

「………テメェは殺すって言ったんだよ!」



 怒らせつもりなどそもそも無かったのだが、意識を戻してみれば既に男は激昂していた。アキラの時もそうだったが、もうちょっと辛抱というものを覚えたらどうだろうか。



『さぁて、例年通り開始の合図は俺様が仕切る事になっている。が、その前に優勝レートでも確認しとくかなっと…。おいおい! …こりゃもう勝負見えてねぇ?』



 直ぐにハルユキとギドドのレートが発表される。

 

 それを聞いて、思わずハルユキは顔をしかめた。


 それもそのはず、ギドドのレートは約12倍程だが、ハルユキに至っては、596倍。


 またこの試合だけの賭けもあったようだが、それも圧倒的大差でハルユキが劣勢だった。



『しかもこの男、ギドドとは違って、銅鑼が鳴るか鳴らないかという程のタイミングで道具を使って不意打ちしたそうだ! 恥を知れこのダーティー野郎!!』



 その実況に続いて、観客席からブーイングが立ち昇る。


 実際には確かに開始後だったし、急いでいたからしょうがないと言い訳もしたかったが、悪役ヒールも悪くないか、とブーイングに向けて薄く笑ってみせる。



「それにしても…」



 超大穴だな、と一人呟く。単勝で596倍とは中々えげつない。


 溜め息をつきながら、顔を前に向けると、レートの圧倒的大差に機嫌を直したでかい顔面が目にチラついた。



「596倍か。なんとも浪漫が詰まった数字じゃねぇか、卑怯者ダーティー

「……俺は夢を追い続ける大人なんでな」



 王座に続く階段の途中の横に設置されている銅鑼の隣に、一人の兵士が立った。


 そろそろ始まるらしい。



『──さあ諸君! 今日はわざわざこのクソ暑い中、よくもやって来やがってありがとう!!

 馬鹿みたいに汗水垂らしながら、あの銅鑼が鳴る時を待っている事だろう!』



 その声に野次好きな群集たちが笑いながら、罵倒を返す。



『敢えて言う! 安心しろ!!』 



 今度はその声を発端に罵声も歓声も収まっていく。



『こんな馬鹿な所に集結した大馬鹿共に!

 あんな遠くの光の玉なんざより、もっとクソ熱いモノを保障しよう!

 枯れ果てるまで一緒に熱くなるのがテメェラの今日の役目だ!!』



 声の大きさこそ小さくなっていくものの、熱気はそれに反比例して上昇していく。



『存分に!』 

『騒ぎ散らせ!!』



 一瞬だけ、何かを貯めるように完全な静寂が訪れ。



『試合、開始ィ──!!』





 響き渡る銅鑼の音の一瞬後。



 足踏みと歓声と罵声と嬌声と手拍子と楽音と。様々な音が一つの生き物のように混ざり合いながら、闘技場上に注ぎ込まれた。



 耳を塞ぎたくなるような暴音が、鼓膜を叩いて全身を振るわせた。



 それは興奮した時の感覚によく似ている。




 そして銅鑼が鳴ると同時に岩の弾丸がハルユキに向かってきていた。


 その岩は威嚇だったようで、ハルユキの服を掠めて、数メートル先の地面に激突した。それだけで会場のボルテージは際限無しに上がっていく。




「──"塗壁ぬりかべ"」




 そして、絶え間ない歓声の中、興奮と暴音に身を震わせながら、ギドドがさらに呪を口にした。


 ゴドン、と重々しい音がして床石が外れて宙に浮く。



「おお…!」



 どうも普通の魔法ではないらしい。正直まだ珍しい魔法を見ると心は躍るのだ。


 魔力の方も秀逸らしく、浮いた床石は一つだけでは収まらない。巨大で分厚い床石が幾つも宙に浮く。


 そして、それが。



 ギドドに向かって突進した。



 ギドドの体に床石が当たるその瞬間に床石は形を変え、ギドドの体を覆っていく。


 幾つも幾つも塗り固められ、更に純粋に魔力から精製した岩もギドドの体にへばり付いていった。



 そして。


 五秒後には、5メートルを超える岩の巨人が目の前でこちらを見下ろしていた。



「ごついな…」



 ハルユキは半分呆れたようにその傑作を見上げながら、小指から順々に骨を鳴らしていき、首を左右に二回捻ってこれも骨を鳴らして、準備を終える。


 ここはうるさい。


 早く帰るに限る。


「…さぁて? そろそろ死ぬか? それとも謝って命拾うか? 今ならまだ選択肢が──」

「お前が吹っ飛んで気絶して恥晒すでファイナルアンサー」



 ギドドの妄言を押しやって、言葉を投げつける。


 同時に。


 しっ、と短く息を吐き出して、ギドドの横に跳躍した。


 ギドドの目はまだにやけた顔のままハルユキが居た所を見つめている。



 人間とは最早造りから異なった、硬質でいて柔軟な筋肉がハルユキの意思に従い、しなり、軋み、膨れ上がる。



 ギドドの目はまだこちらに向かない。


 その目が今のハルユキに気付くのを待たずに、ハルユキの右足が岩の皮膚に減り込んでいく。



 そして。



 一万を超える程の観客の視界から、岩の巨人の姿が消えた。






 直後。



 歓声の波を全て弾き飛ばすかのような、いや文字通り全て弾き飛ばし消滅させて。



 轟音が二万の耳をつんざいた。






 観客の目線が一斉に、轟音の元に移動する。



 二万の目に見つめられるのは、



 

 吹っ飛んで気絶して恥を晒す男の姿。




 衝撃の余韻で壁にめり込んでいた男が、重力を思い出し地面に落下する。



 ザシャッと男が着地する厳つい音を最後に、闘技場内から音が消えた。




 その静寂は恐らく、この町の、何時、どの場所より静かだっただろう。


 完全に静寂だけが跋扈する空間。


 一人残らず身動きすらしない。


 話すのはもちろん、手に持った飲み物を口に運ぶことも、立ち上がることも、そして息をする事さえも、完全に忘却していた。



 その静寂を破ったのは、きっかり三秒後。



『……こりゃ驚いた』



 嵐の実況者の、乾いたそよ風のような声だった。


 そしてそれに続いて、我先にとばかりに。



 興奮の坩堝が。


 闘技場内を震撼させた。





『勝者ァアああ!! シキノ・ハルユキ!!! 金返せバカヤロォオオ!!!!!』





 その実況で思い出したかのように、そこら中でこの試合での賭けに負けた大過半数の人間の悲鳴あがり始める。


 しかしそれ以上の巨大さで。


 天を衝くような歓声が、しばらくハルユキの脳髄を揺らしていた。



   ◆



闘技場を出てすぐの階段を下りる。


 後ではまだ歓声が鳴り止んでいない。それどころか多分この熱気のまま一日中騒ぎ立てるのだろう。


 太陽も激しく照りつける中、実際大したものだ。


 通路の陽が当たっていた場所を抜け、日陰の位置に入ると途端に涼しくなり、静かに通り抜ける空気が汗に湿った肌にとても心地良い。



「おめでとさん、ハルユキ。中々派手やったなぁ」

「初っ端だからな。盛り上げ役ぐらいやるさ」



 その涼しさを堪能しながら控え室に戻ってくると、二つ先の試合に備えてジェミニが控え室にやって来ていた。


 ハルユキはジェミニが座っている横に座り込むと、小さく息をついた。


 幸い壁の接するように置かれているので、壁に背中と後頭部をつけて寄りかかる。



「皆は客席にいるで」

「ああ、知ってる。さっき見つけた。それより、お前次大丈夫か」

「次?」

「ガネットってのは、俺とユキネとフェンは顔見知りでな。多分結構強いぞ」



 実際に見た事はないし、同じ立場のアキラの戦いさえ見た事は無いが、あのムイリオとかいう爺は結構なものだった。


 あれに連れて来られたという事は、少なくとも先ほどにギドドよりも弱いとは考えられない。



「ワイの心配か。余裕やな」

「余裕でな」



 一際大きくなった歓声が、闘技場側から聞こえてきた。どうやら、ハルユキの対戦相手が決定したらしい。


 試合が終わったことを確認して、ジェミニが席を立った。



「ワイがこれに出たんは、別に優勝したいからやないで」

「…何?」

「ワイは、"三回"勝つつもりや」

「…ふん」



 三回。


 ガネットに勝って、もう一回勝って、その次まで。


 だから、それはつまりハルユキにも負けるつもりは無いと。



「お前じゃ、二回までが限度だな」

「ま、とりあえずはこの試合やな。少し体でも温めてくるわ」



 ひらひらと手を振りながら、外に出て行った。次の試合までの二十分は重要なのだろう。



 三回戦。


 そこでジェミニと当たる。当然ハルユキとジェミニが勝ち進めれば、の話だが。


 少しだけそれを想像して、少しだけ期待に胸が膨らんだのは否定できない。



「…隣を失礼する」


 

 不意に、ドサッと音を立ててジェミニが先程まで座っていた所に男が座り込んだ。


 訝しげに目を向けると、黒い覆面に黒い外套を体中に纏った男が息をつきながらこちらを見ていた。


 覆面と外套が完全に体を覆っていて、唯一露出している両目だけでは圧倒的に得られる情報が少ない。



「何、少し挨拶しておこうと思ったのでな。シキノ・ハルユキ殿」

「お前は…?」

「失礼。それがしは…。否、これまた失礼。本の名は名乗れぬのだった。偽名だがこの催しではコジロウと名乗っている」



 小さく会釈して、男は堂々と偽名を騙った。


 それにしても、体を隠し、顔を隠し、更に名前まで偽名とは。


 怪しさ全開である。



「……怪しい者ではないぞ?」

「嘘付け」



 反射的にそう言っていた。流石にこれを見て怪しくないと言えるほど世の中を甘く見ていない。


 ハルユキのその反応を見て諦めたのか、自称コジロウが話題を変えるべく、口を開く。



「当たるのは準決勝。貴殿を倒せば、あの王女を貰って行ける様なのでな。倒させて貰うよ」

「…それは婿の候補だけだ。ガネットとアキラ以外には無効だろ」

「それでも口説く事ぐらいは出来るだろうさ」

「──へぇ、誰を口説くの?」



 後ろから奔放を形にした様な、しかしそれでいて凛々しい声が聞こえた。



「こ、これは王女殿。お耳汚しを」

「いいわよ、別に」

「は、不遜でした」

「そうじゃなくて。この男を倒せるって言うんなら、例え攫って貰っても」



 コジロウが言葉を失って、ノインから視線を外せなくなった。


 対して、ノインは薄く微笑んでその目を見つめ返している。


 不意に、コジロウは目を細めて笑いながら立ち上がった。



「……成程。大した信頼がお有りのようだ」



 そう言ってノインに一礼すると、コジロウは外套をひらめかせながら控え室の外に向かった。


 ふと、コジロウは控え室の出入り口で足を止め、こちらを振り向いた。



「最初に言っておきますが、某に愛はありません。しかし我が国の為に貴女を力尽くで奪い取ります。どうか平にご容赦を」



 そう言うと、靴を鳴らして姿を消した。


 それを確認して、今度はノインが隣に座り込んだ。



「…で、どうした? 何かあったか?」

「何も無いわ。何となく貴方の顔が見たかっただけ」



 不意打ちに、思わず固まった。



「…さっきの男、強そうだったけど大丈夫?」

「負けねぇよ」

「お礼を言うところかしら?」

「別にお前の為だとは…」

「少しも無いの?」

「……少しもって事は無いが」

「いいのよ。少しでも」



 ノインの態度がどうも違うという事に何となく気が付いた。


 えらく萎らしい態度にどうにも調子が狂う。


 ここ最近忘れかけていたが。


 目の前の少女は自分のことが好き、らしい。俄かに信じがたいが、騙されていなければどうもそういうことなのだ。


 その事を意識してしまうと、言葉が喉から素直に出てこない。



 不意に、ハルユキの手に何か温かいものが重なった。


 慣れない感触に、肩が少しだけ跳ねる。


 何事かと手をみると、


 ノインの手が控えめに重なっていた。



「嬉しいものよ。少しでも自分の為に戦ってくれてるっていうのは」

「…そ、そうなのか?」

「当たり前じゃない」



 そして、多分何時ものように笑っていたはずだ。


 しかし、気恥ずかしくて顔を向けようと思わない。情けない事に。


 少しだけ手を握る力が強くなって。


 そして、目の端に赤い髪がチラついたかと思った時には既に。



 柔らかい感触が頬に当たっていた。


 ほんの一瞬触れさせただけでノインは唇を離す。



「…言っとくけどね」



 一変して、何時もの堂々とした態度で口を開く。ただし顔は髪に負けないくらい真っ赤だったが。



「…私も死ぬほど恥ずかしいわ」

「じゃあ、するなよ…」



 間違いなく自分の方が恥ずかしいと断言できる。



「それでも、それ以上にしたかったんだから。…しょうがないじゃない」

「……いや、俺は、別に…」



 違う。


 この反応は正解ではないぞと自分で分かってはいたが、それ以外の言葉が浮かんでこない。


 ハルユキが口篭ると、ノインは悪戯好きの子供のような笑顔を披露してみせた。


 計算だったのか、それとも計算していると見せたかったのか、そんな物はわからない。



「じゃ、また勝ってくれたらご褒美をあげるわ」

「…慎んでお断りします」

「駄目よ」



 会話は終わった。


 手はまだ重なったまま。


 それからしばらくして。


 そっと、名残惜しそうにノインの方から手が離れた。



「さ、私も一回戦の準備してこようかしら」

「…頑張れよ」

「ええ。ありがとう」



 さっと立ち上がると、一度ハルユキの方を見てもう少し何か話したそうに顔を向けるが、結局何も言わずに立ち去っていった。






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