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06 街中探検

「よし、街中探検しよう!」

「いや、急にどうしたの?」

「とりあえずこの街にお世話になるんだからこの街のことを知ってた方がいいでしょ。」

「それで隠し要素見つけるのね、分かった分かった。」

「いや、まだないでしょ。」

「これは絶対あるな。お前がないって言ったときが一番隠し要素に近いからな。前だって始まりの街の図書館に通い続けて禁書コーナーで禁忌魔法覚えて全魔法使いを敵に回してたじゃん。」

その時『拳闘士』使ってたからMP足りなくて禁忌魔法使えなかったんだよな。懐かしい。

閑話休題。

とりあえず、この街がどうなっているのかを確かめよう。

「東西南北どっちから行く?」

「LUC極振りのお前の方がいい方向に行けるだろ。」

「じゃあ北から時計回りに見ていこう~!」

「「お~!」」

「いやなんでそこハモるの?」

「阿吽の呼吸ってやつよ、阿吽の呼吸。」

 北の端にやってくると門番らしき人が立っていた。

「ここから先へ行くには貴族からの招待状が必要です。」

「この先には何があるんですか?」

「王城と貴族街が広がっています。」

ここは王国だったらしい。国名を聞くと「エターナル王国」というらしい。

ちなみに北に行くまでの道のりには住宅街と肉屋があった。魔物の肉を買い取ってくれるらしい。

 東側にも門番が立っていた。

「ここから先に行くには冒険者ランクがE-以上の人が1人必要です。」

「なぜですか?」

「この先には推奨ランクD-以上の強い魔物が現れる活火山がありますので馬車さえも通らない危険域となっています。この先をいくとサーマル帝国があるのですが...」

なるほど。サーマル帝国が気になるな。ていうかこのゲームどんだけ広いんだ?ちなみに北側から東側までで体感500mぐらいあった。東にあった地図を見ると東側には図書館があった。後で行こうっと。

 南側にもいつものように門番が立っていた。

「この先にいくためには身分証明証が必要だけど...君たちは持っているから今すぐ行けるよ。」

「この先には何がありますか?」

「草原が広がっていて遺跡があるっていう噂も聞いたよ。」

「ありがとうございます。後でまた来ますね。」

南側にはカジノがあった。せっかくLUC極振りなんだから後で行こう。

 西側にもいつものように(以下略)

「この先に行くには冒険者ランクがD-以上の人が2人必要です。」

「何があるんですか?」

「ジャングルが広がっていて推奨ランクがC-以上の魔物がうじゃうじゃいるんですよ。しかも冒険者ランクBの人がかえって来なかったりしてあまり行くことはお勧めできせん。まぁ異界の旅人(プレイヤー)の人々なら行けるかもしれませんね。」

プレイヤーのことは異界の旅人というのか。ちなみに西側にはいろんなお店があって市場のようになっていた。まぁあいつが全部作ってくれるだろう。あいつ現実でも何でも作るからな。こないだなんてベッドを自分で作ってたよ。

 ところで、なんで肉屋だけ北側にあるんだろうな。何かしら情報が図書館にあるだろう。

次は図書館へ行くぞ!


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