39 【異世界の住人との交流!】
お久しぶりです。(約1年ぶり)
毎日投稿を目標にしたい。
現実で掲示板見たり、お昼ご飯を食べたりしたあとに再ログインしたら【異世界の住人との交流!】というキャンペーンが始まっていた。
「いや、このタイミングのキャンペーンは絶対イベントに備えてのものだろ。」
「まあ多分運営側もこのゲームの街の住人とも交流をしてほしいんじゃないの。」
「じゃあとりあえずクエストをどこかに受けに行くか。」
「でもクエストってどこに行けば受けられんのかな?」
「多分冒険者ギルドに行けばいいでしょ。」
冒険者ギルドに来たけどここ人多すぎないか?このゲームのプレイヤー数超えてる気がする。
「いや、混みすぎだろ!ほとんど動けないじゃん!」
「やっぱりみんなキャンペーンを見てきたんじゃない?あのキャンペーンに経験値取得量アップって書いてあったからそれ目当てだと思うよ。」
「なら仕方ないか。」
「てか、ほとんどクエスト無くなってない?」
「まじで!?」
「みんな戦いたいんじゃない?戦闘系のクエストから無くなっていくもん。」
「残ってるのは...【迷子の猫ちゃんを探して!】【街の中でゴミ拾い】【落とした財布を探して】って感じだね。」
「じゃあ猫を探したいかな。」
「報酬少なそうだけどいいの?」
「やっぱり困ってる人を助けたいじゃん。」
「財布落としてもっと困ってそうな人がいるけど?」
「それとこれは別だから。」
「猫と遊びたいだけなんじゃ...」
「それはそう。」
ギルドの職員さんにクエストを依頼したらなんか感謝された。職員さんいわく異界の旅人はみんな戦闘系の依頼しか受けないので職員たちも困っていたようだ。
「とりあえず依頼を受けたのはいいけどどうやって見つけるの?」
「そりゃお前の幸運さえあればどうにかなるって。」
「そんなうまいこと行くはずないし...というか探す猫ちゃんの特徴は?」
「...あ」
「これは依頼主のところに行くべきなのでは?」
「でも依頼主って誰?」
「...あ」
結局職員さんに聞きました。北側の住宅街に住んでる親子が飼ってる三毛猫らしい。赤い首輪をつけてるのが特徴だって言ってたけど逆になんでまだ見つかってないんだろ?
「実は住宅街ってめっちゃ広い説ない?」
「それはあり得るけど住宅街はイベントエリアなんだろうし見た目通りの広さであるはず...多分。」
「そうじゃないと地獄だよ...」
「しか〜し、〔LUC〕の力を持ってすればどんだけ広くてもどうにかなるのであ〜る!...多分。」
まあ、どうにかなるだろ!