表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
38/44

38 運営側の苦悩・2

今まで特別職業をユニークジョブとしていましたが、特別職業はスペシャルジョブに、特殊職業をユニークジョブとします。

「そうだな。それでは、第2の話題特殊職業(ユニークジョブ)に移るぞ。」

「いや~特別職業(スペシャルジョブ)が解放されるところまでは想定してたんですけどね。」

「プレイヤーをなめちゃいけないんだからな。もうすでにさっきまででわかってるだろ。」

「確かにねぇ~。」

特別職業(スペシャルジョブ)は何が解放されているんですか?」

「<剣豪>と<魔導士>は予想通り解放されたんですけど<射手>と<義賊>は解放されていませんね。」

「一番簡単だと思った<狂戦士>と<狂神官>とかも解放されてないのが意外ですね。」

「このゲームの治安普通にMMORPGとは思えないほどに安全安心なんですよね。一応このゲームって年齢制限付いてますけどいらないぐらいですよね。」

「本当にあり得ないぐらいいいんで突っ走っていく人もいないので見つけられていないんですよね。」

「ちなみに〔匠〕と〔賭博師〕っていつぐらいに見つけられる予定だったんですか?」

「〔匠〕は最初に見つけられてもおかしくはないと思ったんですが〔賭博師〕はレベルリセットが実装されてから発見されると思いましたね。」

レベルリセットとは種族Lvが50を超えたプレイヤーが種族Lvを1にする代わりにステータスの振り方を変えたり種族を変えたりすることができる制度だ。

「まさか特に戦闘においてまったくもって関係がなさそうな〔LUC〕を初見で上げてしかもカジノで儲けるっていうリアルラックも高いような人がいるとは思いませんでしたね。」

「あとは...クランハウスとダンジョンか。」

「あそこが紹介されるかって運次第ですよね。」

「そのはずなんですけどね。もうあの方々には運ということを考慮しないで理論値を当てはめて考えるべきですね。」

「ほかの人もやらかしがちなんですよね。当たり前のように今まで無被弾の人もいますし、逆に全被弾無死亡とかいう化け物もいますね。いやあの人なんで生き残ってるんですかね。」

「あの人は〔DEF〕全振りですね。しかも鍛冶屋でイベントを起こしてますしもうそろそろ〔守護者(ガーディアン)〕を見つけるんでしょうね。」

「いや~怖いなぁ~怖いなぁ~。」

「怖いのはプレイヤーより締め切りですよ。」

「こんなこと話してて間に合いますか?」

「多分大丈夫だと思います。現在進捗が60%を超えているので2日後のイベントには絶対に間に合うでしょう。」

「新しい要素とかを追加しないといけなくならない限りね。」

「主任!それは世間一般でいうフラグですよ!」

「まぁまぁそれはそれで面白いからいいじゃないか。」

これが運営指令室のいつもの風景である。


実はダンジョンや特殊職業も主任がフラグを建てた直後に起こっていたり...

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ