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32 クランハウスの謎・中

まずはサイコロを振ろう!

「ロールダイス!」

【〔LUC〕+10 1分間】

1から6までは〔LUC〕上昇なのか。幸運斬が強くなるな。

「アアア...ニクイ...ニクイ...」

「カラダガ...ホシイ...」

「ところで、これ誰の声なんだ?」

「あの絵の女性かな?多分。でも、体が欲しいってどういうことなんだろうね。」

「さあ?多分スケルトンと関係があるんだろうね。」

絵の中から女性が飛び出してくるのかな?と思ったら女性がスケルトンを召喚して操ってきた。

ただ、リーダー的な奴とその取り巻きが数十体ぐらいいるのは多すぎないか?そういえば、スケルトンとかって〈識別〉したことないな。


スケルトン Lv10

魔物? 斬撃耐性 光弱点

戦闘位置 地上


スケルトンリーダー Lv13

魔物? 斬撃耐性 指揮 光弱点

戦闘位置 地上


上が取り巻きの識別結果で下がリーダーっぽい奴の識別結果なんだけどなんで魔物?ってなってるんだろう?魔物って断定できない何かがあるのかな?

まぁ、とにかく攻撃だ!

「幸運斬!」

「なぁ、幸運斬って斬撃属性じゃないのか?」

「あ。わからん!試したことないかも!」

「まじで!なんでそれにしたんだよ!」

「ほかに出せるスキルが思いつかなかった。」

「〈剣術〉は?」

賭博師(ギャンブラー)になったときに消えた!」

「そういやそうだったな。てか攻撃当たっただろ。どうだったんだよ。」

「わからん。1撃だった。」

「いや強くね!」

「ところで、お前どうやって弓で倒してるんだよ。こうやってしゃべれはするけどお互いの事は見えないんだよ。」

「それは俺も知ってる。ちなみに、弓で倒すのは意外と簡単だぞ。頭蓋骨の眼があった部分に打ち込めば一発だし。」

「それは簡単とは言わないだろ!」

「あ、サイコロ切れた。ロールダイス!」

【敵全体に闇属性の攻撃!】

「6のゾロ目は闇属性の攻撃なのか。てか、今はそっちじゃない!光属性が欲しいんだよ!」

と思ったら、スケルトンたちの動きが緩慢になった。

「なんでなんだよ!」

「たぶん闇の過剰摂取とかそういうやつでしょ。知らんけど。」

まぁ、何であれラッキー!

「ていうか弱くない?こいつらレベルと実力があってない気がするんだけど。」

「わかる。なんかパワーレベリングされた初心者みたいな感じだよな。」

「そう、それそれ。そんな感じなんだよ。スケルトンリーダーも指揮を持ってるはずなのに動きがバラバラだし。力が出しきれてない感じだよな。」

「多分体が欲しいっていう女性の願いをかなえるために体を作ろうとしてミスってスケルトンになっちゃったとかそういう感じだろ。」

「だから表記が魔物?になってたんだな。」

「まぁ、深い考察は全部倒した後にしようか。」

「だな。もう終わるし。」

スケルトンたちは全員倒し終わった。この後は何が待ってるかな?

中ボスだったはずなのに主人公たちに戦闘描写もされずに倒されたスケルトンリーダー、南無。

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