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21 カジノ、再び

 あいつに遊戯道具を作ってもらってる間にカジノにもう一回行っておこう。〈遊戯術〉の詳細はこのような感じだ。

〈遊戯術〉

遊戯道具を使った行動をするときに補正がかかる。

レベルに応じて補正は強くなる。


〈現在の技術(アーツ)

Lv1…ダイスロール New! 必要MP100-〔LUC〕 (最低でもMPを1消費する。)

魔法をまとわせたサイコロを3つ転がし、出た目に応じてプラス効果が発生する。一部マイナス効果がある。

〈遊戯術〉レベルが上がると一度に使えるサイコロの数が増える。また、マイナス効果も出にくくなる。

クーリングタイム 77秒


というような感じだ。カジノでは使えないのでこの技術(アーツ)は保留だがそれを抜きにしても補正が気になる。後は減った手持ち金の補充かな?単純に機械じゃなくて人————NPCなので厳密には人ではないが――――と戦いたい。


 特に面白いこともなかったのでここまでの戦いをダイジェストでお送りしたいと思う。

ブラックジャック。2枚の時点で合計が21になることが3連チャン。不正を疑われ追い出される。

+15000ゴルド。


ルーレット。〈直感〉に任せて一点張りしたら一発で当たる。二回目をやろうとしたらスタッフの人から切実にやめてくれと頼まれた。

+18000ゴルド。


テキサスポーカー。Aが2枚来たのでオールインベットしたら全員降りた。つまらなかった。

+40000ゴルド。


レース。なんとなく1~6位までを選んでみたら全部当たってしまった。スイマセン。

+200000ゴルド


というような感じだった。で、その結果帰り際にスタッフの人に呼び止められた。

「お客様!」

「ん?」

「お客様はこのカジノにてとても素晴らしい成績を残したのでVIPマークをつけさせていただきます。」

「そのカードを持っているとどんないいことがあるんですか?」

「王都にあるカジノのVIPルームへのカギとなります。全てのカジノでVIPマークを手に入れる必要があるので大変ですよ。」

「デメリットは?」

「VIPマークを持っていると発行されたカジノに入ることができません。カードを手に入れるだけの能力がある人がカジノに来られたら一たまりもありませんから。」

「それってつまり引き取り願い証では...「そんな事実は一切ありません」アッハイ。」

ソウダヨネ、ソンナワケナイヨネ。

「ではVIPマークをギルドカードに入れさせていただきました。ありがとうございました。あなたが過去最速のVIPマーク取得者ですよ。」

これって遠回しに迷惑な客って言われてるよね。

【〈遊戯術〉のLvが上がった!】

【これまでの行動経験で≪賭博術≫技能(スキル)が取得可能になりました。】


え?

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