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自分と他人の価値観

作者: Riku

価値観とは,どういうものなのだろうか。

また,価値観を押し付けられた。

そう感じてきた。

私は,ずっと。

だが,ここである疑問が生じた。

価値観というものは,相手から押し付けられたとしても,自分の心に侵入することを自分が許さなければ,押し付けられたことにはならないのではないか,という疑問である。

確かに,価値観の最終裁判官は紛れもなく自分自身である。

たとえ自分の肉体や時間が拘束されようとも,洗脳されない限りは自分の精神は自由である。

肉体は空を飛ぶことは出来ないが,精神の世界では空を飛ぶことが出来るのだ。

また,心理学の用語でいうと,自己境界線がはっきりしていないと,他人の価値観を無批判に受け入れてしまい易くなるらしいことが分かった。

価値観は,依存とも関係している。

依存している対象の価値観を受け入れやすくなるのは明らかだろうと思った。

ともかく,自分があまりにも生き辛さを感じている場合には,自分の価値観について一度は疑ってみるのもありかもしれない。

その価値観が,批判的思考を通過せずに無意識に受け入れてしまっているかもしれないのだから。

この場合,本人の責任ではない場合もある。

そういったことで,自分を責めてしまうのは良くないと思われる。

なので,徒に自分を批判する事だけは避けたいと思った。

肝要なのは,正確な問題分析である。

先ず,問題をありのままに認識し,問題を抱えている自分を受け入れる事だ。

誰にでも弱点はあるのだから。

完璧な人などいないだろう。

何故なら,完璧な人を定義すること自体が不可能だからだ。

それに,価値観は一生移り変わっていくだろうことは,明らかである。

自然は真空を嫌う,という言葉があるように。

価値観の転換は,むしろチャンスでもある。

このチャンスを是非とも生かして,今後も精進していきたいと思った。



ありがとうございました。

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