2/3
海鮮丼
俺が、産廃回収をしてた時の話。
いい味出してるキャラの須田ちんと・・
その日の相棒は、須田ちんだった。
当然、昨日の勤務指定で分かっていたが。
先日ペアを組んだ時に、驚いた事に須田ちんから持参した弁当を振舞われた俺。
しかも、手作りのお稲荷さんだった。
あの顔で、稲荷寿司を作るのは想像外だが。
そこで、今日は鶴の恩返しを用意した俺。
昨晩の刺身の残りで作った、海鮮丼だ。
数種類のネタを醤油漬けにした特性弁当。
午前中に2件の仕事をこなして昼の休憩。
「須田ちゃん、これ、この間のお返し」
「えっ、すげぇ、海鮮丼じゃん、いいの?」
「遠慮しないで食って・・醤油漬けになってるから、夏だけど大丈夫だから・・」
ニコニコと満面の笑顔で、頬張る須田ちん。
「う、美味い、光ちゃん、これ、最高」
俺も食べようと、自分の分の蓋を開ける。
「う〜ん、この醤油漬けの味もいいけど、やっぱ、海鮮丼は酢飯だよ、いい感じの酢味」
(えっ、す、酢飯って・・普通の残りご飯詰めただけなのにっ・・)
真夏のトラック、いい酢飯の完成・・