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少年は旅に出た

20年も前に作った話なので、古臭いです。話は作るのが好きですが、語学が苦手です。たぶん自分では気づかない差別用語とかこの先結構残虐なシーンとかもあります。

 薄れゆく太陽の光を背に、三匹の金青竜がザァァッと駆け抜ける風のように大空を飛翔していった。金青竜は、リィバード大陸の東の地にあるレガァールス皇国の騎士団の乗り物である。それぞれの金青竜の背には、海色の髪の男が乗っていた。三人はレガァールス皇国の騎士らしく、彼らが身につけている白金で造られたプレートメイルには、レガァールス皇国の青龍を型取った紋章が刻まれていた。


 三人の内の一人は、セイファートという名前だった。レガァールス皇国の皇太子である彼は、一年後に控えた成年式を前に父王に頼み込んで、リィバード大陸の見聞の旅に出たところだ。供の者は皇国の守護ヒューマノイドであるマーフィーと皇子付き護衛官のカノープスだけである。


「セイファート様、今夜は下の街で宿を取りませんか?」


 護衛官のカノープスが遠慮がちに声を掛けた。三人は眼下に見える国境沿いの街ウェラーデに金青竜を降ろした。街の騎竜屋に金青竜を預けると宿を探した。この街で一件しかない宿屋は煌々とした明りに照されて、女たちの嬌声と男たちの喧噪が通りにまであふれていた。


 その宿屋は一階が食堂になっているらしく、賑やかな音楽が軽快に奏でられていた。セイファートたちは目立たないように隅のテーブルに腰掛けた。カノープスが主人の勧めに従って、特製ランチを三人前頼んだ。ヒューマノイドとはいえ、マーフィーは見た目は人間と少しも変わらない。


「今日は賑やかだな」


「へい、ちょうどバードの連中がこの街に来たので、景気付けに呼びましたから」


 カノープスの質問に頭の薄いこの店の主人は、愛想笑いを浮かべて答えた。少しお調子者っぽい彼の顔が途端に崩れた。相好を崩して、主人に低い声でボソボソと尋ね始めた。主人はカノープスににこやかに応じている。セイファートは怪訝そうに二人を見比べた。マーフィーは無表情な顔で店内を眺めている。主人が去った後に、生真面目な顔で彼はバードの意味を尋ねた。


「セイファート様はご存知無いのですか?」


 今まで浮いた話一つなく自分の身分にふさわしくあれと育てられたセイファートは、困惑した表情を浮かべるカノープスに首を傾げた。彼の側近である目の前の男は今年二十四才。まだ、血気盛んな年頃だ。マーフィーがクスクスと忍び笑いをしている。カノープスは真っ赤に顔を染めた。マーフィーが薄く赤く染まった顔でやや自棄気味にあらぬ方を見つめだした側近の代りにセイファートに説明をした。


「セイファート、バードは各皇国に属さない者たちの総称なのだ。一般には歌や踊りなどの芸で各地を回っているが、この様に宿屋に呼ばれた場合は身体を宿の客に売る者もいる。宿の方では、その分バードから斡旋料を取れるので、互いに利害が一致した商売になっている」


 セイファートは俯いた。店内の音楽が一層賑やかなものに変わった。客たちが喚声を上げる。見ると、中央に幾人かの女たちが現れて、踊り始めた。服はといえば、胸が大きくあいたスリット入りのドレス。胸元が露になっている者や太ももを曝け出している者もおり、セイファートは目のやり場に困った。カノープスは自分の主を気遣っても、気になるのか遠慮がちにチラチラと目を向けている。マーフィーはそんなカノープスの態度に笑みを浮かべている。


 特製ランチが若い女の子によって運ばれてきた。赤い短い髪とウサギの様な真っ赤な瞳を持つ少女は、笑みを浮かべながら三人の前に特製ランチを並べた。セイファートは珍しい紅玉色の瞳に目を見張った。少女はまだ、子供らしく背中に羽根を付けている。リィバード大陸の子供たちは、十五才の誕生日を迎えるまで、背中に妖精の様な透き通った羽根を付けている。羽根が取れるまでは身体があまり成長せずに、男も女も変わらない体形を保っている。


「この店の子かい?」


 子供相手だからなのか、カノープスが気楽に声を掛けた。


「違うわ。あたしはまだお姉さんたちの様に踊れないから、こうして店を手伝っているの。あたしもバードよ。お兄さんたち良かったら、今夜の約束をいかが?」


 少女は片目を軽く瞑ってウィンクすると、三人を見つめた。セイファートは息を飲んだ。自分よりも幼いこの少女までも、身体を売っているとは考えたくなかった。カノープスが笑いながら手を振った。


「まだ、子供じゃないか。冗談はよせよ」


「あたしはもうじき十五になるのよ。そしたら羽根が取れるわ。それに今までのお客は皆満足してきたわ。絶対に後悔はさせないから。ねえ、そっちのお兄さんはどう?」


 不意に声を掛けられて、セイファートは少女をマジマジと見つめた。少女の赤い瞳が彼の瞳を捕らえた。お互いに食い入るように見つめ合った。どのくらいそうしていたのか?その少女の赤い瞳と彼の瞳が絡み合い、なぜかお互いに目をそらすことができないようなそんな呪縛を感じた。


 しばらく見つめあった後にはっと気が付いたように、不意に少女の目に怯えの色が浮かんだ。少女はクルッと後ろを振り向くと、バタバタと駆け出した。セイファートの全身が汗ばんでいた。ずっと捕らわれたままだった身体が解き放たれた気がして、少し、気だるさを感じている。事情を知らないカノープスが不満の声を洩らした。


「何だ? 自分から誘っておいて、逃げ出すなんて、だから、子供は嫌なんだ」


 ムッとした顔でカノープスは、特製ランチのカラ揚げをフォークで突き刺した。セイファートが立ち上がりかけると、マーフィーがそれを押さえた。彼の教育係でもあるヒューマノイドの無表情な顔が、騒めくような彼の心の動揺を沈める。


 セイファートは椅子に座ると、考えることをやめて特製ランチをただひたすらに黙々と平らげる事にした。


 三人は寡黙に食事を終えると、まだ賑やかなショーが繰り広げられている食堂を後にした。カノープスはチラチラと後ろを名残惜しそうに振り返っている。セイファートにはそうした彼の心理が理解できなかった。それよりもあの赤毛の少女の事を考えていた。あの紅玉色の瞳は、明らかにセイファートへ魔法を掛けていた。


-シリリュース皇国の者か?


 だが、あの子の髪は赤かった。赤い髪はアルクティーラオス皇国の者である。部屋に入って、一人になるとセイファートはプレートメイルを外した。絹の帷子一枚になると硬い木のベッドに横たわった。一日中金青竜に乗っていたので、身体が鉛の様に重く感じられる。疲れが急に襲ってきたようだ。セイファートはいつのまにか眠りに引き込まれていた。




 リィバード大陸には四つの皇国がある。東の地が戦士の国レガゥールス皇国、北の地が賢者の国ケンタォローゼ皇国、西の地が魔導士の国シリリュース皇国、南の地が神官の国アルクティーラオス皇国で、この四つの皇国は中央にあるこの世界の創造神アゥスツールスが眠る塔を守っている。


 各皇国には創造神アゥスツールスから贈られた一体のヒューマノイドがいる。ヒューマノイドは神の定めた守護者として、創生期から二千年もの間皇国の王たちを導いてきた。


 四つの皇国にはそれぞれの役割があり、レガゥールス皇国はこの世界を守護する戦士としての使命が与えられている。その為にレガゥールス皇国には、リィバード大陸最強の青竜騎士団が設けられていた。各皇家は創生期より一子相伝が繰り返され、代々後継となる子供は一人しか生まれなかった。


 十九年前にレガゥールス皇家に一人の子供が生まれた。ちょうど創生期から二千年目に当たる年だった。その子は朝日の様な金色の髪と深緑色をした瞳を持っていた。皇子セイファートである。レガゥールス皇国の国民は髪も瞳も蒼い海の色をしている。髪も瞳も違う色の子供の誕生には創造神の予言があった。



《遥か後に現れるこの世界にありえない髪と瞳を持ちし子は、我が母なる大地に戻りて、永遠なる理想郷を築くであろう。》



 セイファートはその為に、生まれ落ちた時から、各皇国を転々としてきた。五才まではシリリュース皇国で魔法を学び、その後は十才までをアルクティーラオス皇国で神聖魔法を学んだ。十五才の立太子式を迎えるまではケンタォローゼ皇国で学問と技術を学びながら過ごしてきた。故国レガゥールス皇国に戻ってから、まだ四年の歳月しか過ぎていない。この四年間はマーフィーに師事して、剣技を究めてきた。それが自分に課せられた使命とはいえ、セイファートは時折疑問になる。


-本当に自分が伝説の子供なのか?


 髪と瞳の色さえ替えれば、セイファートはどこにでもいる子供と一緒だった。だが、四つの皇国の特殊アビリティを全て身に付けられた子供は彼のみでもあった。終始心の奥の重苦しい思いと息苦しさが、彼を襲ってくる。それが、旅に出た理由の一つでもある。


 逃げたと言われればそうかもしれない。ただ、伝説の子供というあまりにも重すぎる期待につぶされないようにするので必死だったのだ。それがほんの少しの間でもいいから逃げることを選択してもいいではないかと言い訳にも似た考えでしかない。自分はまだ子供なのだとそう思わずにいられないほどの羞恥心はある。恥ずべき考えであることも知っている。


 来年、成年式を迎えれば、シリリュース皇国のリーファ皇女との婚姻も控えている。本来、代々の一子相伝を考えれば、皇国同志の結びつきなどはありえないのだが、シリリュース皇国の場合は女王が治める国で、その夫は創生期の昔より創造神アゥスツールスに選ばれている。リーファ皇女が生まれた時に星が指し示したのが、セイファートだったという。自分の運命は全てアゥスツールスに握られている、と言っても過言ではないだろう。伝説の子供と言われる彼は金色の髪を嫌って、普段は海の色に染めていた。それが、ささやかな彼の抵抗でもあった。自分は普通の子供と変わらないのだとわがままな言い分でしかないその主張を髪の色で示してきた。



 朝の眩しい光がカーテンの隙間から差し込んでいた。グッスリと眠ったお陰で、昨日の疲れは残っていないらしく、身体が軽く感じられる。セイファートは朝のシャワーを浴びると、騎士の服に着替えた。プレートメイルは身体にピッタリとフィットさせてある。食堂に下りて行くと隅のテーブルにマーフィーが陣取っていた。


「カノープスは?」


 椅子に腰掛けながら、普段なら、真っ先に来ているはずの男について尋ねた。マーフィーは笑いながら、


「カノープスも一人前の男だ。たまには羽目を外すのもいいだろう」


と、コーヒーを飲みながら答えた。


 マーフィーの言葉の意味がセイファートにもおぼろげに理解できた。セイファートは少し顔を赤らめて足元を見つめた。昨日の騒ぎが嘘の様に朝の食堂は閑散としている。


 二人が朝の朝食を取り終わっても、カノープスは現れなかった。仕方なく、二人は彼の泊った部屋のドアを開けた。


 カノープスはベッドに死んだように眠り込んでいた。セイファートには彼の周りに、眠りの結界が張られているのが見えた。


-昨日の娘か?


 即座にあの赤い瞳の少女が浮かんだ。魔法と言ってはいるが、自分の内に眠るアビリティを引き出すだけの事だった。シリリュース皇国の者はそのアビリティを引き出しやすい。空に掛かる血の色をした赤い大きな月に何か関係があるらしい。女王が特に絶大な力を持っている。リィバード大陸には、シリリュース皇国の初代女王のアビリティを貯めた貯蔵装置を使って、強力な結界が張られている。それに代々の女王のアビリティが加えられて、この二千年は平和に過ごしてきた。


 セイファートは内にあるアビリティを引きだそうと意識を集中した。海色の髪が逆立って行く。銀色の光に包まれて、彼は手に生じた金色の光をカノープスに投げつけた。目覚めぬ男の身体の周りがセイファートの光と衝突して、大きな音を立てた。


-パァァァァァァァァン!


 スパークと閃光が辺りを飛び交った。カノープスがキョトンとした顔を二人に向けた。


「俺は?」


「眠りの魔法が掛けられていたのだろう」


 マーフィーが即座に彼の身体を調べた。その様子をセイファートはぼんやりと見つめていた。


「別に何ともないようだ。弱い魔法みたいだ。たぶん、あのままでも、明日には気が付いていたはずだ」


「そう言えば、あのチビ・・・」


 相変わらず無表情な顔のマーフィーが彼から離れると頭を押さえながら、カノープスは立ち上がった。


「セイファート様について聞きたいと言ってこの部屋に来たので、追い返そうとしたのですが、その後の事が思い出せません。申し訳ございません」


 カノープスは情けない顔でセイファートに謝った。真摯な顔で告げる側近に彼は力なく頭を振った。昨日わかっていたはずなのに、何も言わずにそのままにした自分にも責がある。本来ならば、あの時もっと深く考えて行動すればよかったのだとほんの少しの後悔もあった。


「不可抗力だ。我が国の者には魔法に対する抵抗力はない。それに今まで、シリリュース皇国の者でそのアビリティを悪用した事はない。気にしなくていい。食堂で待っている」


そう言うと、セイファートは忙しそうに部屋を飛び出した。今さらながらだが、昨日の娘の事を宿の主人に尋ねるつもりだった。


 宿の主人はカウンターにいた。


「昨日ここを手伝っていた赤毛の娘の事を聞きたいのだが?」


 後から追い付いたマーフィーが主人に幾らかのカイパーを渡した。カイパーとはリィバード大陸で使われている共通の貨幣単位である。怪訝そうな顔をしていた主人は途端に愛想笑いを浮かべた。


「昨日のバードの連中は、レガゥールス皇国へ向かいました。あの娘はアルタと呼ばれてました。何でも、赤ん坊の頃に捨てられていたのをバードの連中に拾われて、育てられているみたいですね。あの子が気に入りましたか? あの子は羽根が取れたらグラマーな美人になりますぜ。十の年から稼いでいるらしいですよ。羽根付きはその筋に人気があるらしいですからね」


 セイファートはカウンターから離れた。媚びへつらうような宿の主人の目付きが気に入らなかった。自分が特権階級にいるとは認めたくないが、皇子という身分のせいでこれまで自分は世の中の恥部から目を逸してきた。不快な気持ちでいっぱいになる。皇子という身分でありながら、自分の国の民の暮らしは知らない。それは知らないで済まされるものでもないはずだった。自分よりも小さな子供がどんな暮らしをしてきたのかと思い知らされて、言葉も出なかった。


 彼は今まで伝説の子供というだけで、温室で大事に育てられてきたようなものだ。ただひたすらに知識を与えられ、それを自分のものにすることだけで精一杯だった。それを逃げる理由にできない。自分が特権階級にいるということは、反対にその下にいるものもいるわけで、その彼らの生活の上に成り立つ暮らしなのだ。それを無視して生きることはできない。


 バードという者たちがいる事など、これまで誰も教えてはくれなかった。ましてや、まだ十五にも満たない子供が身体を売る事もあるのだという事実は、セイファートには衝撃だった。まだ、若すぎる彼の青臭い考えだと笑われるだろう。それでも、それでもと彼は思う。ましてや、シリリュース皇国の者以外に魔法を使い、それを悪用する者がいるなど考えられなかった。


 テーブルに腰掛けると足を組んで考え込んだ。あの少女をあのままにしておきたくない。カノープスが慌てて、服を着替えてきた。主人から朝食を受け取ると、席について急いで食べ始めた。マーフィーがセイファートの前にコーヒーカップを置いた。


「何を考えているのだ」


「昨日のバードからあの少女を譲り受けられるだろうか?」


「セイファート様、何を言い出されるのですか!」


 かじり掛けのトーストを置いて、カノープスが目を剥くように己の主を見た。マーフィーが無表情な顔になった。普段から、表情の変化が乏しいヒューマノイドだが、さらに無表情になる時は何か考え込んでいる時だった。


「反対です。セイファート様は同情なさっているだけです」


「カノープス、違う。あの子は魔法を使う。魔法の力をこれ以上悪用させたくない。まだ、子供なのだ。正しく導いてやれば、何か仕事に就かせる事も出来るだろう」


「セイファート、あの子が気になるか?」


 マーフィーの言葉はセイファートを怯ませた。気になる? 何故だろうか? 彼の教育係のヒューマノイドは無表情な顔をしたままじっと深淵を覗くような瞳を彼に向けている。


「運命は時として悪戯をする。セイファートがあの子を選ぶのなら、それもまた運命なのだ。マスターにも図り切れない事だ」


 マーフィーたちヒューマノイドは、創造神アゥスツールスの事をマスターと呼ぶ。その意味は理解できないが、そんなものなのだとずっと思ってきた。


「マーフィー、私はただ、あんな小さい子までが・・・」


 マーフィーがセイファートの言葉を止めた。


「セイファート、君は自分の望むままに生きる事だ。それがマスターの望みだ」


 マーフィーの言葉は時々抽象的になる。セイファートにはその言葉の意味を読み取る事がまだ出来ない。カノープスは二人が話し合いを始めると、参加せずに黙って控えていた。朝食は既に終えていて、コーヒーを飲みながら、二人の顔を見比べていた。彼は側近という立場ではあるが、神から与えられたヒューマノイドと主の何か重要な会話には口をはさむことはできない。




昔に書いたお話なので、HPに載せていましたが、今はHPを閉めてしまいました。少しずつ手直ししながらのんびりと更新しようかどうしようか悩みつつ、やはり、自分に自信がないので、嫌になったら全部消すかもしれません。

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