1/1
プロローグ
高校では、バイトして友達と遊んで…とにかく思いっきり楽しむんだ。そして、少女マンガみたいなベタな展開が自分にも起きてイケメンな彼氏ができる。私、種田瑠衣はそんな幻想を抱きながら辛い高校生活を頑張っていた。大好きなまんがもゲームも我慢して必死に勉強した。
憧れの先輩がいるから!とか◯◯君がこの高校を受けるから!とかそんな恋愛小説みたいな理由はない。ただ、親や先生に進めらてたといういたってシンプルな理由だ。レベルは高かったけどこんなに勉強してるんだからと自分を励まして受験し、落ちた。
そして私は滑り止めとして受かった
私立光蘭女子高等学校に入学することになった。
私の幻想は儚くちっていった。