表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

夢の番人

作者: 日暮舞子

桜の木が枯れてしまいました。

私ったら。

私のせいですね。


夢のなかの桜の木は、

緑の葉っぱをたくさんつけて元気でした。


*


夢のなかで、

いつも空港にいる私。

でも、飛行機には決して乗らない。


また夢のなか。

去ってゆくあの人の後姿。

彼はもう振り返らない・・・。


*


「夢の番人。

 せめて夢のなかだもの。

 しあわせな夢を私にください。」


「お前は。

 どんな夢を望んでいるのだ?」


「あの人の腕の中にいる私を・・・。お願いです。」


「そうか。

 では、お前は、私に何を差し出すのだ。

 私はお前が望む夢をくれてやるのだぞ。」


「では、私は・・・。

 この私は、あなたの腕の中に・・・。覚悟はできています。」




『 Monsieur le gardien des rêves 』


Un cerisier est mort.

Moi…

C’est à cause de moi.


Le cerisier était en pleine forme dans le rêve.

Il a eu beaucoup de feuilles vertes.


*


Dans le rêve,

Je suis toujours à l'aéroport.

Mais je ne prends jamais l’avion.


Encore dans un autre rêve,

Je le regarde de dos.

Il ne bougeais plus son derrière pour me voir.


*


« Monsieur le Gardien !

 Pendant que je suis au moins dans le rêve,

 donnez-moi un rêve heureux. »


« Ben alors,

 Dis-moi, quel rêve veux tu? »


« Dans ses bras.

 Je voudrais être dans ses bras dans mon rêve, c’est tout.

 S’il vous plait... »


« Je vais exaucer ton désir.

 Et alors, qu'est-ce que tu me donnes, petite fille ? »

 Je vais te donner le rêve ce que tu veux.


« Merci, Monsieur le gardians.

 Je suis prête. Je vais vous donner... Moi. »





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ