故郷との別れ
村で1人ぼっちで育った主人公のココロ
ココロの唯一の友達のコウ
2人は村を眺める事が好きだった
だけど現実は悲しい、何者かが村に火を放ち村は壊滅
そんな中コウを失ったココロは...……
みたいな感じっすか?前書きってなんなんすかね?
いつからだろうか、風が吹く時に俺はいつも嫌な事を思い出す
その日も風がよく吹いていた...
コウ おぉ!お前またここに居たのか!
ココロ ん?あぁ暇な時はこうやって村を眺めるに限るよ
コウ ははwお前それいつも言ってるよな、飽きないもんだなぁ
ココロ そう言いつつお前だってここに来てるくせに
コウ 俺はいいんだよ俺はな
ココロ 何だよそれ笑
………
そこからの記憶はあまり覚えてない
唯一覚えているのは……
きゃぁぁぁぁ!!
たすけてくれ!
お母さん〜痛いよぉ!
誰か!手伝ってくれ!
耳を塞いでも聞こえてくる悲鳴
崩れる家...燃え盛る炎のせいで呼吸もしずらい
コウ おい!オヤジ!早く出てこいよ!
コウのお父さん ココロ...コウを連れて逃げてくれ………
ココロ そんな...おじさん...グスッ
コウ ココロ!そっちから引っ張ってみてくれ!早く!
コウ なっ!オヤジ!早く出てきてくれ母さん達と逃げないとなんだ
ココロ コウ...
コウ オヤジも頑張ってくれ!動くだけでも良いからさ…
ココロ コウ...おじさんはもう...
コウ ………っ!
ココロ コウ!!
コウはそのまま炎の中に走り去った
俺は村の人に連れられて逃げていった…
そして俺は見てしまった、左腕の潰れたコウが影に連れて行かれているのを...
俺の意識はそこで途絶えた
次に目を覚ましたのは2日後だった、目が覚めた俺が最初に見たものは死体を埋める生き残った村の皆だった
俺も手伝わされた
……ザクッザクッ
ココロ こっち穴掘り終わりました
村人 チッ…こいつ汚ぇなまぁ死体だし仕方ねぇか
ドンッ
村人に蹴られた死体はコウのお母さんだった
ココロ おばさんも……
それを見ても俺は涙を流せずそのまま穴掘りに戻った
穴掘りの後は怪我人の看病に回された
患者 うぅ...うぅ
喉が焼けて喋れないようだ
ココロ 水いる?
そう聞いた俺は患者の目が水にずっと向いている事に気付いていた
患者がうぅ...うぅ...と言い頷く
俺は患者の口に水を運んだ
患者の嬉しそうな顔を見た俺は良いなぁと思った
次の日その患者は死んだ、俺が飲ませた水のせいで火傷を負って喉に水膨れができ窒息したそうだ
俺は患者に向かって謝り続けた
そして気づくと全てが終わっていた
村人は集まって生活をしている
それを見て俺は息が詰まった、自分はコウもコウの家族も助けられなかった患者も死なせてしまった
ココロ 俺はここには居ちゃいけない...
ココロ コウ...俺はどうすればいい
ココロ コウ...………
俺の手には潰れたコウの左腕があった
コウの死体は無かったが左腕があった、身体は燃え尽きたのだろう
俺はコウを持って村を出た
ココロ どこに行こうか、ねぇコウはどこがいいと思う?
コウの左腕を持ったココロ...彼の心が壊れていく(ココロだけに)
そんな中この先の旅で何を得るのか...
乞うご期待!(コウだけに)
何か心が高ぶってなんかしたい思ったら小説家になろうなんてもんがあるじゃないですか!書いてみよう!ってノリと勢いで書きました、心が壊れてそこから〜見たいなやつ好きなんで共感してくれるとうれぴ