表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

プロローグ 異世界に召喚される前。先祖の物語。

俺はとある偉大な人達の子孫だ。

でも、その力のせいで、いじめられた。

僕は先祖を恨んでいた。

その目で先祖を見るまでは。



僕の祖父は英雄だ。邪龍を倒した龍殺し。

父は英雄の祖父を超える。邪神を倒した神殺し。


でも、孫の僕は弱い。

世間に比べれば強いんだろうけど、龍殺しの祖父と神殺しの父に比べれば、

大した事ない。

と言われる。


祖父を真似て、魔法を使おうとするも、魔法は手からでた瞬間、消える。

父を真似るも、剣術の才能はない。


俺は、自分の頑張りだって、世間に比べればすごいのに。


そして、ある日。


僕は、祖父と父の後ろに、幽霊をみた。


僕が怯えていると、幽霊2人はニヤっと笑い、こちらに来た。


そして、僕の中に入ってきた。


僕の体は、不思議と力に溢れている。


そして、僕の中に、2つの意思が増えた。


意思は僕に技術を教えるかわりに、

僕に体を貸せと言う。


何のために。

と言うと、


意思は強くなって、父と祖父を超えるのだそうだ。


まずは僕を強くしてくれるらしい。


意思はそれぞれ、邪龍、邪神。と名乗った。


さらに、そこから1ヶ月。


僕の子孫だと言う謎の男がやってきた。


200万年後には、魔法はなく、化学が発達すると言う。


彼は、僕に、【賢者TYPE A】と言うのを、

無理矢理僕の中に入れた。


ーーハジメマシテ。 ワタシハ ケンジャ タイプ A

 マスターの魔力ヲ フクム 体内との融合ヲ 開始します。ーー



そして、1年が経った。


そして、意思は毎年父と祖父が参加する武術大会での優勝を求めてきた。


僕は父と祖父に言った。



『僕は、父さんとおじいちゃんの参加する、武術大会にでたい。』


ダメだと父は言う


何故と聞く。


すると、お前の実力では、命を落とす。

参加するなら、剣術で俺と互角以上になれ。

と父は言う。


そこで、僕は父と戦うことにした。


ーー賢者TYPE A 父の動きをスキャン。即時僕に反映せよ。ーー

ーーパスワード****ーー


ーージッコウシマスーー

僕の声とは思えない声が出た。


父は、何を言っている?という顔をしている。


父が斬りかかってきた。


スキャンを実行します。


僕の右目が青く光る。


スキャン成功。


実行は非効率と判定。


私に変わる事をお勧めします。


体の支配権を1時的に移動しますか?


『YES』


『コンニチハ、マスターの父上。』


『マスターの父?

 貴様、息子ではないのか?』


『否定。と肯定。

 私は200万年後に製造された、賢者TYPE A。息子さんの体内に、住んでいます。』


『わけわからん!とりあえず斬る。』


『モード、戦闘を実行します』


『動きを体に反映。』


ガキィン!


これは、俺の剣術。


ガキィンガキィンガキィン


永遠に続く戦い。


体の支配権を僕に戻す。


『どう?


互角でしょ?』


『わかった。ただし、大会までの10ヶ月。修行を怠るな。』


そして、修行が始まった。


初日。


邪神が、格闘術を教えてくれた。

邪神曰く、格闘術は役に立つらしい。

剣の才能はそんなに無い。

ならばこそ、剣が弾かれた時、役立つのは、拳だ。


邪神流の格闘術を教えて貰った。


そこへ、邪龍がやってきた。

魔法を放てないならば、体に溜めて、攻撃すればいい。


といわれた。


僕は邪龍に、属性纏と、部位龍化を教えてもらった。


邪神の格闘術に邪龍の属性纏。


これを僕なりにアレンジしていく。


龍化を属性纏の要領で、纏っていく。


龍纏 と言ったところか。


そして、大会当日。


僕はAブロック。父はBブロック。祖父はCブロック


そして、決勝。


僕、父、祖父の3人で戦う。


父と祖父が僕に向かってくる。


僕は邪神流格闘術と邪龍の属性纏、そしてオリジナルの龍纏を使う。



祖父と父は、僕を叱った。


それは、邪神と邪龍の忌まわしき力だ。


どこでそれを‼︎‼︎


ここで、僕の意思は途切れた。


2つの意思がいっぺんにでる。


右の髪は邪龍と同じ紫に。


左の髪は邪神と同じ白色に。


そして、意思は言う。


『久しぶりだな。おじぃちゃんいや、英雄よ。私は邪龍の霊。孫を乗っ取らせて貰いました』


『我は同じく邪神の霊。のっとらせていただいた。』


『『さあ、皆殺しだあ』』


祖父に向かって、攻撃をするところを、何とか意思を入れる。


『や...メロ』


僕は必死に抵抗する。


そして、最後の魔法。

封印をする。


僕ごとの封印だ。


そこから時は流れ、200万年後。


俺の先祖は邪神と邪竜を封印した人だ。

いじめがなんだ。


電撃蹴り!


これは、邪龍と邪神の力を封印した英雄の孫.......の子孫が、唯一の魔法使いとなり、

その後、異世界に召喚される物語である。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ