表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/15

第六話 見つけた

 卓也は肉体から精神を引き離し、山神が実際に通った道を同じように流れていった。



 そこは地底深く底…

 大地のエネルギーが川のように流れている…

 無数に枝分かれしているそれを…

 卓也は山神が通った方へと流れた…

 ゆったりゆっくり…

 時には激流に耐えながら…

 しばらく流れていると…

 今まで起きていたモノが眠り…

 眠っていたモノが起き始めた…

 夜明けが来たのだ…

 もうじき海に出る…

 神経を研ぎ澄まし…

 山神の気配をけして見失わないように…

 ゆっくり…

 慎重に…

 海の下まで来ると…

 今まで感じていた山神の『気』が薄くなった…

 そう…

 地上で探ったら…

 まるで消えてしまったと感じるほどに…

 まだ続いてる…

 もっと先へ…

 もっと前へ…


―――――無くなっている―――――


 流れがプツンと切れた…

 まるで…

 切り取られたように…

 切り取られたさきに…

 光がある…


―――――行こう―――――


 流れの先へ…

 光のほうへ…


―――――触れる―――――


―――――もう少し―――――


 触ったら…

 飛ばされた…

 山神は…

 光の中に居る…

 存在している…

 大丈夫…

 きっと…

 ココに戻してみせる…






「は、!はっは…」

 卓也の意識は体に戻った。

 卓也は、大きく息をつくと立ち上がった。

「弾かれた…でも、見つけた」

 卓也は山間からやっと見え始めた太陽を見ながら微笑した。


抽象的過ぎました…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ