よそ見。
僕は恋多き男だ!
直ぐに、可愛い女の子がいれば好きになる。
これは、最早...?
『体質』
何だと思った。
目移りしっぱなし。
人が多いところでは、可愛い女性も多い。
僕は、あっちを見て! 『可愛いな~』
こっちを見て! 『もろタイプなんだけど...。』
『あそこの立ってるお姉さん、奇麗すぎだよ~』
こんなに素敵な女性が多かったら......?
一人に選べないでしょ?
僕と一緒にいた連れは、、、 『お前! 最悪だな? ちゃんと女性を好きに
なった事はあるのか?』
...そう聞かれた。
僕はこう答えた。
『まぁ、ないと思う。』
好きになるって? どういう事なんだ!?
これも好きという事でしょ?
連れに言わせると僕は... 『可哀想』なやつらしい。
『本気で好きになった事がないなんて!』
◇
それから数年が過ぎた。
やっと、連れの言った意味が分かったよ。
今は、僕にも好きな人が出来た。
...もう、よそ見はしないよ。
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