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ギルティブレイズ  作者: 上坂 聖
1章 罪の英雄と焔
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プロローグ 始まりの時、終わりの前兆②

--王都エルフィニアス 傭兵ギルドにて--

王都エルフィニアスの傭兵ギルドは各国と比べても規模が大きく活動拠点としている者も多い。。

そんな傭兵ギルドに王より緊急依頼が先程舞い込んできた。その内容に対して後ろ髪を掻きながら溜息をつくのはエルフィニアスの傭兵ギルド長アルタークである。

50代でありながらたくましい身体が服の上からでも分かる銀髪ロングのアルタークは自慢の髪を激しく掻きながら依頼書をみて口にする。。

『全く困ったものだな。。魔獣の規模も分からなければ戦力も未知数でブレスで砦を一瞬で消し飛ばしたとあるが詳細も分からんという。その上周囲の魔獣は再生能力があり殲滅は困難だと…

分かっているのは第3騎士団の全滅とバルクス団長の戦死、エルフィニアスに向けて進行している事だけか…』

と言い放ち暫し考える。。

(非常に困ったものであるな、国の危機は分かるがもう少し情報が欲しいが、そうも言ってられんか)

暫し考えた後アルタークは意を決してギルド職員に指令を出す。

『ただちに緊急依頼を告知せよ!手の空いてる高ランクの者はただちに北の門に集合させるんだ、金は惜しまないと王が言っているのも忘れず伝えよ!』

『かしこまりました!ただちに手配します』

それを聞いた職員は急ぎ準備に掛かる。。

アルタークは再び考える。。

(今ならばAランクパーティーも複数いたはずだ、金に糸目をつけないと聞けば喜々として参加してくれるだろうな、しかし竜型魔獣がどの程度の化け物か分からぬのでは安心は出来んな…念のためあの男に連絡を取るとするか…)

アルタークはある男に連絡を取るため部屋を出る。。


--王都エルフィニアス 酒場アレーゼにて--

此処、アレーゼはエルフィニアスにある酒場の中でも料理が評判であり昼夜問わず満席に近い位の客の来る有名店である。

看板娘のミルファは10代半ばの金髪ロングに露出度の高い服を着ていてスタイルも良く言い寄る男が後を絶たず常連の中にはミルファ目当てで来る客もいるほどだ。

そんなアレーゼに少し奇妙な客が来ている深い紺色のローブに身を包み大剣を背負っている細身の黒髪の20代半ば位の顔の整った青年である。それだけならば奇妙でないのだが、

彼は今日のオススメであるミレア牛のシチューとパンを既に20杯は食べており、

最初の5杯目位まではよく食べる人だなというイメージだったが

他に目もくれず淡々と食べる姿は奇妙であり話しかけても

金はあるから心配しないで下さいと斜め上の回答を軽く微笑みされただけだ。

ミルファはそんな怪しい奇妙な青年が気になって仕方なかったが

今日も常連から新規まで色々と話かけてくるため中々青年を気にしている余裕が無いのだ。

そして、青年は食べ終わり会計を済ます…

代金は全部で銀貨350枚にもなる。

普通に生活するなら安宿ならご飯付きで一月は生活出来るほどであるが

青年は普通に支払って酒場を出て行った…

あれは一体何だったのだろうか?

そう思いつつミルファは今日も愛想を振りまくのであった。。


--王都エルフィニアス システィア通りにて--

青年は酒場にて食事を済ませ酒場のある通りを歩いて行く。。

青年の名前はルギル、各地を旅しながら傭兵や冒険者などをやりつつ生活をしている。

ルギルは機嫌がよかった、今日食べたシチューは今まで食べた中でも最高の味であり流石は食の王都と呼ばれるだけはあると関心していた。

これから幾日も滞在予定でありたまたま通りかかった酒場であのレベルである、

さぞ美味しい食事が待っているだろうと思うと心が躍るのだ。。

そんな中、何やら街が騒がしくなっている気がし少し周囲にいた男達の会話に耳を傾ける。

『大変だ!どうやら王都に巨大な魔獣がせまっているらしい、何でも砦を一瞬で滅ぼしたらしいぞ?傭兵ギルドの奴らが殺気立って北の門に向かっている』

もう一人の冒険者風の男はそれを笑い飛ばす。

『ははっ!傭兵ギルドも大袈裟だなぁ!たかだか魔獣が王都に向かっているだけで討伐隊の編成かよ?

騎士団が今頃討伐を終えてるんじゃないか?

大型魔獣は討伐出来れば素材も美味いし神格持ちなら更に価値が増すから分からんでも無いがなぁ』

もう一人の男は言う。

『それが噂じゃ騎士団も手を焼いていて国から傭兵ギルドに依頼出したみたいだぜ?』

冒険者風の男はそれに対して言う。

『もし本当なら大変だなぁ!まぁ所詮噂だろ?

この国の騎士団は精鋭揃いだし仮に本当だとしてもすぐに対処するだろうよ』

と暢気に言い放つ。。

それを聞いてルギルは思う…確かに噂ならば本当かは分からないがもし本当なら騎士団ですら手を焼く程の魔獣がいるという事だ。

事実はどうあれ、ルギルが動くにはそれだけで十分であった。。

そして、ルギルもまた北の門に向かうのである。



更新大分遅れました!

ついに姿を現した主人公?ぽいルギル君もどうやら討伐に向かうようです!


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