名前を教え合いました!
入学式も終わり、僕は体育館に行く途中で見かけたクラス分けを思い出しながら自分のクラスに向かった。
クラスに着くと机の左上に貼られた名前シールを頼りに自分の席に座る。
席に座ると後ろから声がかかった。
「やあ俺は風下雄哉、君は?」
「えっと何が?」
いや何がと言っても何と無く解るのだが、いきなり過ぎて少しびっくりしてしまい、つい適当に返してしまったのだ。
「何がって、名前だよ名前、貴方の名前は何ですか?」
・・・一々テンションの高い奴だな。
まあ、名前は教えるが・・・
「山田太郎だよ」
つい偽名が口から出て来てしまった。
まあ、いつか解るだろう。
「何で偽名を言うんだ?」
こいつ意外と頭が良いのか?それともただの馬鹿か?本名だったら失礼だろ!
・・・まあ、偽名なのだが。
「いや、そこの名前シールに書いてある名前と違うだろ!」
成る程、納得だ。
しかし確かに僕の頭の回転は平凡だが、そこまで悪くは無かった積もりだったのだが。
少しショックだ。
「名前はシールを見たから解ったから良いとして、
お前可愛い娘見つけたか?」
「雄哉・・・こんな短時間で見つけるとかほぼ無いだろ」
・・・居ない事も無かった所か一目見て好きだと思ったがそれは言わないでおく
「まっ、そうだよな・・・
そろそろ担任の先生が入って時間だから前を向いた方が良いと思うぞ」
言われて気づいた。
思ったより時間が経っていた。
時間に厳しい先生だといけないので前を向く事にした。
どうも遊月です。
何か書いている内にコレって完全に学園のジャンルだよな(^_^;)とか思ってるのですが変えた方が良い様な気がしない事も無い。
どっちが良いのか分からないですが、自分なりに頑張りたいです。
以上遊月でした!
また見てね。